VRChatにはユーザーが制作した、ゲームが遊べるギミックを有したワールドが数多くあります。
その中にはもはやゲームというよりもスポーツと化したようなものもあります。
今回はそのなかでもテレビ取材が入り、TVerでも配信されるほど盛り上がっているアツいワールド
『VRC BOXING GYM』の紹介と
そのコミュニティ『VRCボクシング大会』の魅力を深掘りしたインタビューをお届けします!
目次
ガイドから目に入る動線
ワールドに入ると「ここがどういうところか」の概要が載った看板が目に入ります。
言語は日本語・英語・韓国語に対応しています。
「ボクシング」というゲームの性質上、このワールドを十分に楽しむためにはMeta Quest単体もしくはPCと接続したVR HMDが必要となります。
入り口から左手奥には過去に大会で優勝した強者たちが顔を並べる額縁が。
ここに入るため、選手たちは日々研鑽を重ね熾烈な戦いを繰り広げているんだとか…。
パンチの音が鳴り響く中、重たい質感の鉄の扉を開けるとリングに出ます。
初心者でも大丈夫!解説の充実したリングエリア
『VRC BOXING GYM』は、設置してあるオブジェクトや壁の質感に至るまで一つひとつにこだわりがあり、「ゲームをしに行く」というよりも「知り合いのやってるボクシングジムに行く」といった感覚を抱くようなワールドとなっています。
ワールド中央にある高台は雑談兼ちょっと遠くからの観戦スペース。
ここだと試合中の声が混じらず雑談ができ、また3つのリングの様子をちょっと遠くから見れます。
ワールド上部に操作ガイドがあるので、来たばかりでどう遊んでいいか分からない…という方もいったんガイドを見ながら見学する、ということができる親切な設計。いきなりリングの側で見学するのはちょっと…という方も安心ですね。
公平な戦いのための仕様研究
VRで遊ぶ上で必要不可欠なVRヘッドセット。今やそれらも様々な組み合わせがありますよね。
『VRCボクシング大会』の会場には使用頻度の高い組み合わせを1年かけて研究した上での運営側の知見として、同期についての解説があります。
普段過ごす中ではあんまり気にならない部分ですが、『VRCボクシング』は機敏な動きを必要とする競技性の高いゲームであり差が顕著になります。
それによる想定外の不平等さを感じさせないため、あらかじめ解説がされています。
ゲーム中に感じる描画負荷による「重さ」。これもプレイを阻害する要因の一つです。
そこも解消して公平にボクシングを楽しむための設定も掲示されています。
遊び方を知ってから現場に行ける動線
また、操作ガイドはリングエリアに入ってすぐ目に入るので操作方法を見てからリングに入る動線となっています。
いきなり試合は不安?じゃあまずは練習しようよ!練習エリア
操作方法を知った後は、まず自分一人で操作してみてどうなるかを練習エリアで確認できます。
パンチ単体の練習や、バーを避けることで姿勢移動の練習、サンドバッグを使用した実戦に近い当たり判定でのパンチなど豊富な練習環境があります。
過去の大会の開催実績や、テレビ朝日のバラエティ番組『新世界 メタバースTV!!』放映の際に出演された 元WBC世界フライ級王者 内藤大助選手の直筆サインが掲載されています。
これは練習モチベーションが高まりそう…!
ワールドはこちらから
そんな『VRC BOXING GYM』で日々鍛錬し戦いを重ねている『VRCボクシング大会』の選手や運営の方にインタビューしてきました。
次のページでは、『VRCボクシング大会』にかける選手や運営の想いに迫ります。
≫次ページ:選手・運営へのインタビュー!
VRChatに接続するまでにいくつのデバイスを通るかの過程を踏まえ、同期速度の差を検証しています。
基本的には、VRChatに接続するまでの過程でサードパーティ製アプリケーションを挟むと同期に時間がかかるようです。
【速い】
====ここより下のラインにVIVEとIndexが入る====
【遅い】
※厳密に言うとIndexは映像が反映されるのは速いほうだが、自分の動きがVRChatに反映されるのに遅延が生じるので、動きを最重要視する『VRCボクシング大会』としては「同期が遅い」と判定しています。