自宅に居ながらVRで防災を学ぶ、1コマ30分の『バーチャル防災ラボ』

こんにちは~!深く広くVRChatを遊んでいるmochiです!!

暑い夏も陰りを見せはじめ、秋の空になってきた9月。
9月と言えば「防災週間」で職場や学校で避難訓練を行っている人も多いのではないでしょうか?

ですが実際に火災や地震が発生していない中で災害を想像しながら避難訓練をするのはなかなか難しいもの…。

そんな中VRChat上で実際に災害を体験して学べるコンテンツ、『バーチャル防災ラボ』という講座が開催されています。

毎月第一・第三金曜日、1コマ30分で学べる『バーチャル防災ラボ』を筆者『mochi』が体験してきたのでレポートしていきたいと思います!

バーチャルで地震を体験『バーチャル防災ラボ』

バーチャル防災ラボは“防災意識・知識を広める為の研究所”としてメガニッヒさんがVRChat上で開催しているイベントです。

毎月第一・第三金曜日、22ː00~開催しており、1コマ30分で防災についての知識を実際に災害を体験しながら学ぶことが出来ます。

今回私が参加したのは『地震』についての講座。
タナベさんという方が制作した『VR_Hinankunren』というワールドで地震発生時の防災知識について学びました!

震度7相当の地震を体験

こちらのワールドはワンルームの賃貸を想定した部屋の作りになっており、クローゼットの一番左の『地震発生』ボタンを押すと部屋が揺れ始め、震度7相当の地震をバーチャル上で体験することが出来るようになっています。

地震が発生すると目の前が横に大きくグラグラと揺れ始め、本棚やテレビなどは一気に倒れてしまいました。
想像以上の揺れ方で仮想空間とは言えかなり恐怖を感じました。


壁に立てかけてある絵画は部屋の中で飛び跳ねながら暴れまわっていて、万が一にも当たってしまうと大けがをしそうです。

メガニッヒさん曰く、こうした地震災害に置いてまず一番最初に準備しておいてほしいことは『枕元に靴を置く』という事。


物が倒壊すると床にガラスが散乱し、地震が収まった時に動くとガラス片で足を怪我してしまう危険性があるそうです。

緊急時の場合、小さな怪我と言うのは放置されてしまいがちなのでのちのちの避難生活に支障が出てしまう事もあるんだとか。

普段VRで遊ぶ際にも足元を保護するために靴を履いていると足をぶつけたり、物を踏んでしまう事による怪我も防げるので、部屋に靴を1足用意しておくと捗りそうです。

また、キッチンにおいて守りたいアイテムナンバーワンは電子レンジだそうです。
ガラスなので棚から落ちて割れると危ないという事もありますが、電気が復旧した時に食べ物を温めたり調理する際一番活躍してくれるアイテムなので、電子レンジは他の家電に固定しておくなど対策をしっかりしておくとよいそうです。

そのほかにも本棚の固定方法や災害時の効率的な情報収集の方法についても解説してくださり、具体的なオススメグッズについても教えてくださいました!

地震だけでなく台風や土砂災害にも応用できそうな知識をたくさん学ぶことが出来た『バーチャル防災ラボ
今後も役に立つ防災知識の講座をテーマに沿って行うとの事で、次回は食料備蓄品について解説を行うそうです!

バーチャル防災ラボ イベント参加方法

【日時】毎月第一金曜日・第三金曜日 22ː00~
【スタッフ】メガニッヒ
【参加方法】VRChatから『メガニッヒ』にフレンド申請し、時間になったらjoinしてください

1人でも災害学習。VR_Hinankunren

今回の講座のロケーションとして使われた『VR_Hinankunren』、こちらのワールドは誰でも入れるオープンな場としていつでも入場出来るので、実際に地震の揺れを体験してみたい方や、災害について学びたい方はVRChatのワールド検索欄から『VR_Hinankunren』と検索して遊びに行くことが出来ます。

地震の揺れの体験だけでなく、部屋の外を出ると実際の災害発生時の外の様子を歩きながら学べるため、臨場感あふれる形で災害について知ることが出来ます。

解説ボタンを押すと実際の災害の写真や解説がパネルに表示される仕様になっていますので、気になる方は一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

ワールド情報