2021年からのバーチャルマーケットは新しいフェイズに。
『バーチャルマーケット6』では2種類の企業ワールドと3種類の一般出展ワールドに分かれて開催が行われます。
さらにバーチャルマーケット6からは、一般出展の抽選が行われるほか、当選した出展者に出展費を募るなど、展示会としての仕組みも見直されます。
これまでと比べ、より質の高い展示を楽しむことが期待できそうな『バーチャルマーケット6』
さらに常設展示『Vket Mall』の情報も速報でお伝えします。
目次
コンセプトワールド情報解禁!Vket6企業出展ワールドは2種類 「世界の祭り」をテーマに開催
大手企業の出展が楽しめる“企業出展ワールド”
リアル商品の販売も充実し、VRコマースの新たな可能性を創出しています。
①World Festi-VR “Core”
ようこそバーチャルマーケットへ!ここは世界のお祭りの中心地、Core-コア。
地球上の、空想上のあらゆるお祭りが、世界の中心部へ向かって引き寄せられています。
上下左右、無数の浮島で視界いっぱいに広がるお祭り騒ぎを、飛んで回って踊りましょう。
ここ、Core-コアから、バーチャル空間のお祭りが始まります。
World Festi-VR“Core”を心ゆくまでお楽しみ下さい!
➁Japan Festi-VR “En-Nichi”
浴衣に着替えて帯締めて。夕暮れと、土の香りが頬撫でる。
カランコロンと下駄の音響かせ、出見世を物見で待ち合わせ。
遠くに聞こえる、祭り囃子と笛太鼓。夕と夜の狭間に明かりが灯る。
空を泳ぐ金魚、平行世界で踊る影、摩訶不思議な盆踊り。
水ヨーヨーが弾ける度に、新たな出会いがあなたを待っているでしょう
Vket6一般出展ワールドは3種類のコンセプトワールドで展開
一般出展のコンセプトワールドは3種類の街を軸に展示が行われます。
①太陽の太陽の市場「カラヨル」 Souks of Sunlight “Carayol”
砂漠の中心に位置するオアシス。オアシスのほとりには、その名も司るものも忘れられ、風化しかけた祭壇が在る。祭壇は、誰が焚べるでもないのに、夏の始まりとともに天高く火を吹き始める。祭壇が火を吹くと、灯りに集うように行商人達や動物達が集い始める。砂漠の集いは、いつの頃からか、年に一度の祭りと成って、太陽の市場「カラヨル」と呼ばれるようになった。厳しい自然と、慈愛の自然。人の営みと、遺跡の神秘。
異なるもの同士が交差する、乾きと潤いの祭り。
➁真珠の港町「ラグーナ」 The Port City of Pearl “Laguna“
入り組んだ水路と、数百年の歴史を湛える石造りの街並み。水面に漂う街、ラグーナ。流れる運河の輝きに敬意を込めて、真珠の港町と呼ばれている。ラグーナには、うねりながら街を2つに分割する巨大な海運用の大運河と、生活用水路として使われる小運河が存在している。この街での主たる移動手段は船であり、隣家に行くにも陸路で行くより水路で行く方が近いほどである。海運の要所であるラグーナには様々な人種・生物が住んでおり、年に一度の「バッロ」と呼ばれる祭りには、世界中の国々が自国の名産品をふんだんに積んだ飾り船でラグーナに集結する。
③常夜の歓楽街「九蛇之市」 Everlasting Nightlife Quarter “Kuja Market“
そこは、廃棄物の溜まり場に過ぎなかった名前の無い場所。様々な事情を抱え、流れ流れてそこに住み着いた人々が居た。世界中から忘れられた無名の貧困街には、生きる為、食べる為、日銭を稼ぐ為に無数の屋台が夜毎に現れるようになる。屋台はやがて店舗となり、店舗の上には住処が積み重なるように覆い、増改築を繰り返し、上へ横へと伸びていき、巨大な街となった。今では、アジア屈指の歓楽街として観光客も世界中から訪れる「九蛇之市」と呼ばれる一大観光地となっている。互助会によって自治が成立しており、いずれの国の統治も及ばない。
常設型ショッピングモール「VketMall」 もプレオープン!いつでもバーチャルでお買い物
「バーチャルマーケット6」では、企業出展・一般出展に加え、新たに常設型ショッピングモール「Vket Mall」を初披露。
こちらの「VketMall」は、1から自分でブースを作らなくても、用意された20種類以上のコンセプトショップの中から、自分の世界観にあった出展場所を選び、1つのアイテムを出展する事が可能です。
出展へのハードルが大幅に下がり、より簡単に世界へ自分の作品をアピールすることができます。
VketMallには、エントランスホールを中心に、セレクトショップと複数のコミュニケーションスペースが設けられる予定です。
セレクトショップ内には、常時約100種類のアイテムが展示・出品。2週間を1区切りとして、VketMall内のセレクトショップは全て入れ替わります。
ショップの顔ぶれからアイテムの品揃えまで、遊びに行く度に常に新たな出会いが楽しめる空間になっています。
大きく変わる今後のバーチャルマーケットに期待
前回のバーチャルマーケット5は募集上限なしで出展を行っていました。
しかし、募集上限が引かれていない事で、出展はしたものの入稿が間に合わず、そのまま未完成なスペースが本番期間にも展示されている、といった事例も。
これを防ぐため、バーチャルマーケット6からは再び抽選を採用すると共に、新たな試みとして、コンセプト会場に当選された出展者様には出展費を貰う形に変わります。
この取り組みにより、未完成な状態での入稿が減り、来場したユーザーがより良いコンテンツを楽しめるようになることが期待されます。
『ナンバリングイベントとしてのVket』と『常設型Mallのプレ開催』で構成されている『バーチャルマーケット6』
新たな取り組みにより、バーチャル上でのショッピングがさらに身近なものとなりそうです。
【バーチャルマーケット6】
主 催:VR法人HIKKY
会 期:2021年8月14日(土)~2021年8月28日(土)
一般出展者募集期間:2021年4月28日(水)~2021年5月12日(水)
出展料:3,300円(税込)
抽選当選者:216名(抽選発表は5月中旬予定)
申し込みURL:https://www.v-market.work/v6/exhibitor