今話題のメタバースでの生活実態とはどんなものなのだろうか? 本記事ではソーシャルVRの利用動向・アバター表現・音声コミュニケーションについてまとめた「ソーシャルVR国勢調査2021」Part1「VR生活実態レポート」について紹介する。
VR生活実態レポート
「ソーシャルVR国勢調査2021」Part1「VR生活実態レポート」では、ソーシャルVRの利用動向・アバター表現・音声コミュニケーションについてまとめた。以下に、レポートの概要を紹介する。
国に関わらず、VRChatが最も利用されるソーシャルVRサービスだった。
ソーシャルVRの最大の利用目的は「友達との交流」だが、サービスにより顕著な違いがみられた。
約半数が「ほぼ毎日」「3時間以上」利用する「総プレイ時間500時間超え」のヘビーユーザー。
国やサービスに関わらず、ほとんどのVRユーザーが仮名 (キャラクター名) で生活していた。
ユーザーの物理性別に関わらず、約7割が女性型のアバターを利用する傾向がみられた。
アバターの種類は人間型が支配的。サービスにより傾向の差があり、多種多様なアバターがみられた。
約17%がボイスチェンジャーなど加工された音声を利用しており、うち半数以上が女声を出す目的であった。
ソーシャルVR国勢調査2021
現在注目が集まる「メタバース」での生活実態を明らかにするためにHTC公式VIVEアンバサダー・VTuber「バーチャル美少女ねむ」とスイスの人類学者「ミラ (Liudmila Bredikhina)」により公開された調査レポート。全世界のソーシャルVRユーザーを対象に行ったアンケートへの回答1,200件を分析した。Part1「VR生活実態レポート」Part2「お砂糖レポート」Part3「ファントムセンスレポート」の三部により構成される。
フルのレポートはこちらのURLで無料で公開されている。
投稿者プロフィール
- 世界最古の個人系VTuber。HTC VIVE公式の初代VIVEアンバサダー。NHK人気番組「ねほりんぱほりん」にゲスト出演しお茶の間に「バ美肉(バーチャル美少女受肉)」の衝撃を届けた。「バーチャルでなりたい自分になる」をテーマに楽曲『ココロコスプレ』で歌手デビュー。自筆小説『仮想美少女シンギュラリティ』はamazon売れ筋ランキング「小説・文芸」部門1位達成。
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