目次
実績豊富なROOXから『Quest 3』対応レンズが登場!
VRヘッドセットとメガネの問題は、もはや語るまでもないほどに身近なもの。メガネを付けたままでも、使うだけならなんとかなってしまうのが、また更に悩ましいんですよね。
多くのVRヘッドセットが登場し、その進化が深まってきたことで、VR空間で生活しているかのように長時間使用するという文化が広まってきました。
長く使うからこそ、メガネがもどかしい!
VRヘッドセットとメガネは物理的な相性が悪いんです。
頭痛になるし、レンズ同士がぶつかって気になるし……
そうした悩みに応えて、これまでもVRヘッドセット用の度付きレンズが登場してきました。
大きな話題を呼び起こした『Quest 3』を既にお持ちで、気になる方も多いはず!!
そこでこの度、株式会社ROOX様から発売されている『乱視対応 オーダーメイド 近視補正レンズ for Meta Quest 3』のご提供をいただきましたので、その強みをレビューいたします!!
「なぜROOX製品を選ぶのか!?」を中心に解説します!!
専用レンズがあれば『Quest 3』を全力で使い倒せる!!
『Quest 3』はレンズ全体がはっきり視野として活きる
まずは『Quest 3』で度付きレンズを使う利点を整理してみましょう。
実はMeta公式でも『Quest 3』対応レンズを販売しています。ZENNIという海外のアイウェア専門ブランドによる製作で、直接日本へ配送も可能です。
『Quest 3』本体はとても小型で、特にフェイスクッションを外すとその薄さに驚かされます。そしてパンケーキレンズ等の採用により、とても視点のスイートスポットが広いのです。
最新の『Quest 3』よりも、旧世代にして現役の名機『Valve Index』の方が、実は数値上の視野角は広かったりします。ですが、『Index』ではキレイに見える位置を探すのが難しく、仮に良い位置を見つけても、レンズの中央以外はどうしてもボヤけてしまうのです。
『Quest 2』でもこの問題がありましたが、ついに『Quest 3』ではほとんどクリアしたと思えるほど使いやすくなりました。一般的なメガネのように、普通に装着すればボヤけることもありません。レンズの端でもきちんと表現を認識できます。
このことから、『Quest 3』は実質的な視野角が向上したとも言えるでしょう。
メガネを付けたままVRヘッドセットを使うと、本体が持つ視野を削いでしまう恐れがあります。メガネのフレームは多くの場合、VRヘッドセットのレンズよりも狭いからです。
そこで、VRヘッドセット専用に設計された度付きレンズを導入すれば、より強化された『Quest 3』本来のレンズ範囲を十分に活かせます。メガネのフレームの範囲に視野が限定されることもなく、本体にピッタリ設計しているので、メガネによる「あいだに挟んでいる違和感」もかなり軽減できます。
このように、度付きレンズを導入すれば『Quest 3』の全力をそのまま活かせることにつながる訳です。
なぜROOX社製を選ぶのか?
レンズが固定されると用途が限定されてしまう
ここまで「専用の度付きレンズを使った方が良い理由」を述べてきました。以前にROOX様が販売している『Quest 2』の専用レンズの紹介でも触れています。
Meta公式が専用レンズを販売していますが、その上でなぜROOX社製を選ぶのかをひとことにすれば「『Quest 3』という幅広いヘッドセットの用途へ柔軟に対応できるから」です。
ZENNI製作によるMeta公式のレンズは、『Quest 3』本体へ固定する構造となっており、もちろん取り外しできない訳ではありませんが、原則として日常的な付け外しを考慮した設計ではないのです。
度付きレンズが固定されるということは、次のような場面で逆に制限が発生します。
- コンタクトレンズを使う日がある
- ヘッドセットをこまめに外してリアル側も確認するようなデスクワーク
- 誰かにヘッドセットを試させたい
- レンズをしっかり洗浄したい
もちろんどれも不可能ではありませんが、Meta公式のレンズは思ったよりもしっかり固定されるので、取り外そうと思うとちょっと覚悟を要します。
マグネット構造が「ヘッドセットの用途」を広く確保する
そこでROOX社製レンズの登場です!
『乱視対応 オーダーメイド 近視補正レンズ for Meta Quest 3』は……
- マグネットを内蔵した固定式の土台
- マグネット付きのレンズ
ふたつの部品でひとつのセットとなっています。
このセットが『Quest 3』を使用する場面で役立つという訳です。
まず、「土台」をヘッドセット本体のレンズ周辺に固定します。こちらは少し固めで、しばらく外すことはないでしょう。
そして、もうひとつの部品であるレンズを土台に乗せれば、マグネットで固定されます。
磁力ですが不安定さは感じられず、激しめの動作でも問題ありませんでした。筆者はVRでボクシングゲームにハマっているのですが、ZENNI製レンズから交換していたことをすっかり忘れてしまうほどです。
装着はこれで完了!
レンズ部分はマグネットですぐ外せます。これで、度付きにも度無しにも、いつでも簡単に切り替えられるようになりました!!
この「サッと外すだけ」がかなり大事なんです!
きっちり固定されていると外すときに壊してしまいそうですし、その手間にかかる心理的な負担が、今日はもういいかな…… なんて気持ちを誘発します。
「マグネットでちょっと付け外しすれば良いという気軽さ」を得られるのが、ROOX社製レンズで最も推したい魅力なのです!!
「裸眼」的にパススルーを楽しもう
『Quest 3』に度付きレンズがついていれば、そのまま装着するだけでクリアな視界が得られます。パススルー機能が有効であれば、裸眼に『Quest 3』を装備したような感覚で、室内の映像を体験できるという訳です。
パススルー機能は、リアルの自室へ仮想的なデスクトップ画面を自由に配置したり、VRSNSと瞬時に切り替えて現実と行ったり来たりしてみたり…… とても未来的なのに実用的な行動を拡張してくれます。
その時にメガネやコンタクトレンズを使用していたとしても、ROOX社製レンズならマグネットから外してしまえばいいのです。
普段コンタクトレンズの人でも「V睡」しやすい!
コンタクトレンズを付けたまま眠ることはとても目に悪い行為です。
ワンデーの使い捨てならばまだ手間も少ないかもしれませんが、VRSNSへのログインはついつい夜遅くなりがちなもの。
いざ横になろうとした時にコンタクトレンズを外してしまうと、まだまだ友達と会話して眠りたい訳でもないのにヘッドセットの画面がボヤけてしまいます。
メガネに替えてもいいのですが、寝相によっては本体レンズを傷つけてしまうかもしれないし、メガネのツルが締め付けられて頭痛の原因にもなりかねません。
つまり、普段コンタクトレンズで生活している人だと「V睡」どころか、ベッドに横たわるのも悩ましいんです。固定式レンズを導入したとしても、VRヘッドセットを使う場合ははじめからコンタクトレンズを外さなければいけない、という制限を負うことになってしまいます。
マグネットでレンズの付け外しができれば、「この後そのまま眠ってしまいそうだな」という場合に、途中からROOX社製レンズを本体に付けて自分自身は裸眼に移行するという運用も手軽に取り入れられます。
リアル+バーチャルの事務作業に
筆者は友達とVRゲームで一緒に遊んだり、スポーツゲームに集中するような時には『Quest 3』のフェイスクッションを付けています。動きが激しめになる場合には、顔とフェイスクッションが接する点が多くなるので全体的に安定し、本体のズレが少なくなります。
これに対して、VR空間内でデスクワークをする場面があります。この記事の原稿もVRSNSにログインしたまま書いていたりします。仮想的なデスクトップ画面をVR空間に浮かべつつ、身体は実際のPCデスクに座って作業していました。
リアルの手元にはキーボードやマウスがありますし、スマホや紙の資料を確認することもあります。もちろん『Quest 3』のパススルー機能を使えば、ヘッドセットを外すことなく目視できますが、どうしてもリアルの肉眼の視界に頼りたい瞬間も出てくるのです。
そうした欲求から、筆者はサードパーティ製のヘッドギアを導入しています。
VR空間への没入度は下がりますが、フェイスクッションを外し、リアル自室の状況を『Quest 3』本体の外側で把握しています。こうしたヘッドギアは『Quest 3』本体をサッと跳ね上げられるので、一瞬で肉眼の視界に戻れるという訳です。
ですが、固定式の度付きレンズだと本体を跳ね上げたときに視力を得られずボヤけた自室しか見えません。跳ね上げた後にメガネをつける必要があるので、むしろ手間となってしまいます。それならば最初から度付きレンズを導入しない方がよかった…… となりかねません。
「今日はVRとリアルの視界を頻繁に切り替える作業になりそうだな……」と思った時、ROOX社製の専用レンズならば、レンズ部品を先に外してしまうという対応が簡単にできます。
専用レンズを外してメガネで『Quest 3』の作業をするのは本末転倒に思われるかもしれませんが、「すぐに外せる」という安心感は作業の効率を下げず、選択肢を確保できるので心強い点だと思います。
また、これはそのように設計された訳ではないので過信は禁物ですが、土台部分が少し盛り上がるので、マグネットレンズを外した状況で通常のメガネを使用しても、『Quest 3』本体レンズとメガネのレンズが直接当たってしまうのを土台が防いでくれます。
とにかく洗浄がラク!
『Quest 3』本体のレンズは取り外しが利きません。できればキズを付けたくはないものです。度付きの専用レンズを導入することは、結果的に本体レンズを保護する機能も果たすこととなります。
つまり、専用レンズがホコリや皮脂などの汚れを引き受けることとなるので、洗浄は切り離せない問題です。メガネのレンズは拭き取るだけだと限界があり、水や中性洗剤を使用した洗浄がどこかで必要となりますが、ここでもマグネット式が手軽さを与えてくれるという訳です。
一般的なメガネでも同様ですが、表面のコーティングは熱に弱くなっています。洗浄時は冷水を使用し、温水は避けてください。真冬でも我慢!
製造も配送も「国内」だからできる、価格の強み!
ROOX社製の『乱視対応 オーダーメイド 近視補正レンズ for Meta Quest 3』は国内製造・配送です。今回ご提供いただいた商品は東海光学株式会社の袋に入れられていました。
丁寧な仕上がりの製品で、専用設計のレンズでありながら、コストを上手に抑えている印象を受けます。
Meta公式のZENNI製品は、本体価格は税込み7,499円(※2024年1月時点の最も安いオプション条件)ですが、日本国外からの発送となるので、輸送費が3,000円ほど掛かります(※東京都内)。
一方、ROOX社製の専用レンズは本体価格が税込み6,980円(※2024年1月時点の最も安いオプション条件)で送料無料となります。配送はクリックポストで届くので不在でも安心です。
内容物とレンズ装着の様子をご紹介
箱のサイズは想像以上にコンパクト。
ひとつひとつの内容物は簡素ながら丁寧に梱包されています。
装着の手順はシンプルですが、中には取り付け方法の動画へのQRコードも記されていますので、困ったら見てみましょう!
土台とレンズがマグネット接続された状態で入れられています。つなぎ目がなめらかで、一見しただけでは分割できるパーツだとは思えない程です。ただし、手に取ると滑りやすく落っことしやすいので注意!!
空中で土台とレンズを分割させる時は爪を差し込める溝がありますので、しっかりとおさえてから溝を使って分割しましょう。それでもレンズに触れないように気をつけていると落としかねませんので、柔らかい布などを敷いた場所で作業することをおすすめします。
ROOX社製の『乱視対応 オーダーメイド 近視補正レンズ for Meta Quest 3』は、VRヘッドセットの可能性を狭めることなく、メガネ利用者の悩みを良コスパで解決できるアイテムです!!
より機動力を増した『Quest 3』との相性は抜群! ぜひお試しください!!
興味を持ったら眼科・メガネ屋さんへGO! 度数情報を確かめよう
『乱視対応 オーダーメイド 近視補正レンズ for Meta Quest 3』は視力矯正器具ですので、利用者の眼の状態に合わせて製作することとなり、処方箋または、今お使いのメガネ度数情報が必要となります。
眼科やいつものメガネ屋さんに行って、特注のレンズに使用するといった内容で相談すれば対応していただけるはずです。大手チェーンであればネットで取得できる場合もあります。
必要な情報については商品ページおよび注文フォームに詳しく記載がありますので、眼科へ行く前にしっかりと必要な項目をメモしておくとスムーズです。
ROOX社製の『乱視対応 オーダーメイド 近視補正レンズ for Meta Quest 3』で、軽量・自由な『Quest 3』を思う存分たのしもう!!
投稿者プロフィール
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全然生活なりたってない人です
記事中でTrasque本人が使用しているアバターは
以下に権利表記を示すとともに、直接使用許諾の確認を頂いております
・『ナユ』『プラチナ』:有坂みと 様
・『キプフェル』:もち山金魚 様
・『ヌノスプ』:©トノダショップ 様
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製品情報
製品名 :乱視対応 オーダーメイド 近視補正レンズ for Meta Quest 3
対応機種 :Meta Quest 3
補正範囲 :近視 0.00 ~ -13.00, 乱視 0.00 ~ -4.00まで
価格 :UVカットレンズ 6,930円(税込み)
オプション:傷防止コート +1,650円(税込み)など
製品ページ:https://shop.roox.jp/product/yhdmyomq3/link/6
※「Meta Quest 3」は米国Meta社の商標または登録商標です。
※本サービスはMeta社が販売するものではなく、認証や業務提携等もありません。