【コラム連載】バチャマガ交換日記、6ページめ。【きっどえー編】

バチャマガ交換日記とは?

様々な記事を書いているバチャマガスタッフですが、それぞれ得意分野やライフスタイルが異なります。普段何してるの?どういうことに興味があるの?ってのを知りたいという話になり、交換日記という体で連載を行うことになりました。

このコラム連載では、大体何を書いても良い(VRSNSに関係なくてもオッケー)というフワッとしたレギュレーションでお送りします。普段バチャマガでお届けしているVRSNSの話題はもちろん、ARやVtuberなどのXR界隈にとどまらず、散歩中に起こった出来事などのリアルの話でさえOKとなります。

つまりなんでもあり。広い心でお読みいただければ幸いです。

前回の日記はこちら。

ごあいさつ

過去に記事内で登場したことのあるアバター(VRChat上のもの限定)でごあいさつ

オーエンさんから交換日記のバトンを受け取りました!

読者の皆さんこんにちわ。バーチャルライフマガジン内でライターとして活動させていただいてる「きっどえー_ kidA_jp」と申します(VRChatとClusterにもこの名前で居ます)
バチャマガに関わるようになったのは今年(2023年)2月からなので、交換日記の今までの執筆者のなかでは一番の新参者、という事になります。

交換日記のバトンを受け取った際、先輩方から「あまり難しいこと考えずに、自由に書いていいよ」という言葉をいただいてはいたのですが、なかなか思いつかず……
考えた末、自分がVRChatやClusterでよく聴きに行っており、バチャマガでもイベント記事を書く機会が何度かあった「ダンスミュージック」との関わりについて今回語っていくことにしました。
題して、「ダンスミュージックとわたし」。

ダンスミュージックとわたし

1.ジュリアナ東京のCDをきっかけにハマる

ジュリアナ東京」というディスコをご存じでしょうか?「バブル経済時代の象徴」として名前を聞いたことがある方も居るかもしれません。
自分が中学生の時、ジュリアナ東京でのDJプレイをイメージしたCDコンピレーションシリーズ「JULIANA’S TOKYO」をレンタルして聴いたのが自分がダンスミュージックにハマったきっかけでした。

当時ダンスミュージックがどういうものか全く知らないまま当該シリーズの1枚目を借りて聴き始めたのですが……1曲目の冒頭でぶちのめされました。下の曲です。

アーティストの詳細も、かかっている音楽のジャンルも全くわかりませんでしたが「なにこれカッコいい」と感じてすっかり虜になりまして。その後も「JULIANA’S TOKYO」のCDシリーズやダンス・テクノミュージックのCDを色々とレンタルして聴く学生時代を過ごしていました。

ジュリアナ東京をはじめとしたディスコ・クラブに実際に行ってみたい気持ちはありましたが、当時の自分は未成年かつ地元の実家暮らしで、法律を犯してまでそういう所に行く勇気など無く。(正直言って怖くて危ない所だと思ってました)
自分が実際にクラブに行ったのは大学生になって(自分の実家のある所よりは大規模な)地方都市近郊で一人暮らしを始めてからのことになります。

ここまでの文章やCD及び楽曲のリリース年代を読んで「あれ?」と思っている方も居ると思うので明言しておきますが、自分の実年齢はまあまあ高いです(昭和50年代の生まれ)。以降の話もかなり昔の話になってしまうことをご容赦ください。

2.(リアル)クラブに通うようになる

大学生になってからクラブ通いを始めるようになりました。

ジュリアナ東京のような「ディスコ」よりも小さいスペースを「クラブ」と呼び、そこでダンスミュージックのDJイベントを行うことがこの頃には一般的になっていました。今では「ディスコ」という言葉はほとんど使われてませんね……

市の中心部から電車で30分ぐらいのところに下宿があり、自家用車も持ってなかったので「(月1回ぐらいのペースで)週末の夜に電車で中心部まで出て、朝始発に乗って帰る」という生活を送っていたのを覚えています。
「昼間開催のクラブイベントには行っていなかったのか」って聞かれそうですが、当時は昼間にクラブイベントが開かれてなかったんですよ……少なくとも自分が知る限りは。

下でご紹介するのは、当時のクラブで何度も聴いた大ヒット曲。

大学を卒業して地元で働きだした後も近くに有ったクラブにしばらく通っていましたが、仕事の都合などで次第に通わなくなり。VRChatを始めて「VRにもDJイベントがある」事を知った頃には10年以上のブランクが開いていました。

3.VRクラブイベントの存在を知る

自分のtwitter(現X)のアカウントでの最初の投稿画像もVRChat内のクラブイベント「体感深度」の写真でした。
残念ながら2022年11月に開催終了してしまいましたが……

実際にVRChat上でのクラブイベントに行って「ああ、やっぱりダンスミュージックはいいなあ、好きだなあ」と改めて感じ。
現在は「VRC Music Event Calendar」やイベントで知ったDJさんのtwitter(X)での投稿などでVRクラブイベントの情報を集めては興味のあるものを聴きに行くなどする毎日を過ごしています。

下に挙げるのはVRChatのイベント内で聴いて好きになった曲です。この曲がきっかけで「ドラムンベース(Drum’n’Bass)」という音楽ジャンルに興味を持つようになりました。

それで、ダンスミュージックの何がそんなにいいの?

ここまで、自分がダンスミュージックを好きになってVRでもクラブイベント通いをするようになった経緯を書いてきましたが、「そもそも何故(きっどえーは)ダンスミュージックが好きなのか」についても語っていきたいと思います。
理由はいくつか挙げられるのですが、その中から2つほど。

自分の知らない音楽に出会える

記事の中で「ダンスミュージック」と一言で言っていますが、そのジャンルやリリースされている曲の数は無数にあります。(DJをやっているなどの理由で)普段から大量の楽曲を聴きこみ豊富な知識を持っている方ももちろん居るのですが、自分の場合はDJプレイで聴く曲の95%以上はそこで初めて聞く曲だったりします。
その中で(先ほど紹介した”Existential”のように)自分のお気に入りの曲を見つける機会に出会う事もあり、それへの期待感が自分をクラブイベントに足を運ばせる原動力の一つになっています。

感情の全部を持っていかれるような力強さがある

音楽を聴いて「感動した」とか「興奮した」というのはよく聞く話ですが、ダンスミュージックを聴いているとたまにそれらの感情を「全部」持って行かれるような感覚を味わう事があります。目の前の音楽にただただ圧倒され、何も考えられない状態というか。
そういう感覚を味わえるから自分はダンスミュージック(のような力強いリズムとビートを持った音楽)を求め続けているように思います。



……自分語りはこれぐらいにして、頂いた質問に答える事にしましょう。

質問への答えと次の人への質問

頂いた質問「あなたが季節を感じる瞬間はどんな時ですか?

気温」と「身の回りの植物の変化」でしょうか。

今の季節(記事を執筆している10月上旬)で言うと、「朝起きた時に肌寒く」感じ、「通勤途中に見えるイチョウの並木がうっすらと色づいている」のを見た時に「ああ、秋が深まってきたなあ」と感じます。

次の人への質問

次の人への質問は
あなたが自分に気合いを入れたいとき、どんなことをやっていますか?
です。

仕事や家事、(VRでのものを含む)イベントなどで「自分に気合いを入れる」必要がある時、どんな事をやっているのか聞いてみたいです。
ちなみに自分の場合は「ブラックコーヒーを飲む」「大音量で自分のお気に入りの音楽を聴く」です。

それではこの辺で。次の方に交換日記のバトンを回そうと思います。