神戸の街のランドマーク!
港が一望できる展望台、神戸ポートタワーがVRChatで再現されました。
こちらは神戸出身のVRChatユーザー、東雲ヨル(@Shinonome_vr)さんが制作したユーザークリエイトのワールドです。
全長108mのスケールをそのまま再現
赤い鉄骨が特徴的な神戸ポートタワー。
神戸ポートタワーは1963年に建設され、来年60周年を迎える歴史ある建物です。
時代を感じさせないモダンな造形は『鉄塔の美女』なんていう二つ名もあるのだとか。
建物の全長は108m。VRの神戸ポートタワーもそのままのスケールでVR上に再現されていますよ。
108mがどれくらいの高さかと言うと…
ドーン!!
こんな感じ!
広角で撮らないと収まりきらないこのサイズ。
デッカイものを見るとなんとなく少年心が疼きますよね。
ゴジラとかウルトラマンとかの映画のワンシーンに出てきそう。
屋上に上がると更にスケールの大きさが分かります。
タワー下にある遊覧船があんなにちっちゃくなっちゃった!
VRらしい演出も
タワー内には遊べるスペースがたくさん。
こちらは展望レストラン。
神戸の海を見ながらの食事ってロマンチック。
食事の後はお風呂に入れます。
地上108mからの海を見ながら入浴なんて、究極の露天風呂じゃないですか!
そして注目なのはこちらのトンネル。
暗い階段を下っていくと…
キラキラ蝶が舞う幻想的な空間に一変!
フォトジェニックなデジタルアートを楽しめます。
制作者の東雲ヨルさんいわく、『展望5階層なのは一緒なんですが、中身は全部妄想です(笑)。せっかくならVRらしい演出で神戸ポートタワーを表現したかったんです。』との事。
展望最下層にはベッドルームがあって、どんな高層マンションにも引けを取らない超絶好立地な居住空間になっています。
神戸ポートタワーから空の旅へ
VRらしい演出…と言うとこちらのギミックもすごいですよ。
なんとVRの神戸ポートタワーでは、タワー周辺をグライダーで飛び回る事が出来るのです。
紙飛行機のようなグライダーを右手に持って、左手でレールを掴むと、窓の外へ『ビューン』とひとっ飛び!
雄大な景色を横に大空を自由に飛ぶ楽しさは筆舌しがたい感動があります。
なんだか鳥になったみたい!
ポートタワーの各階の展望テラスにはあえて窓を作らなかったそうです。
というのも『みんなタワーの上から飛び降りて遊びたがるから』なのだそう。
確かに、VRなら高いところから落ちてもケガしないので、ついつい飛び降りたくなっちゃいますよね。
ワールド内には所々にメッセージが隠されています。
高いところから見渡さないと分からないものもあるので、ワールド内を飛び回って探してみてくださいね。
バーチャルで神戸を楽しもう
実はリアルの方の神戸ポートタワーは昨年10月から老朽化対策工事が始まったという事で、現在は休館中なのだそうです。
営業再開は開業60周年の節目となる令和5年度の見込みだそうですよ。
新しく生まれ変わる神戸ポートタワーに期待をよせながら、VRで神戸観光を楽しんでくださいね。