日本時間3月28日、VRChatはバージョン2024.1.2(Build 1435)をリリースしました。
今回のアップデートでは、インスタンスのクローズ機能やカスタム絵文字の枠追加・読み込み画面のリニューアルがされました。
この記事では、バージョン2024.1.2(Build 1435)のアップデート内容と前回のアップデートからのあれこれをご紹介します。
目次
今回のアップデート内容
カスタム絵文字が9つに
VRChat Plusユーザーが使える特典「カスタム絵文字」の枠が従来の5つから9つへ増えました!
インスタンスのクローズ
インスタンスオーナー(部屋を建てた人)またはGroupインスタンス権限の持つ人(Groupインスタンスのみ)がインスタンスを閉じることが出来るようになりました。
現時点では、強制的に追い出すのではなく、これ以上インスタンスに人が来ないようにする「レストランのラストオーダー」に近い機能になり、閉じられると以後新しく入室できなくなります。
これにより、例えば「イベント終了後にやってくるユーザーが集まっていつまでもインスタンスが残る…」みたいなことが防げます。
アクションメニューの整理
メニューボタン長押し(デスクトップは「Rキー押下」)にて出てくるアクションメニュー(リングメニュー)がちょっと変わりました。
時々Safetyの制限に引っかかってシェーダーの具合でとんでもない姿になる人もちらほら…
そんな人たちのために自身のアバターが「他人のSafetyのShader制限に引っかかっている場合」の見え方が体験出来るように。
アクションメニューの「Settings→Avatar→Fallback Shaders」から。
新しいアバターSDK
アバターサイズ等の将来的な上限の変更
アバターの表示に非圧縮サイズによる制限を追加。
2023年にアバターの非圧縮最大サイズの上限「1.2GB」を密かに実装。
しかし実装した上限でも負荷が大きすぎるため、今年7月にファイルサイズ(ダウンロードサイズ)を最大「200MB」・非圧縮サイズを「500MB」へと変更する予定。(数値は変更になる可能性があります)
VRAMの使用量の制限についても進行中。
なお、Mobile・Quest等のAndroid版にはもともと「ファイルサイズ10MB・非圧縮40MB」が採用されているので影響は少ないそう。
アバターの最適化についてのヒントは公式ドキュメントでも公開中。
その他アップデート
2024.1.1リリース以降に公開されたあれこれ
2月29日のデベロッパーアップデート
3月14日のデベロッパーアップデート
3月28日のデベロッパーアップデート
DM受付中?
2024.1.2リリースと同時にX(Twitter)の「VRChat 日本語公式」がDMを開放。オールジャンルで色々と送ってほしいそうです。
「Persistence」まもなく実装?
2月29日のデベロッパーアップデートで紹介された「Persistence」機能がまもなく実装?
ワールドでの設定項目やゲームの進捗がセーブ出来るようになる…!?
リリースノートはこちら(英語)
https://docs.vrchat.com/docs/vrchat-202412
関連URL(英語)
2月29日公開 デベロッパーアップデート
3月14日公開 デベロッパーアップデート
3月28日公開 デベロッパーアップデート
Venice Immersive 2024 – VRChat FAQ
Come on and Join the Space Jam! VRChat公式ブログ
前回のアップデートはこちら!
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- 無言勢として、鏡文字を描いてます。
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