皆さんはあの伝説の漫画『デビルマン』をご存じでしょうか?
デビルマン誕生から50年以上が経った現在、VR空間でデビルマンの世界を楽しめる『VRデビルマン展』が現在開催されています。
『え、でも私、デビルマンとか知らないし…そもそも世代じゃないし…』と思っているそこのあなた。
こちらの展示会は、例えるなら映画『ジョーズ』の原作を知らなくてもユニバーサルスタジオジャパンでジョーズのボートツアーを楽しめるのと同じ様に、デビルマンを知らなくても十分に楽しめる内容になっているのです。
…というか、この展示会に行ったらすぐさまネットフリックスで配信されている『デビルマン クライベイビー』を全話見たくなるハズ。
そんな『VRデビルマン展』の魅力を実際に遊びに行った筆者がご紹介します。
色々と豪華すぎるVR展示会『VRデビルマン展』
PCやVR機材を使って遊びに行ける『デビルマン展』
こちらの展示会では仮想空間をアバターの姿で歩き回りながら、デビルマンシリーズの作品展示が楽しめます。
一般的に“展示会”というと、イラストが壁に横一列に並んで、順路通り歩いていく…といったものを想像するかもしれません。
ですが『VRデビルマン展』は“展示会”というよりも“テーマパーク”や“アトラクション”に近い場所となっています。
例えば、空間に漫画のコマが浮いて、掴むとアニメの映像と音声が流れたり、突然生首が飛び出して来たり、人々が地獄の炎に包まれて燃えていたり…。
作品がら過激な演出が多いのでなんだか物騒な言い回しになっていしまいますが、展示場を歩いて回るたびにド派手な演出が次々と押し寄せてきます。
展示会全体の導線も原作の世界観を忠実に再現していてエンターテイメント性が高いです。
例えば有料エリアの入り口で作中のキャラクターが登場し、ユーザーを異世界にいざなうシーン。
ファンなら大興奮な演出に違いありません。
ですが、原作を知らなくともモチロン大丈夫。
今まさにこの場で“あなた”と“キャラクター”との物語が体現されているので、デビルマンのコンテンツに初めて触れる人でもVR体験を通じて体感的に理解ができるといった仕掛けになっています。
つまるところ、この展示会はあなたも物語の登場人物の1人なのです。
ディズニーの映画を全部チェックしてなくても、映画の俳優の名前を全然知らなくても、アトラクションに乗ったら問答無用で楽しいじゃないですか。
なんなら乗った後に
『このアトラクション、楽しかったな。原作もチェックしてみるか。』
っていう気分になっちゃう。
そんな気持ちにさせるような演出1つ1つがこだわって作られていて、自宅にいながらテーマパークのアトラクションさながらの体験を楽しむことが出来るのが『VRデビルマン展』の大きな魅力です。
ちなみに『VRデビルマン』は無料のエントランスエリアと有料の展示エリアに分かれていて、展示を見るには別途2,000円の入場料が必要になります。
ですが無料エリアだけでも見どころは満載。
無料エリアは通販で購入できる記念グッズが展示されている、いわゆるお土産コーナーのような作りになっていますが、空を泳ぐ飛行船やデビルマンの銅像、もしもあなたが悪魔だったら…という悪魔診断など、見て回って楽しいコーナーがいくつか用意されています。
そしてバーチャル祝い花にはエヴァシリーズやシン・ゴジラで有名な庵野秀明 監督やタレントの中川翔子さんなど、各会の著名人たちの名前がズラリ。
エントランスの端々には著名人たちのコメントやイラストが展示されているので、それを見に行くだけども楽しめます。
あとなにより、エントランスではデビルマンのテーマソング『♪あれは誰だ? 誰だ? 誰だ?』というデビルマンのうたが爆音で流れているのがテンション上がっていいですね。
これだけの展示会を現実で再現しようとするならば、ディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパン並みの入場料は取られるでしょうから、2,000円の入場料はマジで安い!と胸を張って言えます。
1度見たら終わり、ではなく、何度でも遊びに来たくなる体験型展示会『VRデビルマン展』
展示コーナーの最後に待ち構えるレジェンドな“あのお方”の出演は必見ですよ!
VRデビルマン展 公式サイト
https://virtualutopia.jp/s/v01/?ima=0724