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2024年4月27日、はっぱろぐから初のVRChat対応アバター『白熊アルティカ』が発売されました。マリンルックのスタイルで爽やかなフォーマルさを保ちつつ、街へのおでかけに似合うキュートなファッション性を併せ持つアバターです。
顔の印象へ変化を与える無段階的な表情調整や服装の配色変更機能で手軽に個性を狙えるなど、改変的サポート機能も充実。正統派な印象の『白熊アルティカ』ですが、中には変わったギミックも……?
目次
スマートな軍服ワンピースドレスと手軽で多彩な改変メニュー
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そのまま街中をおでかけできそうなスマートな軍服ドレスが特徴の『白熊アルティカ』。重くなりがちな軍服スタイルをカジュアルにまとめあげています。しかも、制服のように堅すぎることはなく、かといって着崩すようなラフな印象もありません。
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マリンルックのエッセンスをアイコニックに配置して、実は服としてのスタイルはワンピースドレスとなっています。統一した色彩の中で、ロングブーツのひもにワンポイントカラーが挿し込み、身軽さを効果的に与えています。
豊富な改変メニューは無段階調節も可能 そして“はち切れる”胸元!?
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バリエーションにはラフなTシャツスタイルも。メインの軍服ドレスは、Expressionsメニューで帽子、リボン、アームカバー、ソックス、ブーツ、上着、ケモミミの着脱が可能です。袖やスカートといった一部のパーツは長さを無段階的に調節できる機能も付いています。
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はち切れそうなサイズのバストも魅力のひとつです。こちらもメニューから無段階的に縮小側へ調節可能ですが、大事なのははち切れそうだということです。
何を言ってるんだと思われるかもしれませんが、なんとこのバストには実際にボタンが弾け飛ぶギミックが実装されています。みんなの夢です。この機能を有効にすると、ボタンがきちんと弾け飛んでいき、シャツの中央が少し開くといった表現が続きます。
カラーリングも手軽にメニューから変更可能。瞳、服の全体、リボン、髪型はサイドと正面をそれぞれ、こちらも無段階的な調整です。瞳に関してはゲーミングに光らせることも可能だったりします。
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ハンドサインに対応した表情の変化は基本的なものから、想像以上にコミカルなものまで揃っています。特筆すべきは、これらの表情セットとは別にExpressionsメニューで表情への装飾(表情シェイプキー)が実装されており、重ねて表現できることです。
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眉の形や瞳のサイズといった一部のシェイプキーは無段階的な調整が可能で、それぞれ独立して設定が可能です。
涙を追加したり、チークのように頬を赤く染めたり、げっそりしたような影や、瞳のパターン(ハートやドルマークなど)もExpressionsメニュー内の独立した設定として実装されているので、上記の写真の両方を組み合わせ、ハンドサインに関係なく困った眉で泣いているような表情も可能となります。
無段階的な調整項目や、手軽に変更できるシェイプキーが多彩な『白熊アルティカ』ですが、さらに無段階的な調整には“tabesugi”という項目があります。これを100%に設定してみると……。
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あれ……? ずいぶん属性のレベルが高いな……? 今日はちょっと食べすぎちゃったね~。
気分はシティガール!? 休日の街へおでかけしよう!
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そのマリンルックでお出かけするならば……と、白い家々が有名なギリシャ・サントリーニ島をモチーフにしたワールドへ。モデルアクターにバーチャル読モのにゃるきーちゃん!をお招きして撮影へ出掛けましょう!
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映えるスポットに夕日を背負えば、それだけでエモーショナルな雰囲気に包まれるものですが、活発な印象もしっかりと表現できます。土台はアニメ調のアバターですが、キリッとした雰囲気を持つ顔立ちの良さで、大きな表情変化にも耐えうる柔軟性があります。
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“胸元はち切れシステム”といった目を引くシステムだけではなく、細部にもこだわりが現れています。特に手の質感は印影が程よく、骨格的にもリアル寄りの構造です。爪先に至るまで徹底しており、テクスチャのみならずメッシュ構造にも、その質感の作り込みを伺わせます。
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軍服ベースのシルエットにはシックな空気がよく似合います。写真はベーシックな表情でまとめてみましたが、多彩な表情変化を活用すれば、バーの雰囲気をまるごとまきこんでしまえるはず!
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次は似た空気を持つ不思議な図書館での撮影に挑戦。服装はそのままですが、制服らしさも相俟って司書さんのような雰囲気に。『VRChat』向けらしいスタイルを強調したデザインでありながら、おでかけからフォーマルな雰囲気まで自然に溶け込むバランスは見事。
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ソックスはブーツ長からオーバーニーまで3段階に変更可能です。ミニ寄りのスカートと併せれば挑発的な魅力が光ります。それでもこうした図書館のような、クラシカルで厳かな場所でもしっかりと存在感を示せるので、ファンタジーな舞台でも似合いそうですね。
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最後は機能をフルに活用して食べ過ぎの姿を一枚。“表情シェイプキー”と“はち切れシステム”、そして“食べ過ぎシステム”を組み合わせて手軽にドカ食い現場だって撮影できちゃいます。あとは、皆さんの想像力次第です。
『白熊アルティカ』はVRChat対応アバターらしいかわいさと王道スタイルの強みをしっかりと組み合わせた柔軟性の高いアバター。クールな印象が芯の部分で維持されるので、カッコ良さを求める方にも使いやすい一体としてオススメです。
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バーチャル読モ
にゃるきーちゃん!(@NyaruKey_PCK)
様々なVRファッションブランドのテスター、モデル、集会サポート等で活躍中。
また自ら新たな魅力的なブランドの発掘、営業、紹介記事の執筆等も行っている。