VTuber

おかえり。KizunaAIが目覚めた日。

「待っててくれてありがとう。ただいま！」

2025年2月26日。長きにわたりスリープをしていたKizunaAIが目覚めました。スリープ前最後の活動となる「Kizuna AI The Last Live “hello, world 2022”」が行われたのが3年前の今日。企業勢・個人勢問わず多くのVTuberが一堂に会し、彼女を見送ったライブを今でも覚えています。

24年6月30日には突然、ライブストリーミングが公開。いつしかカウントダウンが開始され、「0になった時がスリープから目覚める時間なのでは」と期待されていました。

そして、カウントが0になった2025年2月26日22時。「待っててくれてありがとう！ただいま！」の声と共にストリーミングが終了します。

同時に公開されたのは新曲『かもね』のMV。

スリープ前のどのMVとも異なり、朝焼けのような印象を受ける映像。最後に登場するKizunaAIも少し成長しているような印象を受けます。

そして、歌の中では「ハローアゲイン」のフレーズが繰り返され、過ぎ去った時を想い、待ち続けたファンとの再会を喜ぶものとなっていました。

続いて23時には『ただいま』が公開。画面に映るのは、少し大人びた様子のKizunaAIです。

同接は4万7千人を超えるほどの注目っぷり。

「皆とおんなじ体験をしたくて“この世界”に来たんです！」という言葉の通り、リアルとバーチャルの境界を探ったような姿。何よりも滑らかな表情と、動画からでも感じる存在感！

動画では、まずは音楽活動をメインに進めるというお話や、2曲目のリリース告知等が中心にお話されており、今後の期待が高まります。

KizunaAIがスリープをしてから3年。VTuber業界は大きく変わりました。

引退した者、大きく活動の場を広げた者、新規に活動を始めた者……様々なドラマを生み出しながらも、業界はうねり、成長し続けています。その中でKizunaAIが目覚めたとしても、何も起こらないのではないか、正直不安がありました。

しかし、『かもね』の歌詞にはこうあります。「今までが霞むような旅路　連れて行くよ」と。

フロントを走り続けた彼女が、今度は何を見せてくれるのか。3年の重みはどうしたって大きく、正直言うと不安もありますが、またイチから出来る限り、彼女を追いかけていきたいと思います。

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寝る間をオシム
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