就職フェスでこんなにワクワクしたのは初めてかもしれません!
近年新たなビジネスとして注目の高いメタバース。
VR SNSユーザーの中でもメタバース関連の企業に転職したいという人は続々増えてきています。社会人の方はもちろん、学生にも人気で、VRChatの中では学生主体の就活集会が開かれているほど。
メタバース就職を希望する人の多くの人は『VRのカルチャーが好きだ!』『メタバースの世界を愛してる!』という想いを抱いているのではないでしょうか。
就職ですから福利厚生やお賃金も気になるところではありますが、なにより一番だいじなのは『好きなことに関わりながら生活ができるか』というところ。
その夢、METANAVI(メタナビ)なら叶えられるかもしれませんよ。
“在りたい自分”で企業と繋がる『METANAVI2』
METANAVIはメタバース関連の企業、そしてメタバース企業に就職したい人が集まる就職イベント。今回で2回目の開催のイベントです。開催場所もメタバース空間(VRChat)を活用して行われるという、ちょっと変わった就職イベントになっています。
就職イベントというと、スーツをビシッとキメて、履歴書片手にオフィスビルに出陣…!といったスタイルがオーソドックスですが、METANAVIではその必要はありません。
METANAVIはドレスコードなし。
いつも使っているお気に入りのアバターで気軽に参加ができるのです。
訪れた参加者の方もアバターは様々。
かわいい女の子アバターからメカアバター、ケモミミ、なんでもありです。
どんな自分でも胸を張ってありたい姿でいることができる。
なんだかディズニー映画、ズートピアの世界みたいだ。
インターネットが発達してからというものの、現実よりもネット上での活動の方がポートフォリオが充実してるという人も多くなってきています。
メタバース上の姿がいつもの私なんだ、って感じている人も多いから、ムリして姿を変える必要が無いのは安心できますよね。
イベントは前回と同じく、最初に各企業が10分程度のプレゼン、その後各企業ブースにて個別に質問タイムが始まるといった流れになっています。
今回参加した企業は5つ。
eコマース、インフルエンサーマーケティング事業を行う企業『C Channel(シーチャンネル)』
xRが当たり前の世界を実現するため、メタバースプラットフォームの開発を進める『Synamon(シナモン)』
東京クロノスやALTDEUS(アルトデウス)などのVRゲームを開発する『MyDearest(マイディアレスト)』
マジック:ザ・ギャザリングのバーチャル展示会場や東京ゲームショー2021などの会場制作を手掛ける、仮想空間の構築を目指す『ambr(アンバー)』
そしてAR技術を駆使したテクノスポーツで世界に夢と希望を与えるmeleap(メリープ)
それぞれの企業で取り扱うコンテンツは多種多様です。
VRやxR、メタバースに関わる仕事ってたくさんあるんですね。
メタバース関連でパッと浮かびやすい職業って、3Dモデリングとか、プログラミングとか、そういうのをイメージしてましたけど、それだけじゃないようです。
メタバースといえど、ここはもう1つの“現実”。
必ずしも特殊なスキルが必要なわけではないって事です。
むしろ現実で必要とされているポジション、仕事を回す能力や、人と関わる能力などが改めて注目されているような部分もあります。
前回のMETANAVI参加者の中には『モデリング出来ないけどメタバースが好きだから、なにかで関わりたい。人事に入ってメタバースの盛り上がりを下から支えたいんです。』って人もいたのだとか。
もちろん3Dモデラーやエンジニアの需要は高いですが、今はメタバース上でのイベントを企画運営する、プロデューサ・ディレクター的ポジションもアツいそうです。
ユーザーとともに
各社のプレゼンが終わった後は、各企業ブースで採用担当者と参加者の交流タイム。
採用担当者に質問する時も
『〇〇大学の〇〇です。この度は~』
なんて言わなければならない、って事はありません。
思った事をそのまま聞ける、アピールしたいことその場で話せるラフな雰囲気がいい感じ。
中には自作のアバターを着てイベントに参加する人も。
メタバースの世界では身ひとつがそのままポートフォリオになるって訳ですね!
参加者は『この業界でこんなことがしてみたいんです』と期待に胸を膨らませながら語っていました。
なんだかみんな楽しそう。
就職イベントでワクワクしたのってはじめてかもしれません。
なにぶん、聞いていると未来が楽しみな話ばかりなんですから。
普段からVR SNSを遊んでいる人なら分かるかと思いますが、VRの世界って日々新しいカルチャーが生まれたり、日進月歩の勢いで新技術が開拓されているじゃないですか。
アイデア次第で世界の在り方も変わります。今回出展した企業の1社、AR技術を駆使したテクノスポーツ、HADOを展開している株式会社meleap(メリープ)の代表、福田さんは『子どものころから“かめはめ波”を打ちたくて。ARならできるんじゃないか?ということでHADOを開発しました。』と語っていました。
えっ、そんな面白い動機で会社を立ち上げられるんだ。
しかも今では世界39か国、109か所でHADOが体験できる常設フランチャイズを展開しているというから驚きです。
近年はVR SNS内でのユーザーカルチャーもコミュニティ単位で運営を行っていたりします。こうした“ワクワクするアイデアをみんなで叶えていきたい”という姿勢は企業でも同じ。
企業だからといって特別わたしたちと離れた存在ではないんだなぁ。
もちろん、メタバース黎明期だからこその距離感の近さというのもあるかもしれません。
ですが、こうしてメタバースの空間を一緒に盛り上げていけるような企業がわたしたちにアプローチしてくれているのってなんだか嬉しいですよね。
人とつながる、世界が広がる、がメタバースリクルートの肝
就職フェスMETANAVIを主催する株式会社tenshabiは、メタバースで人と人との縁を繋ぎ、日本をメタバース大国にしたいという思いでイベントを開催しているそうです。
人と人、そして人と企業が出会う事で色々なサービスが生まれていく、世界が豊かになっていく。METANAVIはそんな未来を感じさせるようなイベントでした。
早くも第3回の開催も予定しているという事なので、詳しい情報は公式METANAVI公式サイト、またはTwitterをチェックしてくださいね。
次回はどんな企業と出会えるのか楽しみです。
photoːえこちん(@ecochin)
メタバース就職フェス『METANAVI』
公式サイト:https://metanavi.io/
Twitter:https://twitter.com/metanavi888
未来を創る!第2回【メタバース就職フェス #METANAVI 2】
YouTubeːhttps://www.youtube.com/watch?v=7VjmOgjQh5A&t=1604s