4人プレイの3Dマーダーミステリー『煤の悪魔の殺人』Steamページが公開。clusterで成長したワールドクリエイターがSteamゲーム開発に挑む。【寄稿】

VRTRPGサークルのぐだぐだぶとんは2025年6月28日、3Dマーダーミステリー『煤の悪魔の殺人』のストアページをsteamで公開したことをお知らせします。

一度きりの物語体験が、フレンドと楽しめる非日常体験に

本作は4人用マルチプレイPCゲームで、プレイヤーの中に潜む殺人犯が誰かを推理する、一度きりの物語体験だ。

プレイヤーは焼殺事件の容疑者となってその記憶を追体験し、3Dで再現された事件現場で証拠品を集め、プレイヤー同士での議論によって自分達の中に潜む殺人犯を見つけ出す。

オンラインマルチプレイゲームを日常的に遊んでいるユーザーに、フレンドと楽しめる非日常体験を提供したいという思いから作られた。

容疑者達の記憶を追体験。自分は事件の犯人なのか?

プレイヤーはそれぞれが事件の容疑者(少女・メイド・神父・当主)となって、事件当日の記憶を確認する。

自分の担当するキャラクターが犯人なのか否か、捜査が開始されるまでに何をしていたか、という設定を1人ずつ専用に作られた3Dノベルで追体験する。

3D映像が現場の細かな状況やキャラクターの心情を分かりやすく伝え、難解な事件でも誤解を生まずに解き明かしていくことができる。

事件の捜査で繰り広げられる、緊張感ある駆け引き

様々な証拠品が隠された事件現場を、2組のペアに分かれて探索する。

証拠品の隠蔽や咄嗟の行動、嘘や閃きが、物語の結末を左右する、緊張感ある駆け引きが楽しめる。

遊んでいるうちにフレンドの新たな側面が見れるかもしれない。

3Dならではの先進的なシステムで、貴方の推理をサポート

証拠品を集めた後は、証拠品や時系列の整理をしながら犯人を捜す議論を行う。

独自の設計を使った議論台によって推理に必要な情報を一目で把握でき、直感的な捜査で他プレイヤーに共有することができる。

内蔵プログラムによる、進行役不要でスムーズな進行

時間管理や進行処理は自動で行われ、投票結果に応じてエンディングが変化する

自分の秘密を守り切ることができたのか、犯人を突き止めることができたのか、全員で結末を演じ、見届けよう。

ルール説明やナレーション、真相解説はフルボイスで行われ、丁寧で分かりやすいため、初心者でも安心して楽しめる。

clusterで成長したVRTRPGクリエイターが、Steamゲーム開発に挑む

開発元はVRTRPGサークル「ぐだぐだぶとん」。「最高の主人公体験」をテーマに、これまでメタバースプラットフォーム「cluster」にて数々のゲームワールドを制作してきた。

『地下壕の讃美歌』『虚空に夢を見る』『静寂に捧ぐ祝詞』などのVRTRPGワールドを公開し、IVRC2023 メタバース部門優秀賞を受賞。『タッグクライマー』でClusterGAMEJAM2022 in SPRING アスレチック部門大賞などの実績を重ねている。

こうしたclusterでのゲームワールド制作を通じて成長を遂げた本サークルが、「最高の主人公体験」にさらなる自由度と表現力を求めて、Steamプラットフォームへの挑戦に踏み出す。

作品概要

ゲームタイトル:煤の悪魔の殺人
ジャンル:3Dマーダーミステリー
プラットフォーム:steam
価格:2800円(予定)
開発元:ぐだぐだぶとん

関連リンク

Steamストアページ:https://store.steampowered.com/app/3821830/
公式HP:https://susunoakumanosatsuzin.com/
公式SNS:https://x.com/gudagudabuton

寄稿者紹介

逆路 直樹

VRTRPGサークル ぐだぐだぶとん 代表

投稿者プロフィール

バーチャルライフマガジン編集部
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