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『ファンタズモール』オープン!
東京下町で手打ちそばを営みながらメタバースの世界でクリエーター業を行うVR蕎麦屋タナベさんが、「万物のファンタズム」シリーズの新作『ファンタズモール』を2023年6月5日に公開しました。
「万物のファンタズム」シリーズって?
全てはここから始まった「VR万物のファンタズム」
「万物のファンタズム」シリーズは2020年8月21日にリーチャ隊長による下記のツイートによって呼びかけの始まったオールジャンル大規模展示お祭り『VR万物のファンタズム』に端を発しています。
展示会の出展物(オブジェクトやギミック、画像に音声ですらも)をリーチャ隊長のフォームに集め、それらをVR蕎麦屋タナベさんが一つのワールドに集約するという方式で、『VR万物のファンタズム』は開催されました。
出展する作品が未完成でもOKというあまりにも寛容すぎる応募要項ゆえに、完成したワールドはもうとんでもないことになりました。
ユーザーの出展した品々が溢れんばかりに空間を彩るカオス空間が出来上がりました。
#VR万物のファンタズム を覗くと当時のお祭り騒ぎの様子を見ることができますよ。
・・・・ファンタズムってなんでしょうね?
生まれるはずのなかった続編「ファンタズムセブン」
当初「VR万物のファンタズム」は一度きりのイベントの予定でしたが、ちょうど一年後の2022年8月23日にこの2人がまた動き始めました。
前回よりもさらにカオス度の上がった『ファンタズムセブン』は、そこを舞台にしたイベント『メタバースに逃走中』が開催されるなど「迷宮」としての活用もありました。
#ファンタズムセブンを覗くと当時のお祭り騒ぎの様子を見ることができます。
※このワールド名は仕様です。
いよいよ本題!『ファンタズモール』
さてようやく本題です。
今回オープンされた『ファンタズモール』はVR蕎麦屋タナベさんが1月から構想を始め、数々の案件の合間に製作されたものです。
「ヤンキーカップルがジャージで土日を過ごす埼玉県のショッピングモール」というコンセプトの元、今回も様々なユーザーや団体から出展物を集めて展示しております。
お披露目配信!
公式のお披露目配信はこちら!(こっそりぼくも出演してたりします)
今回はその一部をご紹介したいと思います!
『ファンタズモール』に潜入(来店)!
ワールドに入るなりメッセージボードが突き刺さった車が視界に入ります。
にしても車高が低く、クラッシュギ◯ばりの長い板の仕込まれた車ですね…。
もうただの空間ではない気配を感じます。無事に帰れるのでしょうか。
1F
来店したお客様を出迎えるのは「モンスターハンターライズ」の筆文字を担当されるなど数多くの実績ある書道家 青柳美扇 さんの作品『想像』と、
「この世の全て」です。
…「この世の全て」、です。
向かって右手にはよわいさんのアイテムを飾るアパレルショップ「expression」が。
どうやら『ファンタズモール』のテナントはVRChatの用語をもじっているようです。
その隣にはまた別のアパレルショップ「ShelineCloset」が。
ドン◯感あるというかほぼソレなポップが目を引く店舗です。
屋内になぜかヘリがあります。重く感じない軽量ヘリです。実際に操作し、飛べます。
1Fの奥へと進むとショッピングモールではおなじみの「フードコート」が。
手前にあるポスターも「Questラーメン集会」であったり「VR栄養士」のポスターであったりと食べ物系で統一してあるのも雰囲気あっていいですね。
『ファンタズモール』には他にもユーザーによる活動のポスターが載っているので、ぜひ色々と見て行ってみてください!
かなりクオリティの高い食品アイテムが並べられております。飯テロ注意。
お寿司を握るギミックがあったりもします。
なんとこちらのフードコート、ギミック含めてすべてBOOTHショップ「へのごはん」さんの商品だそうです。
一人でフードコートができてしまう作品ラインナップ、凄すぎる。
2F
2Fにつながるエスカレーターを登ると、VRChatで活躍するアーティストの楽曲を視聴可能なレコード店「たわわレコード」の出張店があります。
ワールドの更新ごとに特集するアーティストが変わるようです。
初回の今回は「PHAZE」さん。『ファンタズムセブン』の新大阪にも楽曲『Mx. Black Box』を提供されておりました。
実はバチャマガも『ファンタズモール』にブースを出展しております。
ユーザー目線の情報発信を心がけるところから、AE◯Nの中にありそうなFMラジオ局となりました。
先日バチャマガではTwitterスペースを使用したラジオ番組を試験的に実施していたので、今後こちらを使った何かがあるかもしれません・・・。乞うご期待!
VRChatのワールドで撮影した写真を加工し、一つの美術作品かのように仕上げているNeomance さんが写真展を開いています。
こんな感じで並べてみると、一層ワールドの写真の美術作品感が増しますね・・・!
ワールド繋がりでこちらもご紹介。
VRChatワールドのツアー案内を活動として展開している「YAL」も出張店舗を構えています。
さきほどの写真展で気になったワールドを「YAL」さんに案内してもらう、なんてコラボとかあったりするとすごく楽しそうですね!
そしてその奥、「expression」の真上に行くと「Carat」さんの出張ブースが。
Carat-watch [gem]の実物大モデルと、デザインの詳細の見える拡大版が展示されています。
皆さんの腕に着ける前にその洗練されたデザインを楽しむことができます。
3F
パーティクルを中心としたアバター装飾品を販売する「だMAKOや」さんの出張店舗です。
壁際のボタンを押すと近くのマネキンにアイテムの着用イメージが反映される仕様となっています。
こちらには一部が展示されていますが、本体のショールーム『DAMAKOYA Showroom』にはなんと総勢100点以上のアイテムが展示されています!
地方のショッピングモールといえば…なテナントがありますよね?
そうです映画館です。地域によってはこういった場所の映画館が唯一のものであったりするので非常に助かっております(実体験)
『ファンタズモール』に設営されている映画館ではVRChatを活用した映像製作を行う団体による映画を観ることができます。
『VRCムービーアワード』で受賞された高クオリティの作品の数々をお楽しみください!
また、映画館内の映像は他のワールド同様の動画プレイヤーを使用しているので、好きな動画をこちらで鑑賞することができます。
「〇〇がYoutube限定公開!」みたいなタイミングでフレンドで集まって映画鑑賞、なんてのもいいかもしれませんね。
ボタンを押すと何かが起こる・・・?
重さ軽減のため、基本的にワールドのギミックの大部分はOFFとなっています。
ONにするには…各所にある「ボタン」を押す必要があります。
押すとどうなるかは……ご想像におまかせします。
きっとさらなるファンタズムがあなたの前に広がるでしょう。
……ファンタズムってなんでしょうね?
こんなに巡ってもまだほんの一部!数々の小ネタにツッコミだしたらキリがなく
一時間くらいが溶けていくほどボリューム満点の『ファンタズモール』!
ぜひフレンドと一緒に行ってみてくださいね~!