1人でも楽しめる、VRChat初心者向けワールド5選

こんにちは。常盤いるむと申します。普段はVRChatのワールド巡りをよくしており、Twitterでも #VRChat_world紹介 タグへの投稿をする傍ら、ワールド巡りイベント「雑食系ワールドツアー」の主催もしております。

今回は集会や多人数で楽しむだけでなく一人でも楽しめる、または「まずどこへ行けばいいのか?」となっているワールド巡り初心者向けにもおすすめできるワールドをいくつか紹介してみたいと思います。

UNDERGROUND CITY  (by lunar eclipse)

私がVRChatを初めた初期に紹介していただいたワールドのうちの一つです。舞台は未来、地上駅から長いエレベーターを下ると現れる巨大で煌びやかな地下都市、というコンセプトが既に心躍るものがあります。

都市の外見としてもいかにも未来的な造形・空中を飛び回る車などが見栄えしますし、照明切り替え・天井からビルが下りる演出・隠しルートでのイベントなどサブ要素も豊富です。

更に面白いのはワールド作者さんにより同じ世界観における別々のワールドとしてシリーズ連作が作られていること。地下都市から空、宇宙へとまとめて回ることでさらなる冒険感を味わうことが出来るでしょう。

(画像は「ANTI-GRAVITY SATELLITE」における紹介ポスター)

余談ですが、好みのワールドを見つけたらワールド作者さんのプロフィール画面から他の作品を辿ってみるのもワールド巡りのおすすめです。必ずしもシリーズものとは限りませんが、好みの雰囲気は共通するワールドが見つかるかも。

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Happy Hill Dog Park 1․1  (by Dr․Kim)

自然豊かな公園で動物と遊ぶのも癒しの時間としていいですね。ここはそんな中でも動物の挙動の作り込みが良い秀作なワールドです。

基本システムは各所にいる犬におもちゃが設定されており、それを持った人に犬が付いてくるのと投げたらそれを取ってきてくれるもの。さらになでなですると反応したり、待機モーションがあったりと何かとかわいいです。

一度に複数の犬にもついてこさせることもできてモテモテにもなれます。かわいい。犬だけでなく公園の景色やサウンドも良い場所なのでまったりするのにもいいですね。

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Particle Live˸ 可愛くなりたい 1․4 (by 約束@VRC)

パーティクルライブ系のワールドもVRならでは、かつ鑑賞するのがメインなので初心者向けのコンテンツのひとつですね。
現在では国内外様々な作者さんによりこの系統の演出アニメーションワールドが存在し、目や耳を楽しませてくれます。

曲のテーマに合わせた可愛らしい世界観にあわせて繰り出されるめくるめく展開、歌詞を出すにも一工夫して演出の一部に取り込むなど非常に練られた作品です。

元々はアバターのアニメーションとしてパフォーマンス用に作られた作品であり、これは過去作品をワールド用にコンバートしたもの。

本来の演出では演者さんがリアルタイムで踊ったり、最新作も見れたりなどよりライブ的な楽しみがあります。依頼やイベントでもたまに披露されるとの話なので興味の出た方は調べてみては?

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Obsession VR Horror (by FlowersRite花之祭P)

動画サイトなどでのVRChat実況配信では、ホラーコンテンツも人気と聞きますのでそちらに興味がある方向けにひとつ。

ホラーワールドも色々ありますが、ここ「Obsession(漢訳:『執念』)」は中国風の世界観をモチーフにしているのがユニークですね。
なお演出の音声も中国語ですが字幕で日本語にも対応していますのでご安心を。

建物も中国伝統家屋風で丁寧に作られ、途中の仕掛でも漢方薬の調合をイメージしたものや影絵を使った演出など、神秘的な雰囲気もあってある意味綺麗なワールドです。

しかし、あまり経験のないその怪しい雰囲気だからこそ予測できない怖さを生んでいる気もします。どちらかというと静かな方なホラーワールドですがびっくり要素もあるのでご注意を。

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Roaming Savanna Safari (v5․81) (by `Squishy)

最後に長時間での探検のし甲斐もあるワールドを一つ。タイトル通りアフリカのサファリパークなワールドです。

v5.81現在で409MBという巨大サイズだけに、超広大な敷地の各所に二十数種もの動物が配置されているという大作です。(そして現在でも定期的に更新され動物やコンテンツは増え続けています。)

ただ広い大きいのみでなく各所に配置された動物たちも歩き・休み・はたまたケンカなどバリエーション豊かなポーズや動きを設定されているのが生命感があり魅力的です。中には特定のポイントにしかいないレアな動物もいたりして、それらを探すのも楽しいですね。

動物以外でも備え付けの双眼鏡にはちゃんとズーム機能があったり、太鼓が叩けたり、金の動物像を探してそろえるゲームや隠しイベントがあったりボリューム盛りだくさん。すべて見ようとすると数時間かかるかも?

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終わりに

ここまで読んでいただきありがとうございます。

思えば私自身のワールド巡りもイベント以外では普段あまり多人数で連れ立ってという形式ではなく、その視点に注目して今回のようなまとめとしました。

人と楽しさを共有するのもいいですが、VRならではな体験やアート的な面白さを純粋に鑑賞するのもまたVRChatにおけるワールド巡りの楽しみでありますので、今回の記事がそうした楽しみ方のご参考になれば幸いです。ではでは。

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常盤いるむ
常盤いるむ
VRChatではworld巡りとworld紹介を主にやっております。