【PR】『大丸松坂屋百貨店』くらげのように美しくてかわいい。『湊渚』はありのままを魅力に変える深い表現力をもつ女の子【VRChat対応アバターレビュー】

2023年10月に発売され、そのクオリティや参加クリエイターの豪華さが話題の、大丸松坂屋百貨店による『VRChat』対応オリジナルアバター。2024年2月には、第二弾となる5体。3月には、第三弾となる2体の新作アバターが登場し、全12体のアバターがリリースされました。

バーチャルライフマガジンでは、大丸松坂屋百貨店のオリジナルアバターを毎週レビューしていく特別連載を実施中!

第9回となる今回は、第二弾『湊渚(みお)』を着用&レビュー!“くらげ”や“熱帯魚”をモチーフとした、爽やかさとミステリアスさを併せ持つアイドルのような魅力を紹介します。

大丸・松坂屋公式アバターとは?

老舗百貨店として知られる大丸松坂屋百貨店は、『バーチャルマーケット』の常連企業のひとつ。様々なグルメやアート作品の展示、バーチャル接客なども実施してきました。

2023年10月には、メタバース事業へ参入を発表。“正装”をコンセプトに掲げ、第一弾『瑚紅姫(ここひめ)』、『鳳蝶(あげは)』、『彩千華(さちか)』、『龍青(りゅうせい)』、『風璃(ふうり)』の5体の『VRChat』向けアバターを発売。続く、2024年2月に『愛結華(あゆか)』、『璃空(りく)』、『妃白(ひしろ)』、『湊渚(みお)』、『紅遠(くおん)』が発売。

2024年3月には『玲來(れいら)』と『零韻(れいん)』のきょうだいアバター2体も発売されました。

いずれのアバターも、人気のクリエイターがチームとなって制作。『湊渚』の場合、SWAVさんによるデザインを、戸森美影さんと(仮)さんによるモデリング、だるだなさんによるテクスチャー・ビジュアル調整で制作されています。

また、第二弾から大丸・松坂屋アバター内で共通素体の採用もスタート。同一素体間ではそれぞれの衣服着用が可能です。『湊渚』は第2弾からの新規素体“Type UMD”が採用されており、前回ご紹介した『妃白』と共通しています。

二面性を持ちながら統一感を保つ“カッコ・カワいい”スタイル

『湊渚』は、ショートなコルセットスカート風のドレスと、近未来的なロンググローブ・ロングタイツを着用した女性アバター。一見した印象はアイドルのような可愛らしさを思わせつつも、淡い光を抱えたサイバーな要素が主張されています。

“くらげ”と“深海魚”をコンセプトとした服装のデザインは、その濃淡を区別する配色の中に見て取れます。全身を通してテクスチャにはキラキラとした表現が施されていて、パッと見た時に受ける印象はふわっとしたものでありながら、装着品は意外なほどソリッドなパーツ構成。

コルセット背面部にはリベットが打たれていたり、タイツや靴の裏にはサイバーなライティングが走っていたり、グローブや靴下にあしらわれているリボン類のシャープさだったり、要素はどこか“アーマー装備”のようですらあります。

それでもアイドルのような爽やかさ、可愛らしさはしっかりと前面に表現されていて、デザインのバランスの良さが際立ちます。『湊渚』が持つ魅力は、種類の異なる要素が同時に存在していながらも、スタンダードな印象を瞬時に伝えてくれる、その統一感にあるようです。

服装はExpressionsメニューから、メインのドレス、グローブ、タイツ、靴などを場面にあわせて個別に着脱可能。ドレスのみに設定すれば、より女の子らしいお出かけスタイルに。水着のような印象のアンダーウェアは、更に腹部のみ取り外せます。スポーティな場面でも活躍できそうです。

前髪を変更すれば“目隠れ”な印象に早変わり。後ろ髪の内側は淡く発光しているので、ミステリアスな印象にぴったりな髪型です。

CoolスタイルとComicalスタイルで細かな違いが生まれている

表情プリセットは“Coolスタイル”と“Comicalスタイル”の2セットが用意されています。この他、ユーザー改変用のプリセット枠も2セット分が確保されていますので、150種以上となる強力な表情ブレンドシェイプを活用する楽しみもあります。

“Valve INDEX”コントローラーなどの、無段階的な指トラッキングを使用している場合、一部の表情では指の曲げ具合に応じて、まぶたの閉じ具合が連動します。細かい表現ではありますが、柔らかな表情に深みを与えられるので、ポートフォリオ撮影などで大きな威力を発揮するでしょう。

ギミックとして“くらげ”をお供に連れ出すことも可能。小さな状態ではアバターの向きに関わらず、一定の距離を付いてきてくれます。また、大きな状態では座り込むアニメーションも併せて実装されています。

「こんなキャラになれそう?」を叶えてくれる幅広さ

そのコンセプトを確かめるべく、まずは海に繰り出しましょう! 今回の撮影は、モデル(アクター)のKawasaki Silviaさん、バーチャルフォトグラファーのSielu_coさんで挑みます。

軽めのドレススタイルで海辺に来てみれば抜群の明るい雰囲気。健康的で可愛げのあるショットはもちろん、指の操作で目の閉じ具合を操作すれば、更に優しく、セクシーな印象を発揮します。

「どんなキャラにもすぐに挑めそう!」とSilivaさん。コンセプトに似合う海の撮影は、『湊渚』の印象がストレートにマッチ。ここで方向性を比べようと、同じ浜辺の夜バージョンへ向かうことにしました。

同じ服装でありながら、アバターに散りばめられた淡い発光デザインがミステリアスな印象を引き立たせます。グローブとタイツをもとに戻せば、ダークヒーローのようなかっこいい演出だってお手の物。

ドレスのみを外すと、近未来のサイバー装備のような趣きに。お二人に頼み込んで髪型を目隠れにしていただきました!同じ服装からこれほどの違いを生み出すにも関わらず、同時に着用して統一感を維持できるのは不思議ですらあります。

コンセプトに倣い、海辺から“深海”へと旅立ちましょう。ギミックとして呼び出せる“くらげ”をお供に、彼らの住処をお散歩してみました。

幻想的な空間はふわっとしたドレスがよく似合います。先程まで“サイバー”だった四肢の装備も、こうした場面では“深海に潜む光”に。

『湊渚』のデザインは、爽やかさとミステリアスさ、かわいさとかっこよさ、そうした二面性を同時にその身へ纏うことで、結果としてスタンダードな印象へと昇華させています。この下地があるからこそ、いつでもどんな場面でも狙ったキャラを演じられる柔軟性を秘めているのです。

こだわった撮影でなくとも、日常の中で訪れたワールドに合わせて自然と溶け込んでくれるので、普段使いにもオススメです!

次回(3/19公開予定)の連載では『紅遠(くおん)』 をご紹介します。お楽しみに!

↓↓↓各アバターをご紹介する連載記事はこちらから!↓↓↓

■撮影ワールド
ワールド名:Kurotori Photo Studio[WIP] 製作者:kurotori
https://vrchat.com/home/world/wrld_5f9ac409-3459-4254-98fb-66c5cbdc23ac
ワールド名:Deep Blue 製作者:Fins
https://vrchat.com/home/world/wrld_f7a383bc-c925-4696-85c2-2996c0a40112
ワールド名:Deep Blue Knight 製作者:Fins
https://vrchat.com/home/world/wrld_057ed75d-4915-455b-aee1-39a4f4e76ca3
ワールド名:Aquatic Wishes 製作者:minhoです
https://vrchat.com/home/world/wrld_011c24fb-c156-4d5b-a890-08aa69e4abdc
ワールド名:Cherry blossoms on a dim nig ht․ 製作者:ʚ 요정 ɞ
https://vrchat.com/home/world/wrld_a9edc29a-6875-4f63-9eda-dcc7ff9c92d5

モデル担当

バーチャル ファッションモデル/アクター
Kawasaki Silvia(@kawasaki_silvia

ファッションショーのアクターチームリーダー。 プロモーションビデオでの演技やモーションデータの製作、販売をおこなう。そのほか Vtuberとしてガイドスタッフや番組MCなど幅広く活動している。

写真撮影担当

バーチャル フォトグラファー
Sielu_co(@CoSielu

撮影をメインに活動している。 そのほか 『VRChat』で活動するアイドルのプロデュースをおこなっている。

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投稿者プロフィール

trasque
trasque
全然生活なりたってない人です

記事中でTrasque本人が使用しているアバターは
以下に権利表記を示すとともに、直接使用許諾の確認を頂いております
・『ナユ』『プラチナ』:有坂みと 様
・『キプフェル』:もち山金魚 様
・『ヌノスプ』:©トノダショップ 様