VRChatのワールドでテーマパーク経営「VRtual park」【VRChatワールド紹介】

VRChatを始めVRのゲームは、ジェットコースター(ローラーコースター)体験が出来たり、コースを作って遊ぶ…など親和性・自由度の高い遊び方が出来ますが、今回紹介するのはVRChat内で「遊園地経営」が出来るワールドです。

「遊園地経営」シミュレーションゲームは、その名の通り遊園地の経営者として運営をし、遊園地を大きくしていくゲームです。
このジャンルは、元祖ともいえるEA(エレクトロニック・アーツ)の『Theme Park』シリーズ、近年ではFrontier Developmentsの『Planet Coaster』が人気を博しています。

自分の手で好きなようにレイアウトが出来る一方、利益と経費のバランスを崩してしまうと経営が難しくなる…ニッチなジャンルながらも筆者は、EAの『Theme Park』や『Planet Coaster』を一時期遊んでいました。

今回紹介するVRChatのワールド「VRtual park」は、アルファ版とのことで遊べる機能としては決して多くはありませんが、十分楽しむことが出来ます!

作者さんの投稿

建築!経営!体験!

スタート地点

遊び方は、サンドボックス(無制限)モードサバイバル(経営)モードの2種類から選ぶことができ、サンドボックスはその名の通り資金無制限で好きに建物やアトラクションを配置できます。
サバイバルは、限りある資金の中で遊園地経営を行っていくモードです。

パスワード形式のセーブ機能も実装

建築

遊園地は、32×32の1024マス(内1マスは、出入口の為使用不可)の範囲に建築が可能。

今回は、紹介ということでサンドボックスモードで通路を敷設し、アクションを設置。
入園料やアトラクションの価格を設定し、オープンすればお客さんがやってきます。

来場者を選択すると、来場者の声が聴けます。

プレイ中は、来場者の声を聞きつつ価格設定・経費管理などバランスを考え試行錯誤しながら経営をしていきます。

お店を選択することで名前も変えられ、経営状況も見れます。
建築の模様(50倍速)

遊園地スケールを最大にすると、その場にいる体験が出来、実はアトラクションにはSit判定が設定されているので、実際にアトラクションに乗り込むこともできます!

乗れるんです…!!

ワールド内メニュー

ワールド内では、両手の掴む(Grab)ボタンを押す(デスクトップ:Tabキー押下)ことでワールド専用のメニューが開きます。
VRの場合、出現したメニューは再度両手の掴むボタンを押しながら左右に手を伸ばすと拡大できます。

出現したメニューにはいくつかのタブがあり、建築・経営状態の閲覧・セーブなどが出来ます。

ワールド内のメニュー

Build タブ

メニュー内のBuildタブでは、店舗・アトラクション・装飾・通路が設置できます。
来園者が通る通路(Road)は「Sand path(砂の通路)」「Rocky path(石畳の通路)」の見た目の違う2種類を設置可能。

遊園地の要となるアトラクション(Rides)は、回る系を中心に執筆時点では全7種。
実際に設置したアトラクションに乗れたり…

ラーメン屋があったり…

店舗(Stands)は利益を上げ、来園者の滞在期間を伸ばします。
食べ物を始め、ノベルティグッズを販売するお店も。来場者が帽子などを身に着けたりもします。

その他、ベンチやインフォメーションセンター、広告や木や噴水などの装飾も行うことが出来ます。

My park タブ

エントランスの移動や開閉園の設定、入場料設定、データも見られます。

設定項目
  • Park status(遊園地のオープン状態の変更)※マスターのみ
  • Entrance fee(入園料の設定)
  • Move entrance(エントランスの移動)
  • Scale park(スケールの変更)※マスターのみ

Scale parkを使うと、遊園地の大きさを縮小拡大することが出来、操作中の景色は圧巻…

遊園地のスケールを変更!

その他

Graphic Settingsタブは、ワールドにおける、グラフィックに関する設定が出来ます。

Save タブでは、セーブが出来ます。パスワードの保存をお忘れなく!

その他メニュー上部には、Selection laser(レーザーポインターの表示)・Visitor interactions(来園者を掴むなどの干渉の有無)の2つの項目があります。

Visitor interactionsは、スケールを小さくしている状態で来場者に干渉(掴んだり・つぶしたりなど)することが出来るようになります。

Help/Tutorial タブでは、動画付きのチュートリアル・説明を見ることが出来ます。

アルファ版ということで、本家などと比べると項目は少なく感じてしまいますが、これでも十分に楽しむことが出来ます!
特に、ワールドのスケールを変えられる迫力来場者への干渉などVRならではの体験も非常に楽しいワールドでした!

まだこれから要素が追加されるようですので、アップデートを楽しみに待ちたいと思います!

VRChatにある遊園地!

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Note(のーと)
Note(のーと)
無言勢として、鏡文字を描いてます。