名古屋もちゃんとあるでよ!VRChatにある“名古屋”ワールド特集!

2023年12月4日追記

中京競馬場に展示してある「名鉄7000系」の写真を追加しました。

Vket 2022 winterの企業ブースワールドとして公開される「パラリアル名古屋」
VRChatなどバーチャルに再現された土地では、東京や大阪を再現したワールドは多数存在しますが、実は名古屋のワールドもいくつかあったりするんですよ?
そこで「VRChatに存在する名古屋特集」と題し、ワールドを4つご紹介します!

その1:『名駅金時計前』

VRChatの地域集会イベントの一つである名古屋県民会用に短期間で制作されたワールド。

JR名古屋駅の東(桜通口)側の待ち合わせスポットで有名な金時計前周辺が再現されており、名所として有名なマネキンの「ナナちゃん人形」を模した「うににちゃん人形」や金のしゃちほこが展示されていたりします。
中でも金時計に関しては、アセットが存在しないため自作したそう。
ちゃんと時計としても機能してます!

名古屋県民会の様子
VRChatアバター「うにに」をナナちゃん人形に!?

Vket開催期間内に、パラリアル名古屋にて「名古屋県民会」が開催予定です。
県内外関係なく、愛知名古屋県に興味ある人はぜひ行ってみてね!

第3回 名古屋県民会

開催日時:12月11日 21時から
Join先:しーぷ(sheep)
ワールド:Vket 2022 Winter パラリアル名古屋
Quest対応:企業ワールドのため非対応
最新情報は主催Twitterから:@sheepchem

その2:『Train Driving and Travel World 1.0』

愛知県内を中心に走る私鉄である名古屋鉄道(名鉄)。この名鉄の架空の路線をVRChat内に引き、引退した電車「名鉄7000系」を体験できるワールド。

ここではなんと自身で運転も出来ちゃいます。ルートとしては、環状線を右回りに走れます。自動運転機能も搭載しているので、運転しなくても楽しめちゃいます!
メタバースにおける引退した鉄道車両の動態保存および体験の可能性」として名古屋市立大学芸術工学研究科中川研究室により制作されました。

名鉄によくある感じの無人駅
運転席は上の出っ張りの部分
シートの質感が伝わってくる……
抜群な眺望と乗客向けの速度計

現実世界での「名鉄7000系」は、前面眺望が楽しめることからパノラマカーの愛称で長年愛されていましたが2008年末に定期運行が終了。
現在は、愛知県豊明市にある中京競馬場内にて「パノラマステーション」として展示保存されています。

中京競馬場に展示されている「名鉄7000系」(筆者:2023年12月3日撮影)

その3:『黄昏れ特急 -Big Sunset Express-』

外から差す太陽がノスタルジックを誘うワールド。

以前から人気で、このワールドを知る方も多いと思いますが、実はここも名古屋に関連しているワールドだったりします。
モデルの車両は、こちらも名古屋鉄道の「名鉄2000系」有料指定席車両。
外を流れる景色は、空港島と向かいの陸地を繋ぐ高架橋を連想させ、太陽の光が窓から差し込む列車内でボーっと外の景色を眺めていられるワールドになります。

現実でこの列車は、岐阜県内と中部国際空港や豊橋市を結ぶ特急列車として運行されています。

車内はフルスクラッチで作ってるんだとか。
電話をするときはこちらで。

その4:『ツムジボードトレジャー』

ささしま地区から名古屋駅方面を望む

伝説のゲームっぽいので、名駅周辺を飛ばして遊べる…!!

2003年に任天堂ゲームキューブ用ソフトとして発売された、未だに熱烈なファンの多い伝説のゲーム「カービィのエアライド
カービィのエアライドを再現し、名古屋駅周辺でシティトライアル的に遊べるゲーム「ツムジボードトレジャー」
相手を攻撃するのではなく、相手とアイテムを回収したポイントで競うゲームになっています。

国土交通省が主導する3D都市モデルのデータプラットフォーム「PLATEAU」のデータをもとに名古屋駅周辺を再現しており、いろいろ飛び回れます。

ボードに乗ってる様子
能力は回収ではなく、Udon chipsで買うシステム。
名駅のスポットが詰まった区域

さいごに

こう振り返ると鉄道が関わっているものばかりですね。
日本で一番自動車が多く走り、自動車産業が盛んな愛知県ではありますが、地元の足として、名所として鉄道が愛されている証拠なのかもしれません。
Vketのパラリアル名古屋をはじめ、ジブリパークやリニア新幹線の工事も進む中で盛り上がる「名古屋」のこれからに注目!?

Vket期間中(~12月18日まで)イベントがバーチャル・リアル問わず開催中。機会があればパラリアル名古屋とリアル名古屋に行ってみてくださいね!

パラリアル名古屋は、名古屋でした。

バーチャル名古屋駅のサイトはこちらから!

https://www.jrta.co.jp/event/virtualmarket/

今回紹介したワールドはこちら!

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