昨年11月28日にアナウンスされてから人数を絞って行われていたVRChat上での年齢確認(Age Verification)が、1月29日VRChat+ユーザー向けに公開(アーリーアクセス)されました。
年齢確認は必須ではないですが、年齢確認の申請を行うことで、プロフィールにバッジを追加することができ、年齢確認が必要なインスタンス(Age Verified instances)への参加・権限のある場合はインスタンスの作成ができるようになります。
VRChat+の期間が終了しても年齢確認を完了していれば、年齢確認を再認証する必要はありません。
今後は、範囲をVRChat+非加入のユーザーにも広がるようですが、現時点では予算の都合上VRChat+ユーザー限定となっています。
年齢確認は、外部サービスのpersonaを利用し、本人確認が出来次第データはpersonaから削除されます。
VRChatが保有するデータ(生年月日やハッシュ化されたID)は、最小限でありアカウントが有効な限りまたはユーザーからの依頼があるまでは削除されません。
persona及びVRChatが取得するデータについて詳しくは公式ブログをご覧ください。
年齢確認の方法
年齢確認の仕方は、自身のプロフィールの「年齢確認を行う」からブラウザでVRChatのホームページ経由で行います。
プロフィールの「年齢確認を行う」を押し、ブラウザにて開かれたページにあるボタンを押すと登録したメールアドレスにVRChatからのメールが届きます。
メールに添付のURLからpersonaのサイトへ移動し本人確認をしていきます。
公的な身分証明書をアップロードし、カメラを使って本人確認作業を行います。
たった数ステップの簡単操作で出来ます。
personaでの本人確認が完了すると、VRChat側での年齢確認も認証され18歳以上の場合は18歳以上年齢確認済み(Verified 18+)のバッジが付けられるようになります。
18歳未満または18歳以上のユーザーは、任意で年齢確認済み(Age Verified)非表示(Hidden)が設定できるようになります。
年齢確認が必要なインスタンス
グループ機能において相応の権限が付与されている場合、「年齢確認が必要(+18)」なインスタンスを立てられるようになりました。
ただし、年齢確認の有無にかかわらず、利用規約やコミュニティガイドラインを遵守する必要があることは変わりありません。(※今回に伴っての改定は行われていません。)
年齢確認が必要なインスタンスだからといって、利用規約やガイドラインで禁止された行為・行動などが許可されるようになったわけではありません。
現時点では、リリースしたばかりで運用方法など確立されていないためメリット・デメリットは不透明であり、将来的には「コンテンツゲーティング」などとの連携も予想されます。
しかし、今まで通り未成年者に相応しくないコンテンツなどユーザーが主体となり、意識して棲み分けるなど行動することが大切です。
VRChatをより安心安全に楽しむためリリースされた「年齢確認」機能を活用しつつ、今後に期待です。
関連リンク
Age Verification Now Available for VRC+ Subscribers – VRChat公式ブログ
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一部文章の追加・修正。インスタンス作成についても追記しました。