3万円で買えるトラッカーが登場!「HaritoraX」公式HPオープン

2021年5月21日、株式会社ShiftallよりVR用トラッカー「HaritoraX」の公式ホームページがオープンしました。価格は27900円(税込)。

詳細な情報はこちら(公式HP)↓
https://ja.shiftall.net/archives/product_page/haritorax/

Shiftall社はあのパナソニックの子会社。個人制作で無印版Haritoraを制作していたizm氏(@izm)と業務提携を行い、より量産性・完成度に優れたHaritoraXが誕生しました。

HaritoraXはジャイロセンサーを用いており、外部センサー無しのトラッキングを可能としています。
実際の使用シーンがYoutubeで公開されています。

最初に驚くべきはその価格。冒頭にも書いたとおり、税込27900円という破格の値段を実現しています。そう、税込価格です。1万円札を3枚出すとちょうど買えます。Oculus Quest2にピッタリなお供になるかもしれません。

内蔵バッテリーの駆動時間は10時間。携帯バッテリーなどで給電を行えば、事実上無限に稼働させることもできるとのことです。
各トラッカーは有線ケーブルで接続されているので、個別で充電する必要がないのは大きな強みです。

トラッカーを固定するベルト型専用スーツが標準で付いてくるというのも嬉しいポイント。胡座をかいてもケーブルが引っかからない、寝る時は膝上にトラッカーを寄せられるという痒いところに手が届くところも織り込み済み。
パンツ一丁ならそのままトイレで用を足すことも(!)可能ということです。(トイレの際は必ず座って使用すること)

さらに今後、追加のデバイスの販売を予定しており、拡張性の高さを伺える仕様となっております。

ちなみに、同じくジャイロセンサー式のUni Motionは完全ワイヤレス仕様。ライバルになるであろう両製品ですが、ケーブルの長所と欠点が購入の決め手の一つになりそうです。

余談ですが、Shiftfall社はパナソニック製品の3Dアクセサリーをboothで販売しています。販売サイトはこちら

HMD同様、役者が揃ってきたトラッカー界隈。今後ますますトラッカー競争は熱くなっていくことでしょう。