昨今世間を賑わせているジェネレーティブAI(生成型AI)。毎日のように新技術が発表されており、文章、音楽、イラスト、3Dモデルなど様々な分野で活用され始めています。
そういった技術とXR業界の相性は悪くないようで、AIを活用したワールドが少しづつ出始めています。
今回紹介するのもそういったワールドの一つ。投稿者のサックー@XRさんによると、かなり実験的な内容となっていそうです。
独自に生成された4つの空間
ワールドに入ると、4つの空間が点在している様子を見ることができます。それぞれの生成プロンプト(AIに生成してもらうとき入力するコマンド)も展示されているため、こちらにツイートされている手順と合わせて再現が可能です。
白い板に飛び込むと、その奥の空間に飛ぶことができます。
いざ飛び込んでみると、そこはちょっとしたお部屋になっていました。
一見すると本物らしく見えますが、少し角度や位置を変えながら見ると、人の手では中々作れない独特な空間になっていることが分かります。
イメージとしては360度画像の立体版。
ほかの3か所は部屋ではなく、屋根のない広場となっています。そのためか、筆者には少し空間の作り方が違うように思えました。
こちらは立体的な騙し絵のようなものになっています。
遠くから見ると立体感を感じますが、近づいてみると少し平坦に見えるような不思議な空間です。最後に、大きさをアバターと比べてみるとこの通り。
こうした独特の空間となっている本ワールド。技術の発展を体感できる場として、または新しい表現を探す場として、一度訪れてみてはいかがでしょうか。