【アバター改変用ツール紹介】非対応衣装でも楽々着せられる⁉『MeshSyncPro』

“非対応衣装改変”、苦戦しがち

VRChatのアバター用衣装はアバターファッションの文化の盛り上がりと共に日々様々な種類、数が展開されています。

ですが衣装データのフィッティングはアバターデータに合わせたものが多く、自分のアバターに衣装を着せる際に特定のアバターに対応させた衣装をどうにか自分のアバターに合わせて着させる”非対応”衣装改変をせざるを得ない。そういう場面があります。

“非対応”衣装改変の際にどうしても生じるのが、対応しているアバターと今着せているアバターが違うことによる衣装を貫通してはみ出て来る体メッシュ。これの解決のためにだいたいUnity上でボーンを伸ばしたり拡大させたりと微調整に微調整を重ねて着せることがよくあると思うのですが、この作業がなかなかに骨が折れる。

そんな状況の中、2025年5月10日にアバター改変を支援するツール『MeshSyncPro』が、Studio KafkaよりBOOTHにてリリースされました。

価格は1,000円で、Unityエディタ上でアバターと衣装のメッシュ貫通を検出・修正する機能を持ちます。

MeshSyncProの特徴

1. Unity内で完結

『MeshSyncPro』は、Unityエディタ上でメッシュ貫通を検出・修正できるツールです。Blenderなど外部ソフトを使わず、Unity内で作業が完了します。制作フローがグッと効率化します。

2. 『修正対象外エリア』も設定可能

見せたい部分や形を崩したくないアクセサリーを『修正対象外エリア』として指定できます。直感的にエリアを設定し、複数管理もOK。

3. 自動検出&修正

貫通チェックボタンで検出し、自動修正ボタンでサクッと修正。検出箇所は赤い点で表示され、一目で確認可能です。

4. 上級者向けのカスタマイズ

修正範囲やスムージングなど、仕上がりを細かく調整できます。貫通頂点を個別に修正対象指定も可能。

5. Undo対応

修正後に納得いかなければ、Ctrl+Zで簡単に元に戻せます。何度でも試せて安心。

注意点

  • 『MeshSyncPro』は本体メッシュの頂点を動かして修正しますが、衣装自体の形状変更はしません。
  • 複雑な貫通はBlenderなどの外部ソフトでの追加調整が必要な場合があります。
  • 特定ポーズでの見た目修正用であり、アニメーション中の完全保証はありません。

“非対応”衣装改変が楽に出来るかもしれません。ご興味あればぜひお試しあれ!

同ショップから発売されてる『BoneSync Pro』も合わせるとよりはかどりそうですね。
よし、着せるとしますか。男装っぽい改変のため、水瀬対応服をラシューシャに……。

投稿者プロフィール

ゆーてる
ゆーてる二代目編集長
楽しいこと、誰かが頑張ってる姿を見ることが大好きなVRライターです!
ぼく自身もVRChat上でいろんな活動してます!

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