海水浴やキャンプ、華やかなレジャーもいいけれど、『ハレ』の日ばかりじゃつまらない。
たまにへこたれたり、憂鬱だったりする『ケ』の日もあっての人生。
そんなジメっとした雰囲気を味わえる、雨が続く梅雨の季節にピッタリなVRChatワールドを紹介します。
目次
Riverside Bungalow
南アジアのムワっとした雨をパノラマで楽しめる『Riverside Bungalow』
こちらはインドネシアにある小さな島、ロンボク島の雰囲気を再現したワールドです。
ロンボク島は1年の内4月から9月が乾期、10月から3月までが雨期という熱帯気候。年間通して25℃~30℃の気温で安定しているのだそう。
外には熱帯らしくヤシの木が生い茂っています。
ザーザーと振り続ける雨の音はどこか心地よさがあって、ずっと眺めていられそう。
ハンモックに乗ればバーチャルでリゾート気分が味わえますよ!
憧れの南国暮らしもVRChatなら夢じゃない…?かも?
Rainy uphill to shrine (あじさい寺)
梅雨に咲く綺麗な花と言えば紫陽花。
こちらはいろどり豊かな紫陽花が咲き誇るお寺にお参りが出来るワールドです。
ワールド入り口の階段ふもとにはビニール傘が用意されています。
手に持ってトリガーを引くと傘がバサッと広がって、傘から跳ね返る雨の音が楽しめますよ!
ちょっとした遊び心として、ワールドの中にカエルが隠れています。
みんなはどこにいるか見つけられるかな?
Sunny Rain – お天気雨 –
空は晴れているのに何故だか雨が降ってくる。
そういうのを『お天気雨』なんて言いますが、現実ではなかなかレアリティの高いお天気模様です。
そんなお天気雨をいつでも楽しめるのが、癒色えも(@ishiki_emo)さんが制作したワールド『Sunny Rain – お天気雨 -』です。
雨の日なのに心がスカッと晴れ渡るような不思議な感じ。
気分は軽やか、傘なんてなくてもへっちゃらです。
空には綺麗な虹がかかっていますよ!
これからなんだか良いことが起こりそう。
Just Rain
今日はとことん雨に打たれて落ち込みたい!
という人は、豪雨が降り注ぐ『Just Rain』はいかがでしょう。
容赦なく降り注ぐ雨に打たれれば悲壮な主人公のような気分に浸れますよ。
ドラマチックな演出なので、VR内でのPV撮影にも使えそう。
大雨は好きだけど雨に濡れるのはちょっと…
というあなたは、部屋の横にある赤い傘を手に取ってみてください。
パサっと開けば傘の下には雨粒はやってきません。
Recuerdos Del Olvido
最後はこちら。
薄暗いアパートの1室、キャンドルの灯りだけがゆったりと動く、ノスタルジーなワールド『Recuerdos Del Olvido』です。
ベランダから見る穏やかな海。
向こう岸には煌々と光る民家の灯り。
ワンルームから見渡すにはちょっと贅沢な景色。
でも部屋はいたって普通の、現実味のあるレイアウトになっているのがいいんですよね。
ベランダの植栽が生活感を醸し出していて、等身大な暮らしって感じですごく良い。
VRなら立派なホテルとか、超すごい建造物とかにも住めちゃう訳ですが、やっぱり自分の生活に合った場所が一番落ち着くんですよね。
電気メーターとか見ると安心しちゃう。
日常ってこういうのだよ、うん。
玄関先にある『ROAD』を押すと外に出ることが出来ます。
都会の下町感あふれるコンクリート舗装の道をゆっくり歩いて街散策を楽しんでみて下さい。
雨の日は憂鬱。だけどあえてその憂鬱さを味わいたい時もあるんじゃないかな。
バーチャルではなんでも出来るから、あえて危険なことや面倒な事を体験したくなっちゃう。
お化け屋敷なり、遊園地なり、エンターテインメントは全般的に喜怒哀楽の疑似体験なんていう話もあります。だったらVRで安全に感傷に浸る1日があってもいいよね。