寝れない夜はVRの朗読会へ。就寝朗読会『すやすや会』

朝起きるのも大変だけど、夜眠るのも大変だったりして…。

なかなか寝れない1人の夜は、朗読を聞きながらみんなで一緒に寝てみませんか?

就寝朗読会『すやすや会』


こちらはVRChat上で行われている朗読会『すやすや会』

ろれる氏が立ち上げた個人サークル『月鏡の灯篭』の企画イベントです。
週末の夜に心地よい空間と声で癒されてからゆっくり眠ってほしいという主旨のもと開催されています。


深夜日付の変わる頃から開幕したこちらのイベント。
落ち着いたBGMの流れるプラネタリウムのワールドの中、30名ほどの方が来訪していました。


今回朗読をしてくれたのはバーチャル朗読家の『海崎マノン』さん。
子どもの読み聞かせるような分かりやすい声色の使い分けが魅力の語り手さんです。

今回は新見南吉の児童文学『手袋を買いに』の朗読を読んでくれるそうです。


朗読が始まると、マノンさんの声に包まれるかのようにあたりがシーンと静まり返り、物語の中に入り込んでいきます。

子ぎつねと母ぎつねのやり取りや優しい帽子屋さん、人間のお母さんのあたたかい声がマノンさんの優しい声で再現されて、まるで小さいころお母さんに絵本を読んでもらった時のような懐かしい気持ちになります。


あたりを見回すといつの間にかすやすやと眠っている人たちも。
みんなが気持ちよさそうに眠ってると自分もなんだか眠たくなっちゃう。

そういえばリアルタイムで朗読を聞きながらゆっくり寝れるのってなかなかないかもしれませんね。
現実の朗読会だウトウトと気持ちよくなれても、会が終わったら起きておうちに帰らないといけませんから…。

イベント主催のろれる氏は今後とも就寝朗読会『すやすや会』を続けていきたいという事で、Twitter #すやすや会 で次回開催などの情報発信を行うそうです。

また、今回の朗読会に参加できなかった方のために、後日海崎マノンさんのyoutubeにて朗読アーカイブをアップロード予定だそうです。

朝気持ちよく眠れたらラジオ体操で身体をリフレッシュするのもいいかもね。

あっ、徹夜で参加はダメですよっ!!