オタクの愛にあふれた夢のメタバース世界『バーチャルマーケット2021』を見てくれ!

やってきたぞ!『バーチャルマーケット2021』

Facebook社がMetaに社名を変更してから『メタバース』という単語はビジネスや投資家の間で一気に注目のワードとなりました。

どこに投資すればいい?今注目のメタバース銘柄は…?

いやいやいや、メタバースの楽しみってのはそういうのじゃないでしょ!

『現実とは違うレイヤーで、好きな姿で好きな事をして生きていく』
2018年、メタバースのメの字も無かったころからそんな夢を実現しているVR法人HIKKY。
彼らがプロデュースするメタバースの一大イベント『バーチャルマーケット2021』がいよいよ12月4日に開催されます。

メタバース世界に初めて来る人も、どっぷりハマってるよって人も、みんなが一緒になって楽しめる“夢の世界”を一足先に一緒に予習しておきましょう。

今回のバーチャルマーケットのテーマは『メタバースシティ』

前回2021年8月に開催された『バーチャルマーケット6』の後続として開催される『バーチャルマーケット2021』

今回から心機一転、ナンバリングが無くなりタイトルに開催年が記載されるようになりました。

バーチャルマーケットは毎回開催毎にテーマが決められているのですが、今回のテーマは『メタバースシティ』

昨今メタバースという言葉が流行っていますが、『バーチャルマーケット含め、この世界に住んでいるみんながやってきたことってメタバースの世界を盛り上げることだよね』ということで、あえてこのバズワードのビックウェーブに乗り、私たちのオタク力を見てもらおうじゃないか!という思惑があるのだそう。

バーチャルマーケット2021では日本の中でも海外から知名度の高い『渋谷』『秋葉原』をモチーフとしたメタバースワールド、名付けて『パラリアル渋谷』『パラリアル秋葉原』の2ワールドが企業ブースとして公開されます。

特に『パラリアル渋谷』では現実の天気と連動してメタバース内の会場の天気も変わります。
現実で雨が降ったらパラリアル渋谷でも雨が降る。
まるでバーチャルとリアルが混ざり合っているかのような演出が楽しめます。
さらにクリスマスには特別なことが起こるのだとか…!

注目企業ブースをピックアップ

そんなバーチャルマーケット2021ですが、今回はなんと過去最大の80社が出展をしています。

全部は紹介しきれないのですが、中でもオタク度の高い注目の企業ブースをいくつかピックアップして紹介しましょう。

公開ギリギリの衣装に注目!シノビマスター

ちょっとエッチな演出が魅力のスマートフォン用ゲームアプリ『シノビマスター 閃乱カグラ NEW LINK』

前回に引き続きの出展となりますが、今回もVRChatに公開できるギリギリのラインを攻めた展示に注目です。

シノビマスターのキャラクターのアバター販売、登場キャラクターの詠(よみ)の衣装は冬らしいニットのワンピース…かと思いきや

振り返るとほぼ全裸な『童貞を殺すセーター』ではありませんか!

お尻の割れ目ラインまで丁寧に描写されていて非常にエッチ…。

ちなみにこちらのアバターはアバターの素体とお洋服を分けることができるので、ご自身の普段使っているアバターに着せ替えることも可能です。

リアルじゃ絶対着れないようなお洋服でもバーチャルなら恥ずかしくないもん!
って事で、着せ替えにチャレンジしてみるのも一興。

『アバターのセットアップなんてしたこと無いんだけど…』という人でも大丈夫。

アバターを購入するとアバターセットアップ動画が付いてきます。
動画を見ながらアバターをセットアップすれば初心者の方でも簡単にエッチな姿になれますよ。

VRChat用にアップロードしやすいよう、予め各種設定もされているので安心です。

ギリギリOK…じゃなかった衣装は Vket Cloudで販売中

実はシノビマスター のブースにはエッチすぎてVRChatに置けなかった秘密の衣装があるのです。

クリスマス仕様のシノマスキャラ、華風流(かふる)ちゃんの衣装はリボン1本でコーディネートされた大胆コーデ。

こちらはスマートフォンからバーチャルマーケットにアクセスできるVket Cloud(ブイケット クラウド)内でしか買えない限定衣装となっています。
もちろんこちらのアバターも素体と衣装を分離できるので、自分のアバターに着せ替えすることが可能です。

今年のクリスマスプレゼントは わ・た・し♡
ってやつですね。

遊びながら学べる、SMBCの株価連動ジェットコースター

事前のプレスリリースでも注目を浴びていたSMBC日興証券の出展ブース。

証券会社なんて真面目そうな会社が何をやるのかって言ったら『ジェットコースター』ですよ。

リーマンショックやアベノミクスなど、これまでの歴史上の株価の上がり下がりをジェットコースターで体験できるというなんとも変わり種な展示を楽しめます。

ジェットコースターは最大4人乗り。
出発するとテーマパークのアトラクションみたいにちゃんとアナウンスが流れます。

遊びながらお勉強ができるなんて、なんだか得した気分。

ジェットコースターに乗り終わると入り口には走行中の記念写真が飾られています。

これもテーマパークあるあるな演出。
メタバースの空間でテーマパークさながらの演出を楽しめる、イチ押しの出展ブースとなっています。
みんなでジェットコースターに乗った思い出が形に残るのは嬉しいですね。

推しに会える秋葉原VRローソン店

もう1つの企業ワールド『パラリアル秋葉原』ではJR秋葉原駅周辺の街並みがまるっと再現されています。

アトレや秋葉原UDXも再現されていて、秋葉原の街並みを知っている人なら『俺らの知ってるあの秋葉原だ!』と感動するはず。

秋葉原UDXのビル内にはローソンが出展しています。

お馴染みの看板にちょっと近未来っぽい入り口。

店内にはローソンの人気商品からあげくんやロールケーキなどが並んでいます。

店内にはからあげくんを作れる体験コーナーや、ローソンオリジナルブランドであるマチカフェコーヒーを注げるギミックがあったりして遊び心満載。

バーチャルYouTuber達とのコラボ企画にも注目です。

店内では『おめがシスターズ』のコラボグッズが販売されている他、忍系VTuber朝ノ瑠璃ちゃん、VSingerとしても活躍する富士葵ちゃんの1日店長企画もあるのだとか。

VTuberに実際に会える、っていう体験はメタバース空間だからこそできる企画。

これまで平面のディスプレイでしか会えなかった、いわゆる“次元の違うアイドル”たちにも、メタバースなら会えちゃうという訳です。

オタクの皆さん、『2次元の世界に入りたい~~~!』っていう夢、メタバースならもう実現できてますよ。

子どもも大人も楽しめる、懐かしの『おはスタ』

個人的にビックリなのはテレビ東京で放送している長寿子供向けバラエティ番組『おはスタ』が出展しているという事。

ブースを見た瞬間、思わず『懐かしい~~~~~!』と叫んでしまいました。

この記事を読んでいる皆さんも子どもの頃、朝学校に行く前におはスタを見ていた人も多いのではないでしょうか。

 ブース内にはおはスタの初代MC“やまちゃん”こと声優の山寺宏一さんをはじめ、歴代のおはスタMCがお出迎え。

右手にはなぞなぞ怪人『怪人ゾナー』の3Dモデルも登場。

わぁ~、ゲームボーイカラーの怪人ゾナーのソフト持ってたなぁ~。

こんなところでゾナーと再会できるなんて思いもしなかったよ。

番組の華とも言える、日替わり女子アシスタント『おはガール』の衣装の衣装を着たVketちゃん。

こちらの衣装は実際に購入してメタバース内で使う事が出来ます。
自身のアバターに着せ替えして遊んでみてはいかがでしょうか。

普段着としても使えそう。普通に可愛いぞ。

そして2階にはローティーンの女の子の憧れのアイドル『Girls²(ガールズガールズ)』のバーチャルパネルが用意されています。

小さなお子さんがいるご家庭だったら、子どもと一緒に遊びに行ったら親子で楽しめそうです。
大人も子どもも楽しめるブースというのはこれまでのバーチャルマーケットには無かった展示なので、新しい風感じちゃいますね。

未来のオタク道を担うキッズたち、是非VRの世界に遊びに来てほしい…!

ほかにもたくさん!あなたのイチ押しのブースを探してみてね

他にもたくさん紹介したいブースがあるのですが、それはイベント当日のお楽しみ。

1つ魅力を語るならば、バーチャルマーケット2021は『みんなが作る、みんなの夢を叶えた世界』だという事。

今回は企業ブースを中心に紹介しましたが、一般出展ブースではVRメタバースユーザーが作った個性的な作品がたくさん展示されています。

もちろん企業ブースもVRメタバースを遊びつくしているユーザーが企業から依頼を受けて制作しているものが殆どです。

バーチャルマーケットはもともと3Dモデルの同人活動の一環として、VRユーザーたちによって企画された手作りイベントです。

イベントの規模が大きくなった現在でもその思いは色褪せることなく残り続けています。

バーチャルマーケット2021開催中はVRユーザー達によるツアーコンダクター企画もあるので、初めて遊びに行く方はメタバースの世界の先輩たちに色々教えてもらうと良いかもしれません。

バーチャルマーケット2021にはたくさんの出会いや驚きが待っています。
会場に遊びに行けば、きっとあなたもこの世界のことが大好きになる事間違いなしですよ!

投稿者プロフィール

みつあみ やぎこ
みつあみ やぎこバーチャルライフマガジン元編集長
やぎこだよっ!バーチャルの楽しいことたくさん発信していくよ!