【VRChat 2024.4.2】インスタントカメラのような機能「Prints」登場！【VRChatアップデート情報】

日本時間12月6日、VRChatはバージョン2024.4.2(Build 1552)をリリースしました。

今回のアップデートでは、インスタントカメラのようにその場で印刷できる「Prints」やVRChat+の新しいギフト機能のアップデートがされました。
この記事では、バージョン2024.4.2(Build 1552)のアップデート内容と前回のアップデートからのあれこれをご紹介します。

動画では、Straszさんが分かりやすく解説。

1 今回のアップデート内容
2 2024.4.1リリース以降に公開されたあれこれ
3 リリースノートはこちら(英語)
4 関連リンク(英語)
5 前回のアップデートはこちら！
- 5.1 関連

今回のアップデート内容

インスタントカメラ機能「Prints」

この「Prints」は、一部VRChat+限定機能です。
作成には、カメラのモードを「Prints」にして撮影することで作成・印刷することができます。

撮って印刷！

カメラを「Prints」モードにして、撮り「Print&Drop」を選択するとその場で写真を印刷することができます。

印刷した写真は、設定を変更していない限りすべての人に同期をします。
なお写真は、撮影した本人の見た景色がそのまま反映されているので、AndroidのユーザーにPCで見ている景色をその場で共有することができます。
そしてワールド内には、1人最大8枚の写真が印刷できます。

「Prints」で印刷した写真には、「撮った人」「撮った日付(月/日/年)」「撮ったワールド・作者」のメタデータのほか、文字を入力することができ、どこで撮ったんだっけ？が一目でわかるようになります。

遊ぶ！

写真の印刷はVRC+ユーザーのみですが、実はVRC+に加入していなくても保存することが出来ちゃいます！

VRChat+ユーザーは最大64枚のプリントした写真が保存でき、VRChat+ユーザーでなくても最大20枚まで保存ができます！
写真裏の「Download」からダウンロードができ、ダウンロードした写真は、普段使っているパソコン・Meta Questなどの端末の写真フォルダに保存されます。

自分の印刷した写真裏には「文字の編集(Edit Note)」「ダウンロード(Download)」「非表示(Hide)」「削除(Remove)」「撮ったワールドの詳細(World Details)」が表示されています。

他人の印刷した写真裏には「ギャラリーに保存(Save to Prints Gallery)」「ダウンロード(Download)」「非表示(Hide)」「通報」「撮ったワールドの詳細(World Details)」が表示。

「撮ったワールドの詳細」については、非公開・プライベートなワールドの場合は表示されません。パブリックで公開されているワールドのみに表示されます。

自身のプロフィールの「Media」から保存した「Prints」機能の写真が見られます。

投げる！？

印刷した写真は、自由に持ち運ぶことができ、弱く投げるとフワフワ浮き、思いっきり投げると写真が吹き飛びます。
思いっきり投げると無くしやすいので、注意が必要です。

VRChatの思い出をその場で、誰にでも共有出来ちゃう革命的な写真機能「Prints」で遊んで思い出に残してちゃおう！

新たなギフト機能「VRC+ Gift Drops」

従来からユーザー詳細画面から「VRChat+」ギフトを送ることができましたが、今回のアップデートでは、ワールド内にプレゼント箱を設置することができるギミックが使えるようになります。

なお、この「Gift Drops」は多く購入するほどお得になり、最大で半額(1か月当たり約4.99米ドル)になります。

プレゼント箱を設置すると、エフェクトとともに近くにいるユーザーにVRChat+をギフトすることができます。

詳しくはこちらでも紹介！

2024.06.11

その他のアップデート

Mipmap Streamingが有効になりました。
アバター・ワールドの低解像度のテクスチャに応じてVRAMにロードするようになりました。
ワールドの作成者によって許可されていない限り、パブリックインスタンスにて信用されていないURL(Untrusted URLs)の動画が再生されなくなりました。
Webからのワールド管理画面「Video Player Allowed Domains」から設定できます。
適用されるのは「パブリック」インスタンスで、「プライベート」インスタンスでは適用されません。
パブリックでも問題なく利用できるURLのホワイトリストはこちら。

自分のプロフィールに「プロフィール(Profile)」欄と「メディア(Media)」欄のタブが追加されました。
メディア欄には、自身の保存した絵文字やプリントした写真などが保存されています。
この変更に伴い「VRChat+」タブの一部の項目が「メディア欄」に引っ越しました。

ワールド詳細画面にも先述同様にタブとして「詳細」欄と「作者」欄が追加されました。対応ワールドでは「ストア」も追加され、VRC Creditsを使用した購入(後述)も出来ます。
このタブにより、従来よりも同じ作者の作ったワールドを見やすくなりました。

フェイスミラーに写る範囲を拡大縮小出来るようになりました。

「SelfiExpression」が実装されました。これは、Androidスマートフォンのインカメラを使用してフェイストラッキングを行う機能です。この機能をほとんどのアバターと互換があり、使えば誰でもVTuberのような体験をすることができます。
年齢確認のテストが開始されました。詳しくは後述。
Androidスマートフォン版では、今までワールドに入ったことない・初期のロボットアバターのまま遊んでいる場合、ワールドに入る前にアバターを「アバターピッカー」から選べる機能を搭載。
デスクトップ版では、解像度・フルスクリーン画面の切り替えができるようになりました。

そのほか細かな更新などはリリースノートへ