メタバース音楽フェス「META=KNOT 2024 in AKASAKA BLITZ」閉幕、バーチャル赤坂BLITZのレンタル開始。

3月30日(土)から毎週土曜日に計4回開催した、バーチャル空間でアーティストがパフォーマンスを行うメタバース音楽フェス「META=KNOT 2024 in AKASAKA BLITZ」が4月20日(土)に大きな反響と共に閉幕した。

META=KNOTは、クリエイティブな人材が多く集まるソーシャルVRプラットフォーム「VRChat」から、次世代の新しい才能が飛び出すことを期待し開催されたイベント。1週目から3週目までは特設野外ステージで行われ、1週目のトップバッター・潮成実から、3週目のトリを務めた長瀬有花まで、ライブを行った計12組は将来大物になることを予感させる才能溢れるパフォーマンスを披露。イベント参加者のアンケートには「今まで知らなかったアーティストのライブを聴いて感動した」といった声が多く寄せられた。

特設野外ステージは、ワイヤーフレームなどCG表現を組み合わせ、アート性もある世界観を持ったバーチャル空間として、赤坂のSacas広場内に構築された。アーティストの歌声に連動して建物やライブステージが変化する「オーディオリアクティブ」演出は、楽曲ごとに赤坂の街の色を変え、メタバースならではの新しい音楽体験を参加者に提供。「街全体が動く空間演出に感動した」など、ライブ空間演出においても高い評価を集めた。

最終週となる4週目には、AKASAKA BLITZ屋内のメインステージがついに初公開。曲ごとに作りこまれた、ステージ全体を変貌させるグラフィカルな空間演出「パーティクルライブ」を全楽曲で実施。参加者の音楽への没入感をより一層高め、楽曲ごとに世界観が大きく変わる驚きの演出で魅了した。Xやアンケートでも、「VRならではの演出に圧倒され、感動した」など絶賛するコメントが多く寄せられた。

当日のトップバッターを務めた「KAMITSUBAKI STUDIO」のバーチャルラップシンガー「春猿火(はるさるひ)」とバーチャルロックシンガー「幸祜(ここ)」は、圧倒的な歌唱力を披露。披露された3曲ごとに世界観が変わる豪華で力強い空間演出と相まって、参加者の期待をさらに上回る、圧巻のパフォーマンスとなった。

続いて、META=KNOTでデビューの「猫 The Sappiness(ネコザサピネス)」が登場。披露されたのは、jon-YAKITORY、RED、星銀乃丈&堀江晶太(別名義:kemu)など、いま話題のクリエイターを迎えて制作された珠玉の3曲。壮大なパーティクルライブ演出と共に、観客を魅了する歌声がバーチャル赤坂BLITZに鳴り響いた。なお、「猫 The Sappiness(ネコザサピネス)」の公式X(https://x.com/nekothe_jp)・公式YouTube(https://youtube.com/@nekothesappiness)は既に開設されおり、またMETA=KNOTでのデビューライブは、5月22日(水)21時にVRChat内バーチャル赤坂BLITZで再上映されることが決定している。

次に登場したのは、VRChat界隈でカリスマ的存在になっている「キヌ」。パーティクルライブといえば「キヌ」の代名詞であり、本イベントは「キヌ」ありきで企画が進められた経緯もある。META=KNOTでも、赤坂BLITZという空間にとどまらない圧倒的な世界観の表現で参加者に感動を与え、唯一無二の存在であることを証明するパフォーマンスを披露した。

META=KNOTの大トリを務めたのは、バーチャルYouTuber「名取さな」。本イベントへの出演を発表した際、ファンはVRChat初登場を多いに喜び、イベント当日に向けて日に日に熱量は高まっていた。待望のライブパフォーマンスはやはり秀逸で、パーティクルライブで包まれた姿は、ファンのみならずたくさんの人の心を惹きつけた。META=KNOTのフィナーレを飾るに相応しい最高のパフォーマンスをみせた。

イベントのアーカイブ動画は、以下のURLで公開中です。

【Week1】https://www.youtube.com/live/dvNP7JNJ26c?si=3_P7PtuuJuAIIlQM&t=1815
【Week2】https://www.youtube.com/live/h6gbjbn3oko?si=Y-h5aVnX00K7Kcx3&t=302
【Week3】https://www.youtube.com/live/KvTOGwLtMFU?si=iSCxdCOPDUdOGCdP&t=305
【Week4】https://www.youtube.com/live/r4xvxXm7x9I?si=UUolONNQD7fb6tZM&t=300

また、3月24日(日)から4月14日(日)の毎週日曜日には、普段VRChatで活動する3つの音楽系コミュニティ「EMN Records」「V-Kitazawa AWAKE」「OpenMicBar SpotLightTalks」によるサイドイベントも開催された。こちらも毎週盛り上がりを見せ、VRChat内のアーティストの可能性を感じさせるイベントとなった。

今回、VRChat上で復活した「バーチャル赤坂BLITZ」だが、有償でのレンタルも開始となった。メタバース空間上に新しいライブステージを1から作ると、高額な制作コストが発生するが、バーチャル赤坂BLITZをステージとして利用すれば、安価にVRChatでのライブを実施することができる。META=KNOT 2024の野外特設ステージで披露された「オーディオリアクティブ」の標準的なライブアセットも合わせて提供予定のため、通常のライブよりリッチなライブを行うことが可能だ。このステージから、VRChatならではの新しい音楽シーンが誕生していくことに期待したい。

「バーチャル赤坂BLITZ」レンタルや、本施設を利用した協業などにご興味のある方は、META=KNOT問い合わせ窓口までご連絡ください。

[META=KNOT問い合わせ窓口]metaknot@gr.tbs.co.jp

参照:株式会社TBSテレビ提供プレスリリース

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バーチャルライフマガジン編集部
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