VRChat航空界隈最大規模のイベント『カピバラ航空祭』ついに開幕!

全世界のVRChat航空ファンの皆様、そうでない皆様もこんにちは。以前紹介させていただいた、VRChat航空界隈最大級のイベント、「カピバラ航空祭」のメイン会場が11/6(月)についにオープンした!そのオープニングイベントにもこっそりと潜入させていただいていたので、その様子とメイン会場の紹介をさせていただこう。


その前に「カピバラ航空祭」についておさらいを。

カピバラ航空祭とは?

『カピバラ航空祭』とは、いむ【imu】さんが主催し、11/10~11/12にVRChat内で開催される日本のVRChat航空イベント史上最大級の航空祭。VRChat航空界隈の6チームが集結し、展示ブースや航空ショーなどを楽しむことができる。

イベント詳細

  • 備考:展示ワールドと航空ショーの2部構成。展示ワールドはクエスト対応

先行お披露目の様子では各チームの紹介や主催メンバーへのインタビューなど載っているので合わせてみて欲しい。

「カピバラ航空祭」ついに開幕!

オープニングイベントの開始が21時からということで、その少し前から会場インスタンスが公開された。少し待つと、続々と現れる一般来場者の数々。挨拶もそこそこにスタッフに促され、みんなカピバラへと変貌していく。

負荷軽減のための推奨設定を緑茶313さんがアナウンスする。カピバラ達が集まってきて説明を聞いているのが可愛らしい。

そして21時。ついにオープニングイベントが始まった。まずは主催であるいむ【imu】さんの挨拶から始まり、参加各チームの代表者たちの挨拶が続く。

主催のいむ【imu】さん
Blue Horizons代表のGarmanさん
425th VTFTW “First Penguins”代表のYumemidoriさん
VR Air Force代表のEJ桜川艦長さん
ゆるゆる飛行機同好会代表の緑茶313さん
Virtual Sky Service代表のsatsuki(桜月)さん
BLUE STARSのRitorin08さん

その様子をカピバラ達が真剣に聞いている。なんというか、すごいインパクトのある絵面だ。

そして、ワールド制作者のAsianTacoさん、カピバラアバター『かっぴー』提供のちまきさんからのメッセージが読み上げられる。

最後に記念撮影。目を引く無数のカピバラ達。きっとカピバラ航空祭の名にふさわしい光景なのではないだろうか。

記念撮影終了後、ブース対応のため各チームの代表達が、いむ【imu】さんの

「Break ready now!!」

の合図で散っていく。かっこいいな・・・!

兎にも角にも、カピバラ航空祭メイン会場、オープン!

「カピバラ航空祭」展示ワールド

ワールドに入って見回すと、100人いたら100人ともまず注目するであろう、燦然と輝く金のカピバラ像。この航空祭を見守っているのだ。

頭頂部にも乗れる

そして金のカピバラ像を中心に、各チームの使用機体が円を描くように配置されている。お洒落なエントランスだ。

「カピバラ航空祭」の名前の由来たるカピバラアバターの「かっぴー」のアバターペデスタルも用意されている。このワールドを探索する際は是非このかっぴーになって見回って欲しい。お前もカピバラにならないか?

カピバラのかっぴー

他にはオープニング挨拶を行ったステージ、各チームのポスターなども展示されている。

このワールドは空港をモチーフとしていて結構広いので、ワールドギミックとしてアバターフライトシステムが採用されている。両手のコントローラーのトリガーでの制御になるので、使い方の解説看板を確認しておこう。

ゆるゆる飛行機同好会ブース

ゆるゆる飛行機同好会はその名に違わず、展示物もゆるゆるだ。特定のテーマに囚われず、面白そうなものが多数展示されている。

その中でも一番目を引くのはやはりコイツ。上の写真でもチラチラと写って異彩を放っている、バスピス級潜水母艦「サカバン・バスピス」。

あまりにも見た目のインパクトがあり過ぎるからなのか、口の中に吸い寄せられるようにカピバラ達が寄っていく。

艦の後方からは口のなかのカタパルトに入れるので、中に入って発艦気分を味わえる。

ほかにも箒に乗れるブースや、オリジナルのスペースシャトルが展示されているブース、

普通の航空機も展示されている。どこも写真映えするので、写真をとって回るときっと楽しいだろう。

Blue Horizonsブース

Blue Horizonsのブースはその名の通り青を基調としたものになっている。展示スペースこそそこまで広くはないが、展示物がまとまっていて綺麗なブースだ。

チームで使う機体や、チームの紹介パネルが展示されている。展示パネルは複数あり、過去行われたBlue Horizonsのイベントポスターやエアショー中の写真などが掲載されている。

他にもBlue Horizonsが3か月に一度発行されている広報新聞「快青」や、

今回のカピバラ航空祭エアショーで使う新型機体の情報も・・・!

遠巻きにブースを撮影していたのだが、カピバラ達相手にG-Oracleさんが軽妙なトークで解説していたのが印象的だ。

カピバラが押し寄せてくる

VR Air Forceブース

VRAFブース全景個人的に目を引かれるのは右側に立つロボット。これは以前のお披露目会の時には無かった展示だ。どうもこれはVRAFさんのイベント「飛舞」で使われた機体らしい。見て見たかった・・・!

中央のテーブルには、VRAFの紹介コンテンツがある。VOICEVOXキャラによる音声付きで、非常にわかりやすい。VRAFについて知りたいならば、是非とも見ておこう。

他にも、日頃の教習体験などで使われている機体が展示されている。

カピバラ達にVRAFの解説をするEJ桜川艦長さん。何故だか微笑ましい光景に見えてしまう。

425th VTFTW “First Penguins”ブース

425th VTFTW “First Penguins”のブースでは、運用されている独自システムの解説や、練習機のFPT-21、EM-738(AWACS)、ポスターや過去イベントの写真などが展示されている。

テントの中では代表のYumemidoriさんがカピバラ達相手に動画の解説を行っていた。動画の内容は過去の425の演目で、かなり見応えがある内容だ。

こちらに気づいてポーズを取ってくれた代表のYumemidoriさん

さらに、425ブースにはギミックがあり、スイッチを押すと上空に過去に425が行ったエアショーの演目の一部が再現される。これはかなりすごいので、現地で是非見て欲しい。

ちなみにそのギミックを見るカピバラ達、複数匹(人)で空の一点を見ている様が日光浴するミーアキャットみたいでとても可愛かった。

BLUE STARSブース

BLUE STARSのブースは実際のエアショーで使われている機体が6機並ぶ壮観なものとなっている。戦闘機がズラッと並ぶ光景はやはりかっこいいものだ・・・!

当然ながらF-16は単機であってもかっこいい

また、BLUE STARSが所属している(ことになっている)仮想保安庁の解説が書かれたパネルもあるので、こちらは必読。本物の海上保安庁の活動への理解も深まることだろう。

ここにもカピバラ達は押し寄せていた。Ritorin08さんが丁寧に対応している。

Virtual Sky Serviceブース

VSSブースといえば、遠くからでも一際目立つ、MC-10(旅客機)の威容。

実際に搭乗して中を見ることが出来る。乗客が収まるキャビンもしっかりと作り込まれている。

そしてこのコクピット。計器類・スイッチ類がビッシリあり尋常ではないこだわりを感じさせる。ここに住めないだろうか。

他にも小型の旅客機やセスナなど、VSSの活動通り民間航空機のみが展示されている。

ふと外からコクピットを見てみれば、ここにもしっかりカピバラ達が入り込んでいた。

カピバラと航空機と

カピバラ航空祭オープニングイベント、蓋を開けてみれば50人インスタンスがフルになるほどの大盛況であった。生憎と参加者の大半がカピバラの姿をしていたため、日頃どういう界隈にいる人達なのかはわからなかったが、きっと航空界隈以外からの来場者も大勢いたはずだ。

これはオープニングイベント独自の体験になってしまうが、たくさんのカピバラ達が思い思いのブースに押し寄せ、機体の上にのったり解説を聞いたりしている光景がすごく印象に残った。解説をされている各チームの代表の方との身長差も相まって、小さな子供達の社会科見学のように見えてほっこりした。カピバラと航空機、一見ミスマッチな組み合わせだが不思議と違和感のない光景だ。

このオープニングイベント以降、この展示ワールドは一般公開されていて遊びにいくことができる。間近で航空機をじっくり見る機会などそうそうないので、遊びに行って航空機のスケール感を感じて欲しい。そして、各チームの航空愛に溢れる渾身のブースを是非見て欲しい。

と、ここまでカピバラ航空祭メイン会場の魅力を伝えてきたが、これだけがカピバラ航空祭ではない。11/10より三日間連続で行われる各チームのエアショー、これを見ずにはカピバラ航空祭は語れない。もう一度詳細を載せておくので、忘れずに確認しておこう。場合によってはJoin戦争になる恐れがあるので、参加はお早めに。

日頃はあまり縁のないかもしれないVRChat航空系のイベント、これを機に航空界隈の情熱・勢いを是非とも体感しよう!