音楽ライブ、クラブイベントの中止など、音楽業界ではつらい自体が続いていますが、そんな中無観客ライブ配信が注目を集めているのはみなさんご存じかと思います。有名アーティストが続々と無観客ライブ配信に踏み切り、数万人もの視聴者を集めるなど、今話題の音楽ライブ配信。
…でもやっぱりクラブのフロアで思いっきり踊ったり、みんなの歓声や高まってる姿を目の前で見たい!
そんなあなたにおすすめなのがVRでのクラブイベント!
VRChatの中では個人間で連日突発的にDJライブが行われていたり、音楽イベントが盛り上がりを見せていますが、先日4月22日(水)に大規模なVRChatフリークラブイベント『VIRTUALIZE REALIZE vol.0』が開催されました。
目次
VR空間で300人来場の大規模イベントに!VIRTUALIZE REALIZE vol.0
こちらのDJイベントはAmazonが提供するライブストリーミング配信プラットフォーム『Twitch』にて生配信しているDJの様子を、VRChat内に作られたイベント会場に映し出す、という仕組みで開催されました。
つまり生のDJの演奏をVR空間でリアルタイムに聞けちゃう!というもの!
音だけでなく映像も映し出されているのでまるで本当にクラブイベントに足を運んでいるような臨場感が味わえます。時折DJの掛け声も入るのもライブ感があって魅力的です。
キャパ∞の箱の魅力
今回のイベントは1つのインスタンスに演者がいるというスタイルではなく、どのインスタンスに入っても映像が流れる仕組みなので実質無限にお客さんが遊びに来れるシステムになっています。
(VRChatの仕組みに詳しくない人に説明すると、箱のキャパ自体は40人程ですが、箱のクローンがいくつも作れるので、キャパは40人×∞…!という訳です)
今回の『VIRTUALIZE REALIZE vol.0』では最大同時参加人数が300人という大盛況に!
300人収容できるクラブとなると現実ではそこそこ大きめの会場を予約しなければなりませんし、箱を抑えた分お客さんを呼べないと赤字になってしまいますが、VR空間ならお客さんの数だけ箱を増やせるので心配無用!ですね。
みんなで踊れる!たのしめる!VRという『空間』が持つ利点
そしてVRでのクラブイベントの魅力と言えばなんといってもやっぱり『空間』があること!
実際に自分がその場にいて踊ってる人を目の前で見れたり、隣の人と『この曲イイネ!』なんて会話も出来ちゃいます。テキストチャットでは得られない生のコミュニケーションや場の臨場感を体感できるのはVRならでは!
みんなで一緒の音楽を楽しんでいるという一体感こそ音楽イベントの醍醐味。
好きな曲の話題で盛り上がれたり、一緒にダンスを踊ったりするなかで仲の良い友達もたくさん作れるかもですね!
音楽配信のその先へ…VIRTUALIZE REALIZEが示したVR×音楽の可能性
今後も音楽配信イベントの需要は高まってくると思われますが、今回の『VIRTUALIZE REALIZE vol.0』は、動画配信では補えない臨場感やライブ感を再現できるVRというデバイスの可能性を改めて大きく感じさせるイベントとなりました。
次回開催は6/24(水)を予定しているとの事ですので、是非足を運んでみてください。