【VRChat】身分証明書を使った年齢確認がリリース!まずは、VRChat+ユーザーを対象に。

29日19時追記

一部文章の追加・修正。インスタンス作成についても追記しました。

昨年11月28日にアナウンスされてから人数を絞って行われていたVRChat上での年齢確認(Age Verification)が、1月29日VRChat+ユーザー向けに公開(アーリーアクセス)されました。

公式Xでのアナウンス

年齢確認は必須ではないですが、年齢確認の申請を行うことで、プロフィールにバッジを追加することができ、年齢確認が必要なインスタンス(Age Verified instances)への参加・権限のある場合はインスタンスの作成ができるようになります。

VRChat+の期間が終了しても年齢確認を完了していれば、年齢確認を再認証する必要はありません。
今後は、範囲をVRChat+非加入のユーザーにも広がるようですが、現時点では予算の都合上VRChat+ユーザー限定となっています。

配信されたお知らせのメール

年齢確認は、外部サービスのpersonaを利用し、本人確認が出来次第データはpersonaから削除されます。
VRChatが保有するデータ(生年月日やハッシュ化されたID)は、最小限でありアカウントが有効な限りまたはユーザーからの依頼があるまでは削除されません。

persona及びVRChatが取得するデータについて詳しくは公式ブログをご覧ください。

公式YouTubeチャンネルに投稿されたショート動画

年齢確認の方法

クイックメニューのバナーに表示された「年齢確認」のお知らせ

年齢確認の仕方は、自身のプロフィールの「年齢確認を行う」からブラウザでVRChatのホームページ経由で行います。

「年齢確認を行う」を選択

プロフィールの「年齢確認を行う」を押し、ブラウザにて開かれたページにあるボタンを押すと登録したメールアドレスにVRChatからのメールが届きます。

ブラウザで開かれるページ
送信された年齢確認用リンクの付いたメール
サイトは日本語対応!

メールに添付のURLからpersonaのサイトへ移動し本人確認をしていきます。

公的な身分証明書をアップロードし、カメラを使って本人確認作業を行います。
たった数ステップの簡単操作で出来ます。

年齢確認にできる公的証明書(日本の場合)
  • 運転免許証
  • マイナンバーカード
  • パスポート
  • 在留カード
  • ビザ(査証)
公的証明書の一例

personaでの本人確認が完了すると、VRChat側での年齢確認も認証され18歳以上の場合は18歳以上年齢確認済み(Verified 18+)のバッジが付けられるようになります。
18歳未満または18歳以上のユーザーは、任意で年齢確認済み(Age Verified)非表示(Hidden)が設定できるようになります。

「年齢確認済み」の表示を切り替えられるように

年齢確認が必要なインスタンス

グループ機能において相応の権限が付与されている場合、「年齢確認が必要(+18)」なインスタンスを立てられるようになりました。

新規インスタンス作成時の設定画面
「年齢確認が必要」なインスタンスのポータル
グループ機能のロール(権限)設定に追加された項目

ただし、年齢確認の有無にかかわらず、利用規約やコミュニティガイドラインを遵守する必要があることは変わりありません。(※今回に伴っての改定は行われていません。)
年齢確認が必要なインスタンスだからといって、利用規約やガイドラインで禁止された行為・行動などが許可されるようになったわけではありません。

現時点では、リリースしたばかりで運用方法など確立されていないためメリット・デメリットは不透明であり、将来的には「コンテンツゲーティング」などとの連携も予想されます。
しかし、今まで通り未成年者に相応しくないコンテンツなどユーザーが主体となり、意識して棲み分けるなど行動することが大切です。

VRChatをより安心安全に楽しむためリリースされた「年齢確認」機能を活用しつつ、今後に期待です。

関連リンク

Age Verification Now Available for VRC+ Subscribers – VRChat公式ブログ

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Note(のーと)
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無言勢として、鏡文字を描いてます。