奥多摩湖ロープウェイ『みとうさんぐち駅』がフォトグラメトリでVRChatに登場。

幻のロープウェイがVR空間に。

廃墟マニアの間で有名な『奥多摩湖 ロープウェイ(みとうさんぐち駅)』がVRChat内にフォトグラメトリで再現されました。

ノスタルジックな空間をVRで永遠に。『みとうさんぐち駅』

昭和36年に、日本ケーブル株式会社が施設した観光用ロープウェイの駅『みとうさんぐち駅』

奥多摩湖の対岸600m余りを結び運航していましたが、開業後数年を経ずして経営的な問題から廃止となってしまいました。

今回VRChatで再現された『みとうさんぐち駅』は、廃墟となった駅舎と駅のプラットフォームをフォトグラメトリでVR化したものになります。

運行廃止となった『みとうさんぐち駅』の駅舎と施設は取り壊されることも無く、60年以上に渡り放置されています。

ガランとした空間の奥に青々と茂る草木。廃墟らしいラクガキの跡など、その雰囲気は文字通り時が止まったよう。

かつての賑わいを失ったノスタルジックな雰囲気をVRで体感することが出来ます。

ちょっと怖い?夜の『みとうさんぐち駅』も

VRChatの『みとうさんぐち駅』は昼・夜と景観を変えることが出来ます。

夜の『みとうさんぐち駅』を探索する時は入り口に置いてある懐中電灯を持って進んでいきましょう。

どうやら『みとうさんぐち駅』は心霊スポットとしてのウワサもチラホラあり、“ゴンドラで半裸の女性を見た”とか“鏡に映る女性を見た”だとか、様々な目撃情報が出ています。

…ですが、『みとうさんぐち駅』で何か事件や事故があったという事実は特になく、単に廃墟のさびれた雰囲気からそういったウワサ話が生まれているみたいです。

ちなみに奥多摩ロープウェイの所有権を持っている会社は現在行方が分からないそう。

その為、解体にかかる費用の請求先が出来ず、また、規模の大きさから莫大な費用が発生してしまうため、奥多摩町・東京都も手が出せない状況になっていると言われてます。

誰にも管理されず、世間から置いてきぼりにされてしまった『みとうさんぐち駅』

VRChatで再現される事で、かつて人々を乗せていたあの頃の賑わいを思い出すことが出来るかもしれません。

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