アークシステムワークスが1998年より展開している対戦型格闘ゲーム『GUILTY GEAR(ギルティギア)』
バーチャルマーケット6に引き続き、2021年12月4日から開催されているバーチャルマーケット2021にブース出展が発表され、ユーザー間で大きな話題となりました。
…というのも、なんと今回の出展ではアバター着せ替えアイテムとしてGUILTY GEARの各人気キャラクターの衣装が販売されるというのです。
つまり公式がバーチャル空間でコスプレ衣装を販売してくれるという事。
ありがたや~~!
さらにさらに!
コスプレ衣装の販売ページには着用モデルとしてVRChatで人気の有名アバターが使用されています。
企業がプレイヤー側の文化に歩み寄ってくれるのは、いちVRプレイヤーとしてめちゃくちゃ嬉しい出来事です。
そんな中、VRプレイヤーの間でGUILTY GEARのコスプレ集会をやろうという企画が立ち上がりました。
開催告知からわずか2日で多くのユーザーが参加
VRChatプレイヤーである『にゃるきーちゃん(@NyaruKey_PCK)』さんが主催を行った『ギルティギアVRCコスプレ撮影会』
Twitterで突発的に開催の呼びかけが行われたのにも関わらず、30名を超えるユーザーの参加で賑わいました。撮影会の呼びかけが行われたのが12月8日、開催されたのが10日の出来事。
わずか2日でこれだけの人数が集まれるというのが流石バーチャルって感じです。
現実でコスプレ撮影会を開くのにどれだけの準備期間と苦労があるか体験した事のある人なら、この超短期間での集会開催に驚愕する事でしょう。
バーチャルならではのコスプレ表現も
今回のバーチャルマーケット2021では『GUILTY GEAR -STRIVE-』の人気キャラクター「メイ」の衣装が販売されている他、『GUILTY GEAR Xrd』シリーズより「エルフェルト」「ディズィー」「梅喧」「蔵土縁紗夢」のVRChatアバター用衣装セットの販売が行われています。
撮影会に参加していたケイファ(@Keifa_VRC)さんは作中に登場する遠距離用のライフル(Missコンフィール)と近距離用のショットガン(Missトラヴァイエ)を構えて原作再現なポージングをしてくれました。
Kaho=佳邦(@VRkaho)さんは市販のコスプレ衣装に加え、自身でメイちゃんの武器のイカリとイルカを製作して参加するという力の入りよう。
こちらの小物は今回の撮影会の開催を聞いてから、仕事終わりに2時間で急いで仕上げたのだそうです。
これまた原作再現度の高い3Dモデル…!
現実ではこんなに大きなイカリやイルカは会場に持ち込めませんからね。
バーチャルコスプレの表現の幅広さを感じます。
メイちゃん衣装で参加した方の中には2Pカラーな色変え改変衣装で参加される方も。
黒メイちゃんな衣装を着ているこちらの参加者の方は、今回のVKetを通じてギルティシリーズを知ったそうです。衣装が可愛くてキャラクターについて調べたら、キャラクターボイスが自分の好きな声優さんだった…!という運命的なエピソードを語ってくれました。
キャラデザに一目ぼれして作品に興味を持つという事は多々ありますが、今回のアバター衣装販売のようにコスプレから作品の世界に入るのもアリですね。
他にもねこのアバターにメイちゃん衣装を着せている個性的なコスプレ衣装をされている方もいらっしゃいました。
なんだこれ、可愛すぎる…!
企業によるバーチャルコスプレ販売に今後とも注目
これまでにもバーチャルマーケットでは様々なゲームのオフィシャル3Dモデルが販売されていますが、今回のような『衣装販売』に特化した展示販売はVRユーザーにとってうれしい出来事でした。
自分のアバターに愛着を持っている人も多いですから、バーチャル空間の自分の姿のままコスプレが出来るのはいいですね。
同じキャラクター衣装でもそれぞれに個性があって、みんなで並んで写真を撮るのがすごく楽しい!
まさに十人十色なコスプレです。
GUILTY GEARの衣装販売はバーチャルマーケット2021開催期間限定の商品となっています。
メイの衣装は1,500円、その他のキャラクター衣装は2,000円にて販売中です。
公式が提供するコスプレ衣装がこのお値段で買えちゃうのはとってもお得。
公式衣装の配布はファンも嬉しいし、企業側としてもキャラクターそのもののデータ配布をするわけではないので、キャライメージを損なうことなくPRができそうです。
企業によるバーチャルコスプレの販売は今後とも注目ですね!
■『ギルティギア』 Vket公式ストア https://store.vket.com/sp/shop/arcsystemworks