2023年8月5日、中国VRChatterの祭典、第4回目の中国vrchatコミュニティ展覧会【Chinese Community Expo】(通称CCE)が開催された。今回の開催場所は福建省アモイ。そこにある鼓浪嶼をモチーフとした海底都市ワールドだ。毎回CCEのワールドは気合が入っていて見ごたえ抜群であり、当然今回も素晴らしいワールドになっている。早速紹介させていただこう。
涼しげな海底の展示ワールド
ワールドに降り立つと、まずはちょっとした注意文が出る。ここで日本語を選択しておこう。タツノオトシゴの曳く車にのり、海底都市にたどり着く。
ここが今回のCCEの舞台、鼓浪嶼だ。
沈んだ軍艦や、アモイ・デコ様式といわれるヨーロッパと中国様式の融合した独特の街並みが見える。
鼓浪嶼に着くと、ワールド設定やテレポート機能のついた貝が後をついてくる。左手で握り、右手のポインターで操作することができる。世界観にマッチしていてお洒落だ。
展示ブースの紹介!
ワールドを奥に進むと道なりに展示ブースが置かれている。日本のこういう展示ワールドとはまた趣の違う感じで面白い。いくつかのセクションに分けてみていこう。
Youtubeやbilibili動画で活動しているVtuberの展示。BoothやVRChatで人気なアバターの改変姿がちらほらみられる。Kawaiiはやはり万国共通なんだな。
ここではバナナをUseするとボイスとともにバナナが大量に降ってくる。この方の持ちネタなのだろうか?
コミュニティ展示で一番気になったのはコレ、VRChat航空航天大学。日本にも航空系コミュニティがあったはずだが、やはり空への憧れも万国共通なのだ!展示のテキストを見た限り、航空だけでなく結構本格的なことをやっているコミュニティなのだろうか。この界隈に限らず、VRChatには野生のプロが結構紛れ込んでいる気がする・・・。
そしてショップの展示。多くはないがアバターのペデスタルもあり、Boothに出店しているブースも多いので気になるアバターがあったら覗いてみよう。
企業公式のブース群。この企業ブースではTundraトラッカーの専用ベルトの商品紹介をしている。トラッカーの固定方法はフルトラ勢にとって永遠の課題。このベルトはかなり便利そうだ。
海底都市にまつわる物語
要所要所でこのワールドにまつわる物語の断片を読むことができる、探してみよう。最初の注意文UIを含め日本語で表示することができるので安心だ。
このワールドの終着点は鼓浪嶼の観光名所となっている日光岩。そしてその中心には・・・
その先には石となった少女。物語にあったリン・ユエだろうか。
このワールドに点在する4つの物語を読めば、きっと彼女を目覚めさせることができるだろう。
どうなるかは是非自分の目で確かめてほしい。
終わりに
中国のワールドだが、中国語がわからなくて問題なく楽しむことができる。そしてワールドもしっかり作りこまれており、地上では見られない幻想的な光景が広がっている。涼しげで景観の良いところばかりなので写真を撮って回るも楽しいはずだ。
中国コミュニティの様子を覗きつつ、景色を楽しみながらフレンドと回ってみよう。
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