5月8日朝、VRChatは「UIのフルローカライズ」と「iOS版クローズドベータテスター募集」をアナウンスしました。
今回は「UIのフルローカライズ(日本語化)」と「iOS版クローズドベータ」について、ご紹介します。
UIの日本語化
5月8日7時前、VRChat日本語公式Xは「日本語UI」のローカライズについて投稿し、オープンベータバージョン2024.2.2(Buld 1452)で利用可能になったことをアナウンスしました。
現地時間(PDT)5月2日に公開されたデベロッパーアップデート内では「近いうちにオープンベータでUIの多言語ローカライズが開始される」ことが発表されていました。
昨年9月には「日本語一部対応」ということで、メニューの下に表示される説明文(Tooltips)やログイン画面が日本語対応となっていましたが、肝心のメニューに関しては英語での表示のままでした。
クイックメニューやメインメニュー、リングメニューなど一通りが日本語化されました。
現時点では、不自然な段落・区切りや未翻訳箇所がところどころありますが、翻訳の精度については日本語話者が翻訳・選定しているので、あまり違和感を感じないはず…！
翻訳作業は、比較的クローズされた場所で少人数により水面下で行われていましたが、今回のオープンベータで公の場に公開されました。引き続きお手伝いを募集中。
今回のオープンベータ2024.2.2(Build 1452)は、現行のライブリリース版との互換があるので気になる人は先行で体験しながら友達と遊び続けることが出来ます。
今回UIのフルローカライズがリリースされるのは、日本語の他に複数あります。
もしも翻訳に関して改善点などを見つけた場合は、翻訳コミュニティへ！
オープンベータの不具合は、フィードバックへ。
オープンベータの参加方法
先述の「先行で体験」したい人は、Steamで簡単にオープンベータに切り替えることもできます。
オープンベータは、ライブリリース版と違って安定はしていないので試す際、同期などの不具合は自己責任です。
元に戻したい場合は、↑の画像の「なし」を選択すればライブリリース版に戻せます。
Questでのオープンベータ
Meta Quest版でもオープンベータに参加することが出来ます。
Questの場合、通常のVRChatアプリとは違う別アプリ扱いとなります。
iOS版 クローズドベータ
同日6時前には、iOS版のクローズドベータのテスターを募集する投稿も行われました。
今回のクローズドベータは、昨年夏の「Mobile(Andoid)版」クローズドベータとは違い、VRChat Web上にバナーが表示され、そこから参加申請が出来ます。
募集は3週間ほど行われ、VRChat側の準備が整い次第、クローズドベータが実施されます。
進捗次第では、テスターの枠を増やすことも検討するとのこと。
洗練されていない現段階では、当分の間クローズドベータで運用される予定であり、オープンベータでのリリースなどは予定が立っておらず、まだまだ先となる模様。
クローズドベータ版を実行できる端末は、目安として6GB以上のRAMを搭載するiOS端末。「iPhone12以降・iPadの一部デバイス」とやや新し目な端末が要求されます。
ただし、対応の端末は時間と共に変更される可能性があります。
このiOS環境は、Android環境と異なるため、コンテンツは最初期のテスト段階であり、他プラットフォームとの差異がどのくらい出るのかも未定。
アバターやワールドは、Android向けにアップロードされたものを引き継ぐ工夫やテストが実施中。
将来的にiOS・Android共に同じ「Mobile」としての体験が出来るように構築していくとのこと。
テスター参加される方は、今後のVRChatのためにフィードバックを送ってくださいね！
関連URL
Apple iOS Beta Signups Are Now Active – VRChat Blog
5月2日公開 デベロッパーアップデート
VRChat 2024.2.2 リリースノート
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