大阪・ミナミの代表的な繁華街!
道頓堀を模したワールドがVRChatで公開されました。
秋葉原や渋谷はよくバーチャルで再現されているけど、そういえば大阪の街の再現ワールドって無いよね。…って事でVRChatコミュニティ『VRChat関西部』の主催、柳透さん(@yanagi_tooru)に案内してもらいましたよ!
ピカピカ光るネオンが楽しい『バーチャル道頓堀』
『バーチャル道頓堀』は『VRChat関西部』というユーザーコミュニティグループが制作した大阪・道頓堀を再現したVRChatワールドです。
もともと『VRChat関西部』は仲間内で集まってVRChatを遊んでいたそうですが、『みんなで集まるワールドが無いよね』という話の流れから、『無いなら作っちゃおう!』というノリで制作が始まったのだそう。
ワールド制作は秋葉原にあるHUBの再現ワールドを制作したIWさん(@vrc_iw)を軸に、みんなで協力して制作を行ったそうです。
ワールドにはあの有名なグリコの看板っぽい物や、プロミスっぽい看板など、パロディネタがぎっしり詰め込まれていて、眺めてるだけでニヤっとしちゃう。
ピカピカ光るネオンの灯りが『大阪来たな~』って感じで気分が高まります。
道頓堀のランドマークがたくさん
グリコの看板の反対側には名物『道頓堀大観覧車えびすタワー』の姿が。
こちらの大観覧車は吊り下げ型ではなく、レール上を周る長円型の観覧車という事で、ちょっと珍しい作りになっています。
ちなみに本家の大観覧車では現在『えびすタワー360°VR動画』という、観覧車に乗りながらVR体験ができる面白いアトラクションをやっているそうです。
バーチャルでリアルな道頓堀をたのしんで、リアルでバーチャルな道頓堀をたのしむ…
う~ん、いよいよどっちが現実なのか分からなくなりそう。
道頓堀り商店街入り口には2025年に開催される大阪万博の誘致を目的に制作されたPRオブジェがありますよ。
こちらのオブジェもリアルにあるものをそのままVRで再現しています。
今回の万博、実は目玉の1つに『サイバー万博』っていう構想があるのだそうです。
リアルの万博会場をそのままメタバース空間に落とし込んで、世界中からVR機器やネットを介して大阪の万博会場に来場出来るように計画しているんですって。
この商店街通りは『VRChat関西部』の主催、柳さんのイチ押しスポットなのだとか。
『バーチャルでもリアルの大阪をちゃんと再現しているんですよ』と見せてくれたのがこちら。
自転車のカゴにポイ捨てされた空き缶や駐禁の警告の紙。
大胆というか、大雑把というか。大阪の人の豪快さがバーチャルでも表現されています。
あ、バーチャルでは駐車監視員はいませんけど、現実だと罰金取られちゃいますからちゃんとした場所に停めましょうね!
他にも見どころたくさん!
本場の大阪餃子が食べられるお店や有名ラーメン店の姿も。
かに道楽…っぽいこちらのお店は、本場と同様、看板の上にあるカニがちゃんと動きます。
VRChatコミュニティとのコラボ作品も
そして道頓堀の川のそばにはVRChatで活動しているコミュニティのポスターずらり。
柳さんによるとリアルの道頓堀でもこの場所にはいろんなポスターが貼られているそうです。
ポスターはTwitterで公募して集めたということですが、DeepWebUndergroundさん率いるVTuberグループ『深層組』からもポスターの提供があったそうです。
VRChatユーザーとのコラボで作られたお店もいくつか用意されているので、お友達とバーチャル食い倒れを楽しんでみてはいかがでしょう?
グリコポーズで写真を撮ってみてね
柳さん曰く、『大阪来た人はみんなグリコの看板の前でポーズして写真撮るんやで~』って事で、バーチャルでもみんなで記念撮影してみました。
こうして写真を撮るとなんだか修学旅行に来た気分。
これからは阪神が優勝したらバーチャルで安全に道頓堀川に飛び込むことができますね。
ワールドは現在publicで公開されています。
下記リンクから遊びに行けますよ!
まだPCもVRデバイスも持ってない!って人はVRChat関西部メンバーのふれいやさん(@VR_Freyancilla)が配信している『バーチャル道頓堀を皆で楽しむ配信』や、VRChat関西部のワールド紹介動画をチェックしてくださいね!