
一般社団法人メタシアター(代表理事 早川悟司、東京都中央区)が、この度短編劇作の大会「劇王Virtual 2025」を開催することになりました。
「上演時間20分、俳優は3名まで」という制約のもとで実施されている、歴史ある短編演劇の大会「劇王」がVRChatにて初開催されます。さらなるVRSNS空間における演劇文化の発展と人材の育成を目指します。
劇王とは?
日本劇作家協会東海支部と長久手文化の家が、2002年よりプロデュースしてきた短編演劇コンテスト。観客と審査員の投票によって勝敗が決定。
2013年2月、開催10周年を記念して北海道から九州まで、全国各地の地区チャンピオンが集結し、天下統一大会が開催されました。これをもって長久手での「劇王」は一旦休止となりましたが、「劇王」は日本各地に飛び火し、2017年には海外からの参加者も含むアジア大会として復活。2020年には原点回帰しつつ新たな試みも取り入れた12回目が開催。惜しくも開催断念となった2022年を経て、2024年には本家「劇王 2024」が開催されたほか、広島、福島、茨城、宮城など、全国各地でさまざまな「劇王」が開催されています。
本大会では、日本劇作家協会東海支部様から「劇王」の名称の許諾及び後援を得て開催します。VRSNSでは初の開催となります。
大会概要
- 企画名 劇王Virtual 2025
- 会場 総合芸術劇場Dramapia(VRChat内ワールド)
- 開催日 2025年5月3日(土)21:00~24:00
- 主催 一般社団法人メタシアター
- 後援 日本劇作家協会東海支部
- 大会ルール
- 上演時間20分以内とする。
- 審査は観客と審査員の投票による。
ゲスト審査員
木村龍之介(演出家・作家)

1983年⽣まれ。東京⼤学で英⽶⽂学を専攻し、シェイクスピアを研究。シェイクスピアシアター、蜷川カンパニー、文学座附属演劇研究所などで俳優・演出を学び、劇団カクシンハンを立ち上げ、全作品を演出する。
2020 年に団体がプロデュース体制に移行後は、劇団という枠組みを超えて国内外で演劇の面白さを社会に届けるプロジェクトを企画し、外部での演出・潤色にも積極的に携わっている。「世界は劇場であり、“物語”の集合体である」と考え、生成AIなどのテクノロジーを使いながら、演劇を未来に向けて社会実装するスタートアップ・プロジェクトも推進している。2024年秋、初の著作『14歳のためのシェイクスピア 』が発行。
綾門優季(劇作家)

1991年生まれ、富山県出身。劇作家。キュイ主宰。2011年、キュイを旗揚げ。戯曲は「攻撃的で文語的なセリフ回し」「震災、テロ、無差別殺人など、突発的な天災・人災に翻弄される人々の様子を主なモチーフとすること」を特徴とする。
2013年、『止まらない子供たちが轢かれてゆく』で第1回せんだい短編戯曲賞大賞を受賞。2015年、『不眠普及』で第3回せんだい短編戯曲賞大賞を受賞。2019年、『蹂躙を蹂躙』で第10回せんがわ劇場演劇コンクールにて、劇作家賞を受賞。2021年度より、日本大学芸術学部演劇学科非常勤講師。BankART AIR 2023 SPRINGスタジオアーティストに選出。2023年度、Dance Base Yokohamaレジデンスアーティストに選出。
斜田章大(劇作家・演出家)
1989年生まれ。2012年総合表現団体「廃墟文藝部」旗揚げ。その後、全ての作品で脚本演出を担当。
2024年からは劇作家協会東海支部副支部長を務める。第30回劇作家協会新人戯曲賞受賞。若手演出家コンクール2019優秀賞受賞。
その他、戯曲賞最終候補3回。劇団の作品は、その大半を、youtubeで無料公開しています。
- 1/27(月)情報公開・エントリー開始
- 3/30(日)エントリー締め切り
- 4/1(火)当選団体発表
- 4/3(木)組み合わせ抽選会(配信あり)
- 5/3(土)21:00~24:00 大会本番(配信あり)
エントリーフォーム
以下のフォームにご入力ください。
https://forms.gle/HUzxkW4CGARitUPr8
主催者情報

一般社団法人メタシアター
〒104-0061
東京都中央区銀座1-12-4N&E BLD.7階
Email: info@metatheatervr.org
公式サイト https://metatheatervr.org/
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出典:プレスリリース
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