[PR]VRライフをもっと豊かに快適に!おすすめVRヘッドセット(HMD)周辺グッズ・アクセサリーを実際の使用レビューも交えてご紹介!

Meta Quest 3のセールやメタバースがメインテーマの地上波テレビ番組、人気配信者さんによる『VRChat』の紹介などで最近賑わいを見せているメタバース界隈。この『バーチャルライフマガジン』の記事を読んでいる皆さんでも「最近(Meta Quest 3やPICO 4といった)VRヘッドセットを買ったばかり」であるとか「VRヘッドセットの購入を検討している」という方も少なくないと思います。

この記事では、そのような読者の皆さんに向けて『あると便利なVRヘッドセットの周辺グッズ』について筆者の独断を交えて紹介していきます。

周辺グッズが無くてもVRを楽しむことは出来ますが、有るとVRライフはより快適に、そして便利になります。今すぐ周辺グッズを揃える気がない方も、今後の参考としてご覧いただければと思います!

記事について

おすすめ度について

この記事では周辺グッズのおすすめ度について以下のようにレーティングを行っています。

おすすめ度一覧

★★★ 条件に当てはまる方は是非使ってほしい、必須級のアイテム。
★★☆ 有ると快適さ、便利さが高まるアイテム。
★☆☆ 上2つに比べて必要度は低いが、持っていると便利なアイテム。

上記レーティングは筆者の独断で行っていますが、検討の際の目安になればと思います。

一部商品の使用レビューについて

本記事はVR関連製品などの企画・販売を行う会社である株式会社ROOXさまの提供を受けています。

記事作成にあたり、ROOX社でオンライン販売しているVR周辺グッズの一部を提供していただいており、それらの商品については筆者が実際に使用した上でレビューを行っています。こちらも参考にしてみてください!

筆者はMeta Quest 2のユーザーであり、提供いただいた商品もQuest 2用のものとなっています。現在販売されている主要VRヘッドセットであるMeta Quest 3やPICO 4用の商品と一部商品の形状や取扱い状況が異なっていますのでご了承ください

記事執筆にあたりROOX社の担当者さんから「他にメジャーなところの商品などが有ればそれも一緒に紹介して構わない」という許可をいただいています(なんという太っ腹……!)

★★★(必須級アイテム)

シリコンフェイスカバー (VRヘッドセットの接顔部の汚れが気になる人におすすめ!)

筆者が使用しているMeta Quest 2(以下『Quest 2』と表記)をはじめ、VRヘッドセットの接顔部は布素材を採用しているものが多いです。

布素材には肌がベタつかないというメリットもありますが、それは裏を返せば「接顔部が汗を吸ってしまう」ということ。 クッション部分だけ取り外して交換する事もできないようになっているので、毎回接顔部パーツごと取り外して洗濯するしかありません。

「汚れは気になるけど、毎回接顔部を外して洗うのは面倒すぎる……」というユーザーにお勧めしたいのがこのシリコンカバーです。

装着方法は接顔部に被せるだけと簡単。接顔部への汚れの付着を回避できるだけでなく、肌触りもさらっとしていて快適ですし、ヘッドセットの締め付けに対するクッションの効果も期待できます。

この後紹介する★★★の商品に比べると安価でもあり、VRヘッドセットを使用しているすべてのユーザーに検討してみてほしい一品であるといえるでしょう。

ダイヤル式ストラップ(Meta Quest 3/2ユーザーにおすすめ!)

引用元:https://shop.roox.jp/product/yhdhdsmq3/

Meta Quest 3(以下『Quest 3』)またはQuest 2のユーザーに「これだけでも買ったほうが良い」と強くおすすめしたいのがこのダイヤル式ストラップ(Quest純正アクセサリーは『エリートストラップ』という商品名)です。

Quest 3やQuest 2に標準装備されている布製ストラップは締め付けの力が弱く、使っているうちに緩んできて締め直す必要があります。後頭部や頭頂部にある調整部分を触れて締めなおすのは手間がかかりますし、髪の毛も乱れてしまいがちです。

ところがダイヤル式ストラップだと、VRヘッドセットを被って後頭部にあるダイヤルを回すだけで簡単に装着できます。ダイヤル式ストラップ全体に締め付ける力が働くので、布製ストラップに比べて安定性も抜群。これ一個でヘッドセット装着時の安定感や快適さが大幅にアップします。締めすぎて頭の部分がつらくなっても、ダイヤルを少し緩めて一息ついたらすぐに締めなおせる手軽さもありがたいです。

ただQuest 3用の純正エリートストラップは少々高価で、Meta社の公式サイトでは一万円ほどで販売されています(2024年9月現在)。
サードパーティー製のダイヤル式ストラップには角度の調整ができたり、接頭部がふかふかで負担が少なかったりと、単に安価なだけでなく純正品にない機能を備えている物もあります。以下に挙げた所以外にも様々なメーカーから販売されているので、自分に適したストラップを探してみるのもよいかもしれません。

視度補正レンズ (眼鏡・コンタクト使用者におすすめ!)

VRヘッドセットの中でメガネがずれたり、ツルが圧迫されたりすることで苦痛や不快感を感じたことのあるメガネ使用者は多いと思います。筆者も最初はQuest 2に標準装備されていたメガネ用スペーサーを使ってメガネをつけたまま遊んでいましたが、長時間使用の際に苦痛を感じたことも少なくなかったです。普段コンタクトレンズを使っているユーザーの方でも、使用中にレンズが乾燥して困った経験のある方は居るのではないでしょうか。
これらの問題を劇的に解決するのが、ゴーグルのディスプレイにメガネレンズをはめ込む製品である視度補正レンズです
視度補正レンズは言わば『VRヘッドセット専用のメガネ』であるので、購入の際にはメガネの度数情報(または眼科医でもらえる『メガネ処方箋』)が必要になりますし、値段も安くはありません(ROOX社のものだと2024年9月時点で6,880円~)
ですが、それだけの手間と出費をかける価値がこのアイテムにはあります。本当にVRライフにおけるQOL(生活の質)が大きく変わったと言って良いほどに、装着時の快適性が違います。
メガネ使用者の一人として、筆者からも視度補正レンズを強くおすすめしたいです。

視度補正レンズについては、『バーチャルライフマガジン』でも過去に株式会社diVRseから発売されているVRsatile(バーサタイル)という商品を紹介したことがあります(筆者もVRsatileのユーザーです)

ROOX社でも視度補正レンズを販売しており、VRsatileと比較して

・レンズフレーム部と土台部がマグネットで着脱可能になっており、手軽にレンズの着脱が可能

・(加齢による目の病気である)加齢黄斑変性を引き起こす原因と言われている光の波長域である『HEV』を大幅にカットできるレンズである『ルティーナレンズ』にVR上での光の見え方が大きく改善される『超低反射コート(NRC)』を施した高級レンズも提供している

といった特色を持っています。

ROOX社の視度補正レンズについてはこちらの記事も参考にしてください!

★★☆(有ると非常に便利)

バッテリー付きダイヤル式ストラップ

引用元:https://www.bobovr.com/products/m3-max ダイヤル上部のモバイルバッテリーを装着する商品です

★★★の項目で紹介したダイヤル式ストラップ(エリートストラップ)にはモバイルバッテリーが内蔵されているものやモバイルバッテリーを取り付け可能な構造をしている物もあります。

VRヘッドセット内臓のバッテリーのみでVRを遊んでいると、数時間もしないうちに充電が無くなることも珍しくありません。追加のモバイルバッテリーを後頭部付近に装着することでプレイ可能時間が増加するほか、(前方が重たい)VRヘッドセットの重量バランスが改善するという効果も見込めます。

モバイルバッテリーがある分価格は高くなりますが、ダイヤル式ストラップ購入の際にアップグレード版ともいえる『バッテリー付き』を検討する価値はあると思います。

Quest 3 Meta Quest 3 Eliteストラップ バッテリー付き | Meta | Meta Store

USBケーブル(Type-C)(PD対応)

バッテリー残量を気にせずプレイする方法として「VRヘッドセットにUSBケーブルを繋いで充電しながら遊ぶ」というものがあります。

ケーブル長は3m以上、できれば4〜5mのものを選ぶと動き回った際に邪魔にならずに便利です。

ここで注意しないといけないのは必ず「PD対応」「急速充電(対応)」のケーブルを選ぶということ。

USB規格での充電規格である『PD (Power Delivery)』に対応していないケーブルを使うと急速充電ができません。充電速度がヘッドセットの電力消費に追いつかず、『充電しながらプレイしているにも関わらずバッテリーが切れる』ということが起こりうるのです。

なお、コンセントにつなぐ充電器も同じく『PD対応』のものである必要があります。Quest 2付属の充電器はPD対応ではありませんのでご注意ください。

Anker USB-C & USB-C ケーブル (高耐久ナイロン) 3.0m ブラック 240W(Amazon.co.jp)

有線接続と急速充電を並行して行えるUSBケーブルも!

PCとVRヘッドセットをUSBケーブルで繋ぐ『有線接続』の際にも、上記と同じくケーブルの規格などの原因で十分な給電が得られない場合があります。『バーチャルライフマガジン』では過去に、有線接続を行いながらPD給電も行える『無限Linkケーブル』という商品を紹介したことがあります。

頭頂部用ストラップ

引用元:https://shop.roox.jp/product/dvstshmqp/ Quest 3、Quest 2で使用する際にはダイヤル式ストラップ(エリートストラップ)が別途必要です。

ダイヤル式ストラップ(エリートストラップ)装着時以上の安定性、快適さを求める人におすすめなのが頭頂部用ヘッドストラップです。

ダイヤル式ストラップは基本的に顔と後頭部の締め付けの力で固定する仕組みですが、頭頂部用ヘッドストラップはそれに加えて頭頂部を広く締め付ける構造になっています。このことでゴーグルの重量を支える面積が広くなり、快適性が向上します。

(標準装備でダイヤル式ストラップを採用している)PICO 4向けの商品もあります。

使用レビュー

側面だけでなく頭頂部の締め付け力を加えたことによる安定性の向上は装着してすぐに実感することが出来ました

『頭頂部用ストラップを付けたままVRヘッドセットを片付けようとするとスペースを取る』といったデメリットもありますが、VRでスポーツをしたりライブ活動をするなど激しい動きを伴う活動を行っている人にとっては非常に便利な一品であるように感じます。

快適フェイスパッド

『シリコンフェイスカバー』の項目で出てきた「接顔部のクッション部分が交換できない」という問題を「クッション部分を交換できるような接顔部パーツを新たに提供する」という方法で解決した製品があります。それがこのROOX社の快適フェイスパッドです。

樹脂部分とクッション部分が面ファスナーで接合されており、簡単に交換・洗濯することができます。

使用レビュー

ROOX社の快適フェイスパッドには通常(厚さ16mm)よりも分厚い厚さ20mmのパッドが用意されています。本当にフカフカ度が違うので、『VR睡眠』などで長時間VRヘッドセットを装着する方はぜひ試してみてほしいです。

また『鼻部分用のゴムカバー』も同梱されており、鼻部分からの光の入り込みを減らすことができます。他メーカーだと別売りされていることもある商品であり、これがセットで付いてくるのは結構お得だと思います。

シリコンコントローラーカバー

引用元:https://shop.roox.jp/product/yhdschmd/link/6/ 写真はQuest 3用のものです

接顔部と同じく、コントローラーも身体に触れ続ける部位であり、汚れが気になる部分です。

コントローラーの汚れ防止対策として、シリコン製のコントローラーカバーが販売されています。

AMVR Quest 3S/Quest 3に対応 グリップ 取り付け簡単 コントローラーアクセサリー ストラップ調整可能 滑り止め (公式充電ドッグ付属の電池には非対応) (Amazon.co.jp)

使用レビュー

シリコンカバーの持ち手部分にはイボイボが付いており、汚れ防止以外に汗によるすべり止め効果や快適性も向上していると感じました。手の甲に巻くストラップがあるのもありがたく、標準装備である手首に巻くタイプの紐状ストラップに比べて安定性が飛躍的に違いました。

手を広げてもコントローラーが落ちない』ってここまで安心できるものなんですね……

★☆☆(有ったら便利)

充電スタンド

待ち合わせ時間やイベント開始時間の直前にVRヘッドセットを被ったらバッテリーが切れてて慌てた……という経験をされた方、けっこう居るのではないでしょうか。

VRヘッドセット使用後にUSBケーブルを差し込んで充電しておけば問題ないのでしょうが、使用後にわざわざケーブルを差し込むというのは結構手間がかかり、ついつい後回しになりがちです。コントローラーのバッテリーについてはQuest 3、Quest 2はそもそも充電自体ができません(乾電池式なので)

そういった問題を解決するのが充電スタンドです。形状や充電方式は異なりますが、スタンドの上にポンと置くだけで本体とコントローラーの両方を充電することが出来ます

床置きのものが多く設置スペースを取ることには注意が必要です。また、コントローラー用の充電式バッテリーには液漏れや発火といったリスクがあり、信頼できるメーカーのものを使用することをお勧めします。

Quest 3 Meta Quest 3充電ドック | Meta | Meta Store

Meta社純正のQuest 3充電スタンドも販売されています。サードパーティ製に比べると高価ですが……

円形フロアマット

VRヘッドセットを付けて動き回っているとリアルの位置・方向感覚を失いがちです。プレイ中に壁にぶつかったり、近くの家具につまづいた経験のある方もいるのではないでしょうか。

そんな方のために、位置と方向を足裏の感覚で把握できる円形マットがROOX社より販売されています。

使用レビュー

マットはゴム製で直径1m。中央に円形のくぼみと前方に線状のくぼみが付いており、足裏だけでおおよその位置と方向が分かる仕組みになっています。

この商品が届いたときに家族から「部屋が狭いのにそんなもの使う場所あるの?」と言われましたが、実際に使ってみるとむしろ限られたスペースで遊ぶ人に適した商品と感じました(直径1mって意外と狭いです)

VR上で激しい運動やダンスなどをしていて知らないうちに回転・移動して周囲のものにぶつかる、というリスクを減らせる商品だと感じました。

ケーブル・ランニングワイヤーVR

PCとVRヘッドセットをUSBケーブルで繋ぐ『有線接続』にはバッテリー切れの心配を減らすほか、データ通信時の遅延が少ないという利点があり、この方法でVRを遊ぶ人も少なくないようです。
ただ、有線接続では足や体にケーブルがまとわりつき、引っ掛けたり転んだりするリスクもあります。

そこで頭上からUSBケーブルを下ろすという発想のもと開発されたのが「ケーブル・ランニングワイヤーVR」です。

使用レビュー

丸で囲んだ部分は固定しており、ケーブルを引っ張っても(写真右下にある)パソコンに負担が掛からない設計になっています

ケーブルを天井付近に張ったワイヤーで支える構造となっており、しゃがむ動作にも追従できるような仕組みになっています。

ケーブル・ランニングワイヤーVRの説明書より。丸で囲んだ部品(5~7番)が取付用の部品です

機器の取り付け方法は複数設けられており、様々な素材の壁に対してランニングワイヤーをしっかり固定できるように配慮された設計となっています(ワイヤーに過度に強い荷重をかけても落下しないことを保証しているわけではありませんので注意)

プレイ感覚は快適で、動き回ってもUSBケーブルの存在を気にすることなく遊ぶことが出来ました。器具の取り付けや管理に手間はかかりますが、VRスポーツを行う際などにデータ遅延を気にして有線接続を行っている人にとってかなり有用な機器になると感じました。

周辺グッズで、より快適なVRライフを!

以上、『あると便利なVRヘッドセットの周辺グッズ』について紹介してきました。

記事の冒頭で述べた通り、ここで紹介したグッズの『おすすめ度』は筆者の独断によるものであり、他にも様々なメーカーから色々な種類のVR関連グッズ・アクセサリーが販売されています。

今回の記事執筆にあたりご協力いただいた株式会社ROOXさんを例にすると、ここに挙げた商品の他にもVRをしながら飲み物が飲める『VR飲みを楽しむコントローラーホルダー』や、VR睡眠専用の枕『V睡まくら ぶいすいーと』といったユニークなグッズも販売されています。

色々な周辺グッズを比較検討していただき、あなたのVRライフを充実させる一品をぜひ見つけてもらえればと思います!

株式会社ROOXさんのオンラインショップはこちら!

URL:https://shop.roox.jp/

AR/VR関連商品のカテゴリー:https://shop.roox.jp/vr/

投稿者プロフィール

きっどえー_ kidA_jp
きっどえー_ kidA_jp
VRの世界に生きる「少年A」……なつもりの人。