メタな導入から秀才さが光る、VRお化け屋敷ワールド『葬呪』

ドキドキわくわくなお化け屋敷。

お友達とキャーキャー騒ぐのも楽しいし、仲良くなりたい意中のお相手と遊びに行こうもんなら“吊り橋効果”ってやつで一気に仲が深まったり。

そんなお化け屋敷の雰囲気が存分に楽しめるワールド『葬呪-Horror-』がVRChatで公開されています。

導入のアナウンスからしてお化け屋敷だった

VRワールドの中でも人気ジャンルの1つであるホラーワールド。
たくさんのユーザーがホラーワールドを公開していますが、ふーか036(@Fuuka_chan_yade)さんが制作したワールドは他のホラーワールドとはちょっと変わったコンセプトのよう。

というのもこちらは『ホラーワールド』というよりも『お化け屋敷』なのです。

どゆこと?何が違うの?
ホラーワールドもお化け屋敷も一緒じゃないの?

と思うかもしれませんが、ワールドに入ればその違いがすぐに分かるはず。

入り口左のドアに触れると


ピンポンパンポーン

…というチャイムの後に係員のアナウンスが流れます。

『本日はVRお化け屋敷“葬呪”へお越しいただきまして誠にありがとうございます。只今より入場開始となります・・・』

あっ!そこから導入始まるんだ!
ってな感じで、まるでテーマパークのアトラクションの導入のような演出に思わず笑ってしまいます。
まるでラーメンズのコントのようなシュールさ。

でもこういうアトラクションって、スタッフやキャストさんの案内があると楽しさ2倍増しみたいなところありますよね。

キャストさんのアナウンスによると『会場内は非常に暗くなっているので貴重品はカバンの中へ入れていただくか、右手側にございます鍵付きロッカーに入れていただき、落し物がございませんようよろしくお願いします』との事。

隣を振り向くとちゃんとロッカーが用意されているところが芸が細かい。
それでは荷物を預けたらお化け屋敷へレッツゴー!

これだよこれ!ベタな演出が良き

お化け屋敷は1本道を進んでいくウォーク型のアトラクションとなっています。

結構ワっと驚かせてくるものが多いですが、演出は定番のものがほとんどなので、ホラー慣れしている人はそこまで怖く感じることは無いのかなといった印象。

流石に不意打ちでホラー画像が現れると怖いですが、画像はネットでよく出回っている怖い画像系のものばかり。
なので一瞬の驚きと恐怖の後に『くそ~~~!!こんなのにやられるなんて!』と悔しい気持ちがわいてきたり。

『い、今のは別に油断してただけで怖くねーし!』

ついついそんな強がりを言いたくなっちゃう。

他にもお化け屋敷内では壁一面に書かれた赤文字やお墓、虫など、ホラーのあるあるネタをこれでもかと詰め込んでいて、まるでホラー演出オールスターと言わんばかりの仕上がりになっています。

このワールドで『叫んだら罰金〇〇円企画』みたいな配信をやったら盛り上がりそう。

ちなみにワールド制作者のふーか036(@Fuuka_chan_yade)さんいわく、現在このワールドの約2倍の大きさのホラーワールドを作成予定しているのだとか。

作成にあたって、ワールド内で使用するアナウンスのアテレコをしてくれる方を募集しているそうなので、我こそは!と思う方はふーか036さんのTwitterまたはDiscordにて連絡をしてください。

ふーかさんの次回作が楽しみですね!

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