【DJイベント】『VRChat』のクラブイベントってどうやって行けばいいの？行き方や楽しみ方についてクラブイベント通いが趣味のライターがご案内！【VRDJ】

7/31 20:35 追記

『信頼されてないURLを許可』の設定および『Resync』ボタンについての説明を追記しました。X(旧twitter）で上記2点について言及してくださった方に感謝いたします。

『VRChat』を始めとするVRSNSの世界では、ワールド内でDJがダンスミュージックを演奏して観客がそれを楽しむ『VRクラブイベント』と呼ばれる音楽イベントのジャンルが存在します。

写真は全て7月26日(金曜日）の夜に『VRChat』内で撮影したものです。
同じ日に色々な種類のイベントが開かれているのが分かると思います

現在、VRクラブイベントは毎日のように開催されており、様々な特色ある会場（ワールド）で色々なジャンルのDJプレイが行われており、観客はそれを無料で楽しむことが出来ます。

「そうは言われてもVRクラブイベントってどうやって行ったらいいかよくわからないし、何だかこわい……」

そう感じている方のために、この記事では『VRChat』内のクラブイベントに行くことが趣味になっている筆者による『VRクラブイベントへの行き方、楽しみ方』をおすすめイベントとともに紹介していこうと思います！

1 VRクラブイベントってどうやって探すの？
2 VRクラブイベントへの入り方
3 どうやって楽しめばいいの？
4 筆者が選ぶ『初心者にもおすすめなクラブイベント』

VRクラブイベントってどうやって探すの？

初めてVRクラブイベントに行こうと思っている方にお勧めなのが、『VRC Music Event Calendar』を用いた情報収集です。

引用元：https://x.com/vrc_mce_bot/status/1817145005254852771

『VRC Music Event Calendar』は『VRChat』内で開催されるイベント情報を紹介する『イベントカレンダー』の音楽イベント版で、『VRChat』内で開催されるクラブイベントがこのカレンダーに多く登録されています。

このカレンダーは『VRChat』内だけでなく、X(旧twitter）でも見ることが出来ます（開催時間が近づいた登録イベントの情報を通知するアカウントが運用されています）

『VRC Music Event Calendar連絡用bot』　https://x.com/vrc_mce_bot

カレンダーにはイベントで演奏される音楽のジャンル名も記載されていますので、自分の好きなジャンルや気になるジャンルの曲が掛かるイベントを探してみると良いと思います！

VRクラブイベントへの入り方

『VRChat』内におけるクラブイベントへの入り方は大雑把に言って『主催者や出演者といったユーザー個人の所に入る（Joinする)』方法と『イベントを開催するグループが建てた会場（インスタンス）に入る（Joinする）』方法の二種類があります。

この記事では先に紹介した『VRC Music Event Calendar』において

『Join先』がユーザー名になっているイベント
『Join先』がグループ名になっているイベント

の二つの場合においてそれぞれ方法を紹介していきます。

以下に示す写真は『VRChat』内で撮影したものです。『VRChat』の公式ホームページ（https://hello.vrchat.com/）でユーザーおよびグループを検索する場合は表示内容が変ってきますのでご了承ください。

『Join先』がユーザー名になっているイベント（ユーザー個人へのJoin)

事前にフレンドになる

メニュー欄の『ソーシャル』タブを選択し、左上のメニューにある『ユーザーを検索』の欄（赤色で囲んだ部分）を選択し、ユーザー名で検索を行います。

出てきたユーザーの情報の下の方にある『フレンドリクエスト』（赤色で囲んだ部分）を押してフレンド登録を申し込みます（イベント直前だと相手が対応できない場合もあるので申し込みはお早めに）

時間になったら『入る』ボタンを押す

イベント開始時間になったらフレンドになったユーザーの情報を再度開き、『入る』ボタンを押して会場に入ります。

イベント開始時間になったにも関わらず『入る』ボタンが『招待を申し込む』ボタンになっている場合は『入る』ボタンになるまで待つことをお勧めします（『会場の準備ができていない』などの理由でイベント開始が遅れている可能性が高いです）

『Join先』がグループ名になっているイベント（グループが建てた会場へのJoin)

グループに加入する

メニュー画面を開き、画像の1～3の順番でボタンを押していくとグループ検索画面に入ることが出来ます

『Join先』がグループ名になっているイベントの場合、まず事前に当該グループに加入する必要があります。ユーザーの検索とは異なり、メニュー欄の『グループ』タブからグループ名の検索を行います。

『VRC Music Event Calendar』内に記載されている『AMEMI.9830』『PSYAPL.9537』などの文字列は『ショートコード』と呼ばれるグループ識別用の番号であり、グループ名称とは別になります。

お目当てのグループのページに来たら『このグループに参加』ボタンを押し、参加を申し込みます。

時間になったら『グループのアクティビティ』内から会場ワールドに入る

写真はグループアクティビティの一例を示したものであり、例示したワールドはクラブイベントの会場とは異なります。ご了承ください

イベントの開場時間になると、『グループのアクティビティ』内に当該グループが会場（インスタンス）を設置していますので、入場しましょう。

申請は積極的に！

フレンド申請・グループ加入申請についてですが、大抵の場合は承認してもらえます。承認を断られたり申請理由を問われたりすることは（筆者の場合は今まで）ないので、積極的に申請していただければと思います。

どうやって楽しめばいいの？

注意事項とマナーを守りましょう！

クラブイベントの入り口にある注意事項の一例。『動画撮影・録音』はほぼ全てのクラブイベントにおいて禁止されています

クラブイベントの入り口には禁止事項や注意事項が書かれているところが多いです。いずれもイベントを快適に楽しむために必要な事柄ですので、よく読んで守るようにしましょう。

また、他の参加者が不快にならないよう、マナーを守って楽しむようにしましょう。

（追記）ワールド内で音が聞こえない時は『信頼されてないURLを許可』の設定を確認して『Resync』ボタンを押そう！

初めてVRクラブイベントの会場に入った際に注意しないといけないのが、

（多くの）イベント内で音楽を聴くには『VRChat』の設定で『信頼されていないURLを許可』の項目がONになっている必要がある

という事です。これはVRSNSにおけるクラブイベントの多くが『DJが直接会場ワールド内に音声を配信している』からなのですが、とにかく会場に入った際にDJが既に演奏を始めている様子なのに観客の話し声以外音が聞こえないような時は以下の手順で設定を行ってみてください！

『信頼されてないURLを許可』の設定手順

メニュー画面を開いたら設定タブ（1番で示した歯車のアイコン）を選び、次に拡張メニュー（右上の2番）を選択します。

拡張メニュー内の『快適性とセーフティ』（3番）を選び、『信頼されていないURLを許可』（4番）の項目をONにしましょう。

会場にある『Resync』ボタンも押してみましょう！

会場によってボタンの設置場所などは異なります。分からない時は周りの人に聞いてみましょう。

設定後は会場内の『Resync』（リシンク、再同期）ボタンを押すのを忘れずに。『信頼されていないURLを許可』の設定がONになっていてもインターネット通信の問題などで音声が聞こえない場合が有り、このボタンを押すことで問題が解決されることがあります。

会場内での過ごし方はいろいろ！イベントを、音楽を楽しもう！

……という文章を読んで「やっぱりクラブイベントって難しくて怖そう……」と思われる方もいるかもしれません。ですが、

出演者とイベント参加者に敬意を払い、流れている音楽を楽しもうとする気持ちさえ持っていれば大丈夫！

と筆者は思っています。そのうえで分からない事が有れば、近くにいるイベントスタッフや観客の人に質問してみるといいと思います。大抵の場合は親切に教えてくれますので。

また、クラブイベントの会場内での過ごし方に特別な作法はありません。「クラブイベントでは踊らないといけないの……？」と思っている方もいるかも知れませんが、クラブイベントで踊っている人は会場内のほんの一部、数人程度です（筆者調べ、イベントによって多少の違いはあります）

筆者も『一人で会場に入って誰とも話さずに音楽を聴き、適当な時間に会場を離れる』というスタイルでイベントを楽しんでいます。ぜひ読者の皆さんも気軽にイベントに足を運んでもらいたいです。

筆者が選ぶ『初心者にもおすすめなクラブイベント』

最後に、筆者が選ぶ『クラブイベント初心者にもおすすめなクラブイベント』を紹介します。

なにをもって『初心者にもおすすめなクラブイベント』とするかは難しい問題ですが、この記事では『毎週決まったに日時に開催されていて行きやすい』『クロスプラットフォーム（Quest・Android対応）のイベントである』『会場やイベントの雰囲気が開放的』というポイントに該当するイベントから3つ紹介することにしました。