4月8日、株式会社シーク・アミューズメントはXにて、阪神高速道路株式会社がメタバース空間へ進出し、VRChatのワールドを公開予定と投稿しました。
また4月11日には、阪神高速の公式Xでもコンテンツの先行公開や、オンラインツアーの配信について告知されました。


仮想空間VRChat上に再現されたのは、天下の台所 大阪を発展させた「東横堀川」と昭和以降のモータリゼーションを支えた「港大橋」の2か所。
今回は、VRChat上に再現された「東横堀川」と「港大橋」について少しご紹介。
阪神高速とは

阪神高速道路(以下、阪神高速)は、大阪府と兵庫県の都市部を中心に張り巡らされている計16路線・総延長258.1kmの都市高速道路。
1964年に開通して以来、大阪・神戸地区の自動車社会を支えています。
中でも、11号池田線 梅田出入口は「ビルに突っ込む高速道路」、4号・5号湾岸線と16号大阪港線の通る『港大橋』は2階建ての高速道路として有名。
今回は、後者の『港大橋』も登場します。

ワールドに行ってみた!
東横堀川

「東横堀川」は、大阪市内中心地を南北に流れる、大坂城を築城する際に総構え(惣構)として掘られた大阪最古の堀川。
東横堀川を渡る高麗橋周辺はは、東海道五十七次※の宿場町としても栄えました。
※東海道五十三次を大阪まで延長・4つの宿場町を追加したもの。



現在では頭上を「阪神高速 1号環状線」が通り、当時とはまた違った交通の要として活躍しています。
現代の川の上を高速道路が通る光景は、東京で例えると「日本橋川」と「首都高 都心環状線」との関係に似ています。

港大橋

「港大橋」は、1974年に開通した大阪市港区にある全長980mのトラス橋※。貨物船を通すため、海面から高いところに架けられており、片側2車線の高速道路が2階建てで通っていることでも知られています。2019年には土木遺産にも認定されました。
※トラス橋は、三角の鋼材を組み合わせて橋に掛かる力を分散する構造の橋。


写真のみでの紹介となりましたが、ワールドだけでは知れないことが、阪神高速公式サイトでも楽しめますので、ぜひご覧ください!
ワールドに遊びに行く


関連リンク
阪神高速 メタバース
阪神高速 ドライバーズサイト
阪神高速 港大橋開通50周年特設サイト
阪神高速 技術のチカラ 港大橋
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