前回の記事閲覧ありがとうございます!今回はVRコミュニティーマネージャーのふららんさんと対談させていただきました!
ふららんさんTwitter
オーエンTwitter
いつもは対談をしながら記事を2人で書いていたんですが、今回はあまりにも熱が入り過ぎたため、今から何を話したか振り返りながら書くことになりました!!!
今回話した内容は幅広く読み応えのある内容になってるのではないかと思います。(自画自賛)
人を信じる才能
私の名前をあげてくれてありがとうございますw
そうですね・・・やっぱり何を成すときには一人ではできなくて誰かの力が必ず必要なんです。私も一人では殆ど何もできません。
故に自分はかなりの欠陥人間だと思って生きています。でも一方でそんな自分がやりたいと思った事に協力してくれる仲間に出会えた事、私が困っている時に助けを差し伸べてくれた事は事実です。それは凄く幸運な事であり奇跡的な事だと思っています。
だからそこまでの道のりに携ってくれた方に感謝したいし力になってくれたみんなを信じたいというのがあったりします。(そうでもしないと罰が当たるとも思ってますw)
実際話してる間も熱く語ってましたね!
僕もイマーシブクラウドの運営をしているなかで、自分の人運というかそういうのに凄く恵まれているなと感じています・・・
それでも僕は自分はふららんさんほど「人を信じる才能」はないんじゃないかなと感じていて、それは話したこともないお客さんを信じる、というか人間というかそういう大きな範囲でどのくらい信を置けてるか、そのバランス感覚、信じているところの懐の深さを感じるんですよね。僕はどうしても「ここで~勘違いされたら・・・」とかそういうのがよぎり続けてしまう・・・
私は初めて会った人の殆どは「何かしらで私より秀でている」と思っている事もあって「人を信じる」が真っ先に来やすいです。一方で信念に曲がるような事をする人は疑いますし、いい気はしないです。
本当はオーエンさんのように疑ってかかる姿勢は大切なのですが、良くも悪くもめんどくさがりやであり嫌な方向に考えたくない人でもあるので今のスタイルが一番自分に合っているのかなと感じます。
どうですかね?
実際僕も半年くらい前までは「疑ってかかる姿勢」って大切だと思ってたんですけど・・・団体を運営する中で良し悪しあるなと気が付いてきました・・・やっぱり信じるほうがみんな存分に各々の担当業務で力を振るえますし、上下関係のある場合「信頼」ってクオリティやメンバーの動きに明らかに影響するんですよね・・・
そうなるとやっぱりふららんさんのように「信じる」を基本において運営していくのが皆がベストパフォーマンス且つ幸せに動けるんだと思うようになったんですよ・・・
この「信頼・信じる」って上下だけじゃなくて横のつながりにも言えて、他の担当者を信頼できるから、自分の担当分に集中できるということでもあるのでそういう「信頼」を築くシステムを組織は取り入れるべきなんだろうなと思ってるんです。
二人の組織論
確かに・・・
そういえば組織論の話をしていましたね。
やっぱり感じるのは縦の繋がりが強すぎる、横の繋がりが薄い組織は連携が取りにくくベストなパフォーマンスがしにくくなりますよね。
私が素敵だなと思う組織は横のコミュニケーションも定期的に取れていて縦の繋がりもある一方、トップは組織管理の才があるような組織ですかね・・・なかなかこう理想的な組織はないですがw
確かに縦の繋がりって強いのは「信頼」じゃなくて「管理」に行きがちですもんねぇ・・・
信頼があると裁量を渡せる、裁量を貰えると工夫や改良の余地が増える、承認されてるのでやる気もでますからね。
中々そんな理想的な組織はないですよねw
人間が万能じゃないように、組織も万能なんてありえないんですよね・・・どうしても人間同士すれ違いや合う合わないがある以上スムーズに勝手に行くなんてありえないです。
僕としてはそれを調整したり適切な居心地のいい距離を取らせる「俺とあいつはそこまで気は合わないけど、管理者が居るから安心して何でも言いあえる」って思ってもらえるのが良い管理者なのかなと思って日々運営してます。
オーエンさんの心がけている運営は大切だと思います!!
私の場合管理する能力が欠けている部分(特にリスク管理)だと常々感じているのですが、それ故に自分の信用できる右腕がしっかりリスクについて説教してくれるような方だと有難いと感じます。
だから私は絶対にワンマンで組織を管理するべき人間ではないし、オーエンさんの心がけているような運営ができる組織を意図的に作る必要がありますね。
わかります・・・
そうなるとやっぱり僕はNo.2、ふららんさんはNo.1が向いているのかもしれませんねwww
実際イマーシブクラウドは僕がNo.2で僕より人を信じれる人がリーダー、No.1の2頭体制でやってますね。
かなり意識的にやらないとできないですし、気を付けても中々人の調整はできないというのがやってて思います、実際僕も何回か失敗してメンバーの懐の深さに助けられているところはありますし・・・
失敗とはいうもののこれはしょうがない事なのだと思います。というのもオーエンさんが今運営しているイマーシブクラウドの事業自体が人類の長い歴史でもない事だと思いますし、まさにパイオニア的な事をやっているからです。
マネージャーとして動きとして見てもあまり類を見ない動きをしているはずです。
失敗してなんぼ、成功したら大きな一歩なのかなと思います。
パイオニアについて
凄くおほめ頂きありがとうございます・・・確かに謎解き系のゲームをシナリオ・ワールド・GMが必要なVRコンテンツを月一に近いペースでリリースし続けてますからね・・・
ただ、今これでイマーシブクラウドがうまくいっている、先に進めているのはコアメンバー全員が「パイオニア」だからだとは思います。
「パイオニア」の定義は人によって違うと思いますが・・・
そうですね・・・私も今VRコミュニティマネージャーというこれまでなかった職を肩書として持ってお仕事をしているのですが、パイオニアであるという事実は結構精神的にきつかったのですよね。何せ先人がいないので先生もいないわけです。だから自分で答えを、道を見つけるしかない・・・なによりもどこに落とし穴があるのか分からない道をただ一人歩まないといけない。そう悩んでいる時に私の恩師に自分の状況を伝えたことがあったのですがその時に言われたことが心の支えになりました。
「パイオニアになるような人は自ら落とし穴に落ちて喜んで落とし穴を調べるような人だ。だから落とし穴に落ちる事を怖がる事ではなく、むしろ徹底的に調べて次の世代に残す。そうしたら失敗ではなく自分にとっても世界の人にとっても財産になる」
これを聞いて私は失敗しても良かったんだなと、失敗を歓迎し真摯に反省し次の成功に繋げるべくまた歩き続ける、これを実践していけるような人になりたいと思いましたね。
いいなぁ・・・僕もそういう言葉を言われてみたかった・・・
いやまぁ、それもふららんさんの日頃の賜物なんだとは思うんですけどね!
その言葉を聞くと僕も大分臆病でチャンスを逃してるなぁ・・・って振り返っちゃいますね。
やっぱりイマーシブクラウドのメンバーは新しいシステムや取り組みに自ら突っ込んでいっているのでパイオニアですねwww
僕は自分のやったことや考えを遺すってことに重点を置いているので、新しいコンテンツとかには飛び込んでいってるんですが・・・見えてる落とし穴や対人の落とし穴はかなり避けてましたね・・・反省しなくてはいけないですね。
またパイオニア的な事をしている私たちは必ずしも成功しなくてはならないわけではないと思います。大失敗をして事業をたたむような事があっても致し方がない、むしろ死なないだけましぐらいの考えは必要なのかもしれません。もちろん成功できるように自分の中での最善は尽くす努力は必要でその上での話となりますが。
成功しなくたっていい
そうかもしれないですね・・・でも僕は別の意味で「成功しなくていい」って考えている所があって・・・
ふららんさんってこの界隈に来て、ここまで充実感を持って生きれてるのってなんでだと思います?
それはシンプルな事で人との出会いに恵まれていたからだと思います。
VRChatというプラットフォームを通して私は今日までに多くの人に出会い、たくさんの事を学び、新しい事を挑戦し、そして失敗しながらもこの世界で出会った仲間に助けられて大きな一歩が踏み出せた。こういった事を繰り返していたらいつの間にか今日のような自分になっていましたし、充実感を持って生きる日々が過ごせるようになりました。まさに「生きている」という実感が湧くようなそんな日々でありそれによって幸せも感じてます。
やっぱりそうですよね・・・僕も人との繋がりってめちゃくちゃ大事だと思っているんですが、その中でもその人の本質的な部分、ふららんさんの人を信じる才能だったりそういうのに魅力を感じて繋がった関係っていうのが一番大事だと感じていて・・・ただそういうのってその人が自由じゃないと出ないじゃないですか、自由に動けて助けたいときに人を助けれたり、手を取りたいときに手を取れないといけないと思うんですよね・・・もしこれが自由に動けなくなったらその人の良さは出なくなるし、延いては人との繋がりも失っていってしまうと思うんです。
そして何かを成功した人とかそういうイメージって人を縛り付ける場合が多い気がするんです。
そうですね・・・どうしても個人が自由に動けなくなってしまう事はあると思います。特に何か成功した場合はそうです。成功した後それで終了しなかった場合、更なる成功を求め行動する事が多いと思います。そうなると次第に自由に動けなくなりますし自分がやりたい事をしていたつもりがいつの間にかそれに縛られているという事よくあると思います。
そうですそうです。
僕が過去に読んだ本の考えではあるんですけど、結局成功とかのイメージに縛られて、自分が楽しかったことやしたかったことが出来なくなって何のために今までやってきたかわからなくなる・・・
そうなって目的を失うくらいなら、自由を失うくらいなら「成功しなくたっていい」と思うんですよ・・・
『成功したら、何者かになれたり計画が前進する。』
『失敗しても、それで失うはずだった自由が取り戻される』
そのくらいの考えでいいんじゃないかなって・・・
というより「成功・失敗に囚われなくてもいい」気にせず挑戦したほうがいいと思うんです。
そういうのに囚われて、自由をなくす方が致命傷なのかなって・・・
これは規模に関わらず、極端な話「VR飲み会の企画」みたいな小規模企画から「Vket」みたいな大規模企画まで全てに言える事かなと・・・
Vket5スタッフとしてはVketの失敗は考えたくもないですけどねw
でもそれくらい自由というのは大切ですし、小規模な事業から大規模な事業に発展したとしても「成功・失敗に囚われなくてもいい」気にせず挑戦できるような事業を継続できたらいいですよね。
そうでしたねwww
失礼いたしました!www
Vket5はその点チャレンジしている感がすごいので成功してほしいと思っています。
この界隈の自由な空気のおかげで自由に振舞えてる人もいると思うので、そういう自由な挑戦とか空気は僕も積極的に醸造していきたいです。
そして個人的にこの自由に振舞える環境を維持する要素として大事な物って「希望」だと考えているんですよ。
希望平等な社会
希望は本当に大切ですね。希望があるからこそ楽しいですし何か新たなものが産み出される空間がつくられると思います。
私も希望が無ければVRコミュニティマネージャーなんてとてもできません。ではどういった希望を持っているのかと言いますとこのバーチャルという世界の最も深い所を誰よりも早く見たいといったロマンであったりします。そして人という存在が人生で最も輝く瞬間をバーチャルという手段が叶える可能性があると私は信じています。だからこの世界の最先端に常に立って観測するため、この世界の可能性を自ら切り開く為にVRコミュニティマネージャーをやりたいんです。
本当に大事です。
僕もこのバーチャル界隈で活動しているのはこの界隈は希望を作り出せると信じているからです。
現実とバーチャル、二つのレイヤーがあることによって現実で輝けなくてもバーチャルでリスタートし、輝く希望が持てる。
逆もしかりで現実ではある程度輝けてるから、バーチャルで普段はできないような挑戦ができる・・・
やっぱり今の社会には希望が必要だと思うんです。
レールから外れることの怖さや、「あたりまえ」であることが重要だといった事ばかりが強調され、拡散されていくこの世の中において、「レールから外れてもいい」「あたりまえでなくてもいい」そう思える希望があるだけでどれだけの人が救われ、自由な充実した人生を歩むことができるのでしょう?
僕はそういう「希望」をこの世界が作り出せると感じた、信じれたからこの界隈で活動をして、このバーチャルを世間に定着させないといけない、それこそ自分を賭けれる目標だと思えたんですね。
同感です!バーチャルというレイヤーはオーエンさんも言うような「希望」を生む事ができると思います。だからこそ人生の殆どをバーチャルにかけてもいいと思えますし、今の現状が厳しくても諦めず地に足を付けてVRコミュニティマネージャーを続けていきたいです。
10年後今の努力が報われているのかどうかと言えば報われない可能性の方が高いかもしれませんが、それでも私はこの可能性にかけていきたい。
一直線にバカみたいにこの道を駆け抜けて生きていけたら最高ですよね。
熱く自由に生きること
本当に最高ですよね・・・結局このやり取りというか熱が僕等が今充分に生きれてると感じている直接的な原因というか、幸せになれる要素ですよね。
「希望」とかは必須ですけど、最終的に各々がこの熱を持てるようになるためのきっかけなんですよね。
そうです!なによりもこの熱をもって生きる事が幸せなので、この幸せを知ってしまったら手放せませんねw
この熱がこれから更に熱くなって周りにも広がっていく未来が来て欲しいですし、その未来にも誰よりも熱い熱を持ちつつ自由に動き回っていたいです。
それこそが私にとっての理想的な未来と言って良いと思います。
熱くいきたいと望む人たちが各々が様々なレイヤー(現実やバーチャル以外のレイヤーでも)で輝くため自分の人生を燃やして生きていける社会。
挑戦することもしないことも全てが受け入れられ、誰もが今生を大きな後悔なく生きれる未来・・・そんな世界の創造の礎になれたなら・・・僕等にとってこれ以上の幸福はないでしょうね。
投稿者プロフィール
最新の投稿
- 調査2024年8月25日第2回『メタバース大規模調査』回答募集!仮想世界の今を見渡そう!
- 調査2024年8月24日『メタバース大規模調査』第1回分析レポート公開!仮想世界を見渡そう!だけど243ページもあるよ
- VRChat2023年12月30日“幻想”(ユメ)じゃねえよな!?Japan Shrine復活速報レポート!
- 調査2023年10月30日メタバース大規模調査2023結果座談会(3日目)
最初話してたのは最近僕は「人を信じる才能」って大事だなと痛感しているという話でしたね。
やっていることの規模を考えると、「人を信じる才能」がある人ほど大規模なことができるなって・・・フィオさんやふららんさんは「大衆や周りの人みんなを信じてる」からVketやコミュニティーマネージャーとして実績を上げているのかなと思うんです。