東京・奥多摩にある観光スポット、日原鍾乳洞(にっぱらしょうにゅうどう)
都内の秘境スポットとも言える観光地が有志のユーザーによりVRChatワールドとして公開されています。
涼しい鍾乳洞
壮大な自然のちからを感じさせる鍾乳洞。
こちらはVRChatプレイヤーのとみー(@Tom_t0m_tommy)さんが制作したフォトグラメトリ(※1)ワールドです。
都心から約2時間半の場所にある日原鍾乳洞(にっぱらしょうにゅうどう)は総延長1270メートル、高低差134メートル。その規模は埼玉県秩父市の瀧谷洞と並び関東地方で最大級の鍾乳洞となります。
VRChatで再現されたワールドでも本物さながらのスケールで空間内を歩き回ることが出来ます。
※1 フォトグラメトリ…物体を様々な方向から撮影した写真をコンピューターで解析し、3Dモデルを立ち上げる技術
ワールド入り口には日原鍾乳洞(にっぱらしょうにゅうどう)内の案内図が置かれています。
案内図の情報によると、鍾乳洞内は年中摂氏11℃に保たれていて、夏は涼しく、冬は暖かいのだそう。
ワールド内はポタンポタンと滴る水音が洞窟全体に反響しています。
静かな空間に響く水の音…まるで本当に鍾乳洞にいるかのようです。
鍾乳洞内にはいくつかのパワースポットが点在しています。
その中でも『縁結び観音』は鍾乳洞内の中でも人気を誇る名スポット。
ご利益を求めて熱心にお参りする人が多いのだとか。
他にも石が積まれた『賽の河原』や『十三仏の掛けじく』など名所がたくさん。
今のご時世は観光や校外学習にもなかなか行けない時代ですから、VRでバーチャル社会見学に出かけられるのは嬉しいですね。
十数年後の未来では地方の生徒でもVRで簡単に全国の歴史スポットに訪れられる世界になっているかもしれません。
『今日の1限目はVRで横浜の赤レンガ倉庫に見学に行きますよ~』なんて未来が来てほしいよね。
ちなみに日原鍾乳洞(にっぱらしょうにゅうどう)はトラベルガイドアプリPokke[ポッケ]にて音声ガイドが公開されているので、解説を聞きながらVRで見て回ればより一層観光が楽しめそうです。