唐 辛子オリジナルストーリー『モラトリアム戦艦桃』がVRChatにて3月17日(金)・18日(土)・21日(火)にVR演劇として上演!

VR演劇『モラトリアム戦艦桃』
独特な言葉遊びを贅沢に時間・空間を超越する唐 辛子完全オリジナルストーリーをVR空間で上演。

公演概要

◆上演スケジュール:全3公演 上演時間は120分を予定
3月17日(金)22:00~
3月18日(土)21:00~
3月21日(火)22:00~

◆会場:VRChat上特設ワールド(*quest対応済

◆観劇方法:

①VRChat会場内にて観劇
Kara_turakoにフレンドリクエスト&Join
https://vrchat.com/home/user/usr_61358f40-c4c5-4004-a39a-cfa960fdc009

②YouTubeにて観劇
リンクは後日公式Twitterにて掲載
Twitter:モラトリアム戦艦桃( @moramomo2023 )https://twitter.com/moramomo2023

✦INTRODUCTION✦

三人組の密漁団を乗せた桃色の宇宙戦艦が人魚捕獲の為、海に覆われた星へ着陸する。星を破壊するほどの無法状態で人魚を拉致監禁し、密航目的の女を乗せ、故郷の星への帰路につく。

宇宙船には、長い航海の退屈を紛らわす為に仮想的娯楽設備【桃源郷システム】が備わっていた。クルー達は悠久の時の流れに身を任せ、仮想現実世界に構築された終わりの見えない桃源郷の物語に溺れていく。

しかし、現実では故郷の星は鎖国しており、宇宙船は目的地の無い航海を続けることを余儀なくされる。彼らには他の星に辿り着く燃料は疎か食糧も残り僅か。また人魚も既に腐りかけている。

クルー達は現実と向き合うのではなく、仮想空間に逃げ込み現実逃避をする。

現実と仮想現実を曖昧模糊に行き来する彼らを待ち受けるのは、希望か絶望か。 

唐 辛子が放つ、幻想サイケデリックディストピア。

✦CAST✦

配役:キャスト(Twitter)
艦長 : ナビィ( @nabii_VRC )https://twitter.com/nabii_VRC
操舵長: TIKA.( @wainonichijo )https://twitter.com/wainonichijo
荷物番: こびとら( @imperfectring )https://twitter.com/imperfectring
密航者: うぐいす( @peke_pekori )https://twitter.com/peke_pekori
人魚 : 冷凍みかん( @cold_mikan0508 )https://twitter.com/cold_mikan0508 

✦演出✦

唐 辛子( Twitter: @KaraTurako )https://twitter.com/KaraTurako

養成所講師・劇団主宰として数々の作品を手掛け、脚本から演出・演技指導まで手掛ける唐 辛子による実験的VR演劇作品【モラトリアム戦艦桃】

変幻自在のバーチャル空間で独特の世界観を表現できるのか、様々な創意工夫が成されている。

今回の会場はどんな環境の人でも、演劇に触れられる様に会場、役者のアバター、全てのギミックがHMD単体でVRが楽しめるquest対応になっており、PCVRという環境を揃えなくても見に行けるのが最大の利点だ。

当然のことながら、オンラインでの舞台作りは役者・スタッフ共に完全リモートで制作されている。

現実で舞台を創る場合、演劇をやる仲間が近くにいなければならない、稽古用・公演用の場所を確保しなければならない、遠方にいて稽古に集まれない、など様々な条件をクリアしなければ作ることが難しい。

しかし、VRで演劇をするということは、『HMDを被るだけで、今あなたがどこで・どんな環境にいても、舞台演劇に携われる』というのが最大のメリットと言える。

主宰唐 辛子は日頃から、『お芝居をする、したいと思う人が増えてほしい』という願いを口にしている。

VRとお芝居は相性が良いのではないか。

では、オンライン演劇やVRの持つ特殊性に対し、様々な意見がある中で、今回のステージについてどのように考え・取り組んだのか。

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『VRは現実と何が違うのか』

よくわからないから、現実と同じようにアプローチをして違いを知ることで何か見つかるのではないのか。

VRというインターネット越しで、現実のルールが通じない空間で演劇を行う。

それ以外にVRで演劇をするということは何か特別なことをしなくてはいけないのか、と疑問に思う。

皆、盲目的に考え過ぎなのではないか。確かにVRは現実とは違うが、本当にそこは特別扱いをしなければならないことなのか。

例えば、現実世界で出演者が全員外国語話者でお互いの言葉が通じなかったとき、身振り手振りなどを使って試行錯誤し、どうにかして意思疎通を行い、演劇として成立させる。

その試行錯誤と同じように、目の前にあるモノ・目の前にある環境にそのまま従って現実とVRを区別することなく考えてみる。

よく「人がいて場所がある。それでできるのが演劇」という。…VRの中でも人がいて場所がある。同じ条件じゃないか。

様々な意見もある中で唐辛子自身が体感・実感した『演劇をVRで行うということ』。

VRの舞台ならではの独特のルールがある中で、VRであることを意識せずに現実と同じようにアプローチをしてみる。

机上の空論ではなく、自分の実感として、それを体験する。探す。

その為に、普段舞台を創るときと同じ感覚で制作してみた。

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VRChatというVRSNSのシステムやルールの中で、

VRを特別視するのではなく、今できること・できないことで切り分けた結果、

何を見つけたのか、何が見つかったのか。

それらを本番で見て感じ取っていただければ幸いです。

✦STAFF✦

音響・照明・舞台美術: 唐 辛子

広告: 冷凍みかん

ポスターデザイン: こびとら

✦協力✦

(敬称略)

usymうさや みふゆ、うすいえんさん、OkayuNameko4693、key-chan、crane4545、Coquelicotz、こーし、GORO_3、ジョニーJP、dappo、ツグミドリ、teyapi、トマトマ、tomato-tmt、Don(蛙問屋)、ニカム君/Nikamu、neirow、バ亀/bakame、HinaHercures、ひびたす、hidakateru、MIRAI@、めどう/meadow、mojack、もった fujimotta、yukina’、ゆなてゃ@yuuna、ユーロア(Euroa)、YoShi_y、Raiha_usa、りぱうと(ripauto)、るうりruri1742、6224Y

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バーチャルライフマガジン編集部
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