6月7日、mocopi 開発者トークライブが開催され、大きく3つのアップデートが公開されました。
目次
mocopiのアプリがアップデートされ、ver2.1.0に。
5月30日に配信のアプリバージョン2.1.0では、5つのアップデートが行われました。
- センサー接続時の精度フィードバック
- センサーのボタン押下によるポーズリセット・ポジションリセット
- モーションプレビュー時の背景変更
- mocopi以外で収録したモーションファイル(BVHの読み込み)
特に大きいのが、センサーのボタンを押すことで可能なポーズリセット・ポジションリセットでしょう。今まではスマートフォンを見ながらリセットする必要がありましたが、今回からは腕のセンサーボタンを押すだけでリセットが可能になりました。煩わしい操作が無くなり快適に!
mocopi PCアプリが登場!
6月13日にはPCアプリがリリースされます。
こちらはスマートフォンのミニアプリを通して、PCへダイレクトにモーションデータを伝えることができます。ワイヤレスのほかに有線ケーブルでの送信も可能です。
スマートフォンの負荷が減るため、通常のmocopiよりも低スペックなスマートフォンでも動作します。さらにスマートフォンでは表示や動かすのが困難な重いアバターでも、PCのスペック次第で動かせるように!
さらにanimazeとも連携!体と顔を合わせたトラッキングが可能になります。
アプリはFreeプランとBasicプランがあり、Basicプランでは基本的なトラッキングのほか対応フォーマットとの拡大などが予定されています。
mocopiのセンサーデータが流用できるSDKとアプリが公開!
回転と加速度を取得するアプリが登場。mocopiをセンサーとして、開発が可能になります。動画ではmocopiのセンサーを利用した例として、弾転がしゲームが披露されていました。
mocopiの目指す世界って?
最後に、mocopiが目指す世界について少しだけ語られました。
mocopiが目指すのはARとVRを橋渡しする世界。どちらに対してもやることは沢山ありますが、mocopiで出来るのはそのほんの一部。
ARの分野では、映像撮影だけでない関わり方が出来るような、技術開発をしていこうと準備しているそうです。
継続的にアップデートを続けているmocopi。今後の動向も目が離せませんね!
※画像は全てYoutube動画より引用