イベンターが活躍できる場を作りたい。『VRCグループ×Vket連動イベント企画』統括オーエンさんインタビュー

企業・個人問わず出展者と来場者がさまざまな3Dアイテムやリアル商品の売買が出来るイベント『バーチャルマーケット』

現在の開催含めこれまでに5回開催が行われていますが、今回のバーチャルマーケット5では3Dモデル展示販売だけでなくユーザー主体のイベントにも注力しています。

今回ユーザー主体のイベント企画『VRCグループ×Vket連動イベント企画』の統括を行ったオーエン氏に、自宅にいながら仮想空間内でいつでも集まれるVRのイベントカルチャーについてお話を伺ってきました。

【オーエン】

2018年よりVRChatを遊び始め、様々なイベントに参加。
現在は自身のプロデュースする『イマーシブクラウド マーダーミステリー』でワールド制作やシナリオ制作、ゲーム進行に携わるスタッフなどの統括・運営計画の策定をしている他、VRイベントや団体運営・渉外の相談などを行っている。

ユーザーイベントにもスポットを当てたい『VRCグループ×Vket連動企画』の統括を行った理由

オーエンː現在開催中のバーチャルマーケット5ではのべ2000人以上のクリエイターたちが展示を行っています。

私もバーチャルマーケット1の時から出展しているのですが、当初と比べるとモデル販売の数は劇的に増えていると感じています。

ですがVR空間は3Dモデル展示を行うだけでなく、仲間と集まって集会を開いたり、テーマを決めて催し物をしたりする“イベント”というカルチャーがあります。

Oculus Questユーザー向けイベント『クエストコロニー』、有志のユーザーにより運営されている。

ユーザー主体のイベントも年を重ねるごとに人口増加の甲斐もあってか細分化・特化した内容に変化しており、クオリティの高いイベントが開催されるようになっています。

そうした中、今回バーチャルマーケット5では『ユーザーイベントにもスポットを当てたい』という主旨からVR法人HIKKY様よりご依頼を承り、複数のグループとのコラボ企画『VRCグループ×Vket連動企画』の統括をさせて頂きました。

総勢11団体とコラボ、ユーザー主体イベントに企業協賛も

オーエンː本依頼の目的は『ユーザーイベントにもスポットを当てたい』という事ですので、こちら側から強制して何かをしてもらうという形ではなく、各イベンター様が自身のやりたいことをしていただき、それをサポートするという形で企画を進めていきました。

VR内での打ち合わせの様子

具体的に言うと、各イベンター様のやりたいことをヒアリングし、どうしたら実現できるか、具体的にはどのようなイベント内容にするかを一緒に考えたり、バーチャルマーケットの会場を改変してイベントに使いたい、という要望があった際には要望の整理、運営側の都合の整理や現実的なプランの提案などをさせて頂きました。

それから配信企画をやりたいというイベンター様に対しては、私がVtuberの方に声をかけゲストの紹介・お声がけも行っています。

簡潔にまとめるとイベンター様の要望を聞き、要望を具体的な形にしてHIKKY様に報告、HIKKY様の都合もヒアリングし、イベントに必要なデータや素材の整理・スケジュールの調整、両者にとって不都合の少ない形の提案を行う、といった段取をする業務を担当致しました。

サーバーメーカー『inspur』の協賛により行われたVReスポーツ大会『PEKOPEKO BATTLE』

イベント統括の業務を担当してからは連日VR内での打ち合わせの連続で、
リアルの仕事と掛け持ちをしながらでしたので大変でしたがイベンター様のやりたいことをサポート、具体化できるよう努力しました。

VRChat内のコミュニティ『VRCギャルサー』の配信企画。Vtuberをゲストに招き配信を行った。

イベンター様の熱意もあり、おかげさまで世界のサーバー市場シェア2位『Inspur』様から協賛をいただいたEスポーツイベント販売モデルを利用したファッションショーイベント等を開催することができました。
もちろんこれは主に各イベンター様の努力・熱意の結果であり、僕は主に段取等お手伝いをしたに過ぎないのですが、我が事のようにうれしかったです。

『ペコペコバトル(PEKO PEKO BATTLE)×Inspurコラボ大会』VRChatの人気ゲームに世界のサーバー市場シェア2位『Inspur』が協賛

No.1ギャルは誰だ!バーチャルマーケット5×VRCギャルサー『ギャルジャック配信』&『コーデバトル』

VRをイベントで盛り上げたい

オーエンːバーチャルマーケットは3Dモデル展示がメインですが、VRの中では3Dモデル制作だけではなく、イベントという企画を行っている方もたくさんいます。

ですがイベントを1つ開催するだけでも企画構想に多大な時間を要しますし、ワールドの制作であったり、イベント運営スタッフの確保、集客など、バーチャルとはいえ大変労力がかかります。(それでも現実で同じことをするよりは楽ですが・・・)

ですからイベンターさんたちの活動が支援できるような、イベンターさん達からVRが盛り上がっていくような活動をしていきたいと考えています。

自分は現在『イマーシブクラウド』という、VRChatの中でマーダーミステリーという体験型推理ゲームを遊べる企画のプロデュース業を担当しています。
総勢20人を超えるメンバーの中で、ワールド制作班、シナリオ制作班、お客さんと直接対話し、ゲームの進行を担うGM班…それらの関係調整やイマーシブクラウド自体の方針策定を行っています。

その他にもVtuberをお呼びして『イマーシブクラウド』のマーダーミステリープレイの様子を生配信したり、VRChat社と交渉させて頂き、先月11月には『イマーシブクラウド』のマーダーミステリーを有償で公演させていただけることとなりました。(公演への参加、プレイチケットは現在も好評発売中です、こちらのHPより購入ページに移動できます。)

今後もイベンターの方々が活躍できる場を作る活動をしていきたいと思っています。
「こんなことをしたいけど、どうしたらいいかわからない。」「こんな活動をしたいけど問題点が山積み」「そもそも問題が具体的にわからない」等なにか相談がありましたらご協力できるかと思いますので私のTwitterのDMなどでご相談いただければと思います。

イマーシブクラウド 公式サイト https://www.immersivecloud.info/
オーエン Twitter https://twitter.com/Chsher