リンドの夜探しːバーチャルライフマガジンの未来について&TV局構想

毎週木曜日&きまぐれ曜日:夜10時生放送の『さがしものリンド』に出演させていただきましたので、放送の内容を搔い摘んだレポートを書かせていただきます。

リンドさん

さっそくなんですが、自分からの質問をさせていただきたいのですが、本日来た質問とも被ってる部分がありますので、それを交えて質問していきたいと思います。

えー、『やぎこさんへ、VRChatを始めたきっかけを教えてください』

みつあみ

始めたきっかけですね。VRChatという存在はTwitter経由で知ってはいたんですが、始めたきっかけと言うのはそうですね…VRデバイスそのものに興味があったというのが強いですね。ゲームセンターとかによく遊びに行ってたんですが、たまに『VR体験会』みたいなイベントが開催されていて、VRを被って映像を見たり、アトラクション的な体験ができる物があって、それをやって、VRって面白いなぁっていうので興味は持っていました。

一番やりたいって思ったキッカケは、秋葉原のTSUKUMO VRっていうお店でVIVE proの体験会をしたときに、これはすごいなと…!

映像の綺麗さもそうですし、まぁ、美少女になるっていう体験だったんですけど、想像以上に肉体がここにあって、自分の手足がリアルで動かせる。この体験が本当に素晴らしかった。それがきっかけでこの世界に行きたいと思いました。

リンドさん

やっぱり、そこに一瞬にして惚れてしまったという感じですか?

みつあみ

VRは体験とよく言いますけれど、体験すると本当に衝撃受けますね。

リンドさん

なんというか、体験するにも設備が必要と言う事と、デバイスがでかいから付けるにもかっこよくないし、何してるか分からないっていう…

みつあみ

確かに。外から見ると分かりにくいっていうデメリットがありますし、機材自体もゴツいから手を出しにくいみたいなところはありますけども。

リンドさん

実際使ってみると、1回やればわかると

みつあみ

そう!1回やれば忘れちゃうんですよ。なんかこれ怖いなぁとか、これ被るのかぁ…みたいなのも、やればもう気にならなくなります。

リンドさん

ただその1歩が現代だとどうしても遠いんですよね。これが。

みつあみ

そうですねぇ。なかなかね。周知が難しいという課題はありますね。それはみなさん悩んでらっしゃることだと思うんですけど。

リンドさん

やっぱり今はスタンドアロン型がね、もう少し進化して、軽くてかっこいいデザインになってもらうのも勿論そうなんですけど、あと値段もね…

みつあみ

そうですね~…ゼロから揃えるとなるとちょっと値段が掛かってしまいますが…。でもそれだけの値段を払う価値は僕はあると思います。

リンドさん

いやぁ、ある。あるっていうかもう…バーチャルライフマガジンの記事の中の1つにもありましたが、車を買うと。これもう100万、200万の世界だと。でもそれを出すって事は、それに価値があるから…

みつあみ

そう!VRもそれだけの価値はあるんですよね。それこそ北海道の人とかと会うってなったら交通費がすごいかかるじゃないですか。毎日って言ったらそれこそもう飛行機代が…。

それが掛からないってなると、もう十分元は取れてると思います。

リンドさん

もうちょっと踏み込んだ話をすると、学校教育とかでね、例えば英語の先生を日本に呼んで、週何回授業をやるっていうのも、その先生のライフスタイルを変えてもらうっていうのとか、住むところとかの問題も、全部VRにしてしまえば海外から一瞬にして皆さんのいるところまで飛んできて、で、終わったらまた元の海外の生活に戻れるっていう…。こんなメリットがあることはないと。

みつあみ

本当素晴らしいと思います。場所の制約が無いというのは利点だと思いますし、そういう所に世間の人たちも気づいてほしいなって。

バーチャルライフマガジン web版のコネクトステーションになるために

リンドさん

次の話題と言うか…地続きみたいな感じなのですが、『VRChatを続けるきっかけになったものは何ですか?』

みつあみ

やっぱり仲良くしてくれる人がいるからっていうのがVRChatを続ける理由になってくると思うんですけど、定着した理由としては、カッコウさんという方がやられていた『VRChat初心者部屋』っていう企画があったんですね。

そちらがですね、2カ月スパンの企画で、VRChatを始めたばかりの人が集まってワールドを巡ったり、ゲームワールドで遊んだりとかして交友を深めるという企画があったんですけど、そこに参加させてもらったのが定着した理由として大きいですかね。

リンドさん

じゃあもう、最初から『自分はこういう事がしたいからいろんな人に声かけるぞ』という感じではなかったんですか?

みつあみ

そうですね。最初は本当にpublic巡りと言うか、いろんなニューワールド巡って1人で遊んでた感じなんですよ。で、Twitterでたまたまカッコウさんが初心者が集まる会をするよっていうのを見て、それに参加させてもらったのが1つのキッカケではありますね。

リンドさん

その頃はまだバーチャルライフマガジンは考えてなかったですか?

みつあみ

いや、もう全然!何も考えてないです。もうずっと1人で遊んでた感じです。

リンドさん

バーチャルライフマガジンっていうのは…ちょっと話題がズレるんですけど、どれぐらい続けようとかいうのはありますか?

みつあみ

これはですね、今の所僕がメインで記事を投稿している形になってしまってますが、これはみなさんが書けるメディアとして活用していただければなと思うんですね。

なので、僕がいつまで続けるっていう訳ではなくて、みなさんが投稿できる場所でありたいということで作っているので、そういった意味では特にいつまでっていうのは無いですね。

リンドさん

つまり、今のワールドでいう所の『コネクトステーション』というか、みんなが集って情報を交換できる場所のWEBバージョンみたいな感じですか?

みつあみ

あっ!正しくそうです!誰でも書けますので!イベントの告知の記事書きたいとかね!Twitterだと流れちゃうじゃないですか。っていうのでね、活用していただけたらと思います。

VRChatっていうのはみなさんが主役の場所なので。僕はね、本当裏方で居たいんですよ。僕自身は皆さんのようにそんなに魅力のある人間ではないのですが、イベントやられている方とか、ワールド作られている方とか。本当にすごいなって思ってて。そういった方がもっともっと活躍できる世界になってほしいって思ってて。

やっぱりそのためにはこの空間で起きてる事を広く周知させなくちゃいけなくて。なのでそういった媒体を作りたいなって。

リンドさん

みんなが主人公、っていうの分かります!この『リンドの夜探し』も、自分は添え物と言うか、こんなに面白い人がいるんだよとか、こんなにすごい野望を持ってる人もいるんだよっていう人を知ってほしいというのでやっているので。本当に『さがしものリンド』1人だけだと全然足りなくて…

みつあみ

そうなんです!みなさんのお力が必要なんです!結構個人で発信されている方もいらっしゃると思うんですけど、1人の手ではコレ絶対出来ない事なんです。

広報もそうですし、イベントもそうですよね。VRChatで開かれているイベントも、ものすごい数のスタッフさんが協力して1つのイベントが出来上がっていたり。ワールド製作も1人で作ってるんじゃなくて、チームでやられているんですね。大きなところは。

なので1人の力では本当出来ない事なんで、みなさんで、集団で、チームでやっていくっていうのがこれからのVR SNSで大事なキーポイントになってくると思うんですね。

リンドさん

リアルとそんなに変わらないんですよね。もうだんだん、例えば会社を作るとしても1人では経営出来ないですし…。会社に関していえば利益とかそうのもあるとは思うんですが、まぁ事務作業とか、もっと言えば清掃の人とか。そういう人が集まって上手く社会を回しているっていう面ではVRの部分もリアルと変わらずで。

VRを回すためには人が必要、そして組織も必要になってくると。

みつあみ

VRというデバイス自体もまだまだ発展途上のものであるのですが、今やれることをやりたい。

リンドさん

下地が無いと立つビルも立たないですからね。

みつあみ

そうです、そうです。でも楽しい世界が待ってるっていうのは感じてるんです。絶対楽しいものになるし、楽しいものにしたいからこそ動いていきたい。

…『やぎこさんのフットワークの軽さは?』『VRセンス(ファントムセンス)はありますか?』など…まだまだ話は尽きないですが、続きは『リンドの夜探し#43 with 【みつあみやぎこ 】』でご覧ください!



更に『リンドの夜探し#43 with 【みつあみやぎこ 】おかわり!』では、VRCテレビ局の構想を計画中のyuzuzuさん、VRC調査団として社会学的にVRChatのコミュニティを調査しているタロタナカさんにお越しいただいて、VRChatユーザーの繋がりが起きる事によるコンテンツの拡大やVR SNSの可能性をお話しさせて頂きました。

(ソーシャルバグの関係で動画の序盤、インバイトが上手くいかず苦戦していますが、10分12秒~見て頂ければyuzuzuさんたちとのトークが見れます💦)

【さがしものリンド PIXIV FANBOX】https://www.pixiv.net/fanbox/creator/18108615