自宅にいながらAR・VR・XR作品の展示を楽しめる美術館、『坪倉仮想美術館』がVRChatにて公開されました。
ワールド制作はメディアアーティストの坪倉輝明氏。
坪倉氏は“テクノロジーを駆使して現実とデジタルの境のない世界を作り出す”というコンセプトのもと活動しているアーティストです。
『坪倉仮想美術館』
近代美術館風のデザインの美術館。
現実にありそうな見た目の美術館ですが、こちらはVRで遊びに行ける美術館となっており、ワールド制作者である坪倉氏が制作したメディアアート作品や制作物がアーカイブ展示されています。
展示場は『Real Side』『Virtual Side』の2つに分かれており、『Real Side』では坪倉氏が現実世界で制作したXR作品のアーカイブ作品が展示されています。
会場内には歩くと映像が七色に変化する『七色小道』、人の動きに合わせて廃棄物の人形を操れる『つくもがみ』、展示物の見えない展示『不可視彫刻』など、坪倉氏の数々の作品の鑑賞を楽しめます。
展示物は実際に触れて体験できるものもあるので、遊びながら作品鑑賞できるのも魅力の1つ。
『Virtual Side』では坪倉氏がVRChat向けに作った3Dモデルやワールドの展示が行われています。
(展示物はBOOTHにて販売されています。)
会場内には坪倉氏と記念撮影が撮れる撮影スポットも!
Aポーズ(※1)の坪倉氏と一緒に写真を撮ったら#坪倉仮想美術館でSNSシェアしてくださいね。
かわいいVRChat用アバターの坪倉さんもいますよ!
※1 Aポーズ… キャラクターモデリング時の基本的な立ちポーズの1つ。
展示場も展示作品だった…!
そして面白いことにこのワールド自体も展示作品となっており、オンライングループ展「あたらしいふつう」展の作品として展示が行われています。
「あたらしいふつう」展ではVR・AR展示のほか、Zoomを使った展示やライブ配信での展示も行われており、今月13日(日)まで開催されています。