12月8日にZOZO創業者の前澤友作さんが宇宙へ飛び立ち、自身のYouTubeチャンネルで宇宙旅行を満喫している動画が絶賛公開中なわけですが、現時点での科学では一般人が宇宙旅行をするにはとんでもないお金がかかってしまいます。
なんでも前澤さんが宇宙旅行に行くまでに費やした金額は、スタッフと自分併せて2人分で100億円以上なのだそうです。
少なくとも現在の日本ではお小遣いを必死で貯めても宇宙旅行の夢を実現することは難しそう…。
ですがVRなら自宅から簡単に宇宙旅行を楽しめちゃう?
今日はVRChatで一緒に宇宙旅行を満喫してみましょう。
国際宇宙ステーションの大きさってどれくらい?『ISS International Space Station』
『地球は青かった!』
…って言葉がつい口から出てきそうなこちらのワールドは片道ランナー(@katamitirunner)さんが制作したISS (国際宇宙ステーション) の原寸大モデルが見れるワールドです。
実はNASAではISSを始め、様々なロケットや衛星、惑星の3Dモデルが無料で配布されています。
こちらのワールドもNASAの公式3Dモデルを基に制作されたワールドなのだとか。
つまりホンモノのISSをバーチャル空間で拝めちゃうという訳です。
目の前に浮かぶ地球がデカすぎてスケール感を掴むのが難しいですが、実物大のISSは約108.5m×72.8mとほぼサッカー場ほどの大きさなのだそうです。
写真の中、私がどこにいるか分かりますか?
ISSは宇宙に浮かぶ巨大な実験施設で、現在6名体制で運用を行っているそうです。
チームは約6か月ごとに交代していて、ISSに長期滞在している宇宙飛行士は、宇宙環境での科学実験やISSの保守作業などを行っているそうですよ。
ISSから見る地球側の景色は美しいですが、反対側にはひたすら暗闇が続いています。
宇宙空間には歓楽街のような賑やかな声は聞こえませんし、人の影もありません。
この空間にいるのは私1人だけ。
宇宙飛行士は訓練の段階でこうした宇宙での孤独に耐えられるよう、密室での生活の訓練や作業テストを受けているそうです。
宇宙旅行って意外と寂しいのかもしれません。
ISSの中を探索しよう『Inside the ISS』
先ほどISSの大きさを語りましたが、実は船内は狭くてこじんまりとしています。
宇宙飛行士はこの狭い船内の中で何か月も任務を行います。
ISSの内部を探索できるワールド『Inside the ISS』では実際のISSでの生活を疑似体験することができます。
船内はほぼ重力が働かず、上下左右の感覚もありません。
物固定していないとすぐにふわふわどこかへ飛んで行ってしまいます。
宇宙では使った物はきちんとお片付けしておかないとすぐに物を無くしてしまいそうです。
宇宙でトイレをしたくなったらどうするのでしょうか?
前澤さんもYouTubeで動画を上げていましたが、 宇宙でトイレをするときは掃除機のようなバキュームでうんちやおしっこを吸い込むのだそうです。
水を使って流す地球のトイレとは使い方がまるっきり違うので、慣れるまで時間がかかりそうです。
ISS内部には地球が眺められる展望デッキのような空間があります。
青くて美しい地球。
この丸い球の中に人間や動物、植物、すべての生き物たちの命が詰まっているのですね。
宇宙空間から地球を眺めると、この美しい地球がいつまでも続くように祈らずにはいられません。
VRゴーグルを外して地球に帰ってきたら、地球を守るエコな生活を心がけてみようかな。