【現地取材】モバイルモーションキャプチャーmocopiの新サービスを最速体験!12点トラッキングの『プロフェッショナルモード』やセンサーデータレシーバーを実際に試してきた!

ソニーは同社のモーションキャプチャー「mocopi」を使った新サービスの体験イベントを秋葉原コンベンションホールにて開催しました。

高精細のモーションキャプチャーソリューション「XYN Motion Studio」や、VRコンテンツ向けの「mocopi VR」などが体験できたので、その所感をお伝えしていきます!

専用レシーバーで性能大幅UPした『mocopi VR』でフルトラできる?

「mocopi VR」とは、mocopiのセンサーをSteamVRの仮想トラッカーとして利用できるソフトウェア。VRChatをはじめとしたさまざまなVRアプリケーションでフルボディトラッキングが可能になるというVRユーザーは目が離せない機能です。

今回の体験会で初めてお披露目された専用のセンサーデータレシーバーは、これまでスマホを介してPCと接続するしかなかったmocopiを直接PCに接続できるアイテムになっていて、さらに接続性能が格段に向上しているとのこと。

mocopi VRフルトラでVRChatを遊んでみた

mocopi VRでフルトラをする場合、「HEAD」を除いた5つのセンサーを用いて腰から下をトラッキングします。
実際に動いてみた感想としては「日常的な動きならこれで十分」という感想です。
歩いたり椅子に座ったり寝転ぶ程度ではトラッキングが外れることはありませんでした。

駆け足もしっかりトラッキングできている
足組みもリアル側とほぼ同じ姿勢。
アバターの脚の長さを調整すればさらに自然になる。
モニターには映ってないが、寝返りも問題なし

mocopiを2台使った『12点トラッキング』ってどんだけスゴイの?

「mocopiプロフェッショナルモード」は、mocopi2セット合計12個のセンサーを使いより高精細なキャプチャーが可能になったモードです。

mocopiプロフェッショナルモードでVRコンテンツをプレイすることはできませんが、その精度はかなりのもの。

体験会の環境ではどうしても遅延が発生するが、
家やスタジオ内ならほぼ気にならないレベルになるとのこと。
これまでは難しかった座った状態のトラッキングもしっかり

mocopiソフトエンジニアの方に質問しました

そうですね。前々から構想はあったんですが、すぐにデバイスが完成するわけでもないのでようやくお披露目できたという感じです。VRChatをはじめとしたユーザーさんやクリエイターさんはしっかりmocopiを使い込んだ上でご意見を送ってくださるので非常に参考になっていますし、頂いたご意見や要望はできるだけ叶えたいと思っています。

HMDとコントローラーでそのままトラッキングしたほうが圧倒的に精度がでますし、VRChatのIKも優秀なので下手にmocopiと組み合わせないほうが良いと思っています。センサーが1つ余るので、例えば胸トラッカーとして追加できたらどうかな~とかは考えてたりしてます。
トラッキング精度が上がったとはいえ「腰が若干カクつく」などご意見はまだ頂くので、今後もアップデートは続けていきます。

まとめ

発売から2年が経った今でも定期的にアップデートが行われているmocopi。VTuberやVRSNSユーザーに嬉しい機能が追加され今後の展開やさらなる新サービスにも期待が持てる非常に満足感の高い体験会でした!

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dateyakiya
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バーチャル世界でなにもしないをしています。