2回目の記事もランキングにのりまして、対談をシリーズ化していく覚悟を決めたオーエンは対談希望者を募り始めました!(希望者はTwitterに連絡おねがいします。)
ありがたいことに今回はトラカンさんが募集してくださいました!
トラカンさんのTwitter
オーエンのTwitter
そうですねwVRC内でもお会いしたことがないので…
そうですねw
なので、はじめは自己紹介をお願いできないでしょうか?
2か月ほど前からVRCを始めました、バーチャルライフマガジン上ではトラカンと名乗っている者です!
普段は友達と話したり、毎週金曜日に行われているイベント『Questコロニー』でパフォーマーとしてダンスをしたりしています。
バーチャルライフマガジン上ではVRC内で出会った楽しいことを記事にまとめたりしています。
それは大分最近入られたんですね!
学校の先輩がOculus Questを突然持ってきて被せてくださいまして・・・その日に購入をきめました。
即決ですねw
Twitterを見てみますとダンスをしてらっしゃるようですが?
そうですね、前回の記事でも名前が挙がってらっしゃいましたが、よいかみさんというパフォーマーの方にお会いし、いろいろあって今はよいかみさんにダンスを教わったり、先ほども言いましたが人前で踊ってみたり、ということを行っています。
なぜダンスを?
ちょっと恥ずかしいんですけど自分はすごく見栄っ張りでして、何かしらこう自分をアピールしたいという願望が常にあって、その一環として人前でダンスをしている…ということになるのかな?あと単純に踊るのがすごく楽しいからですねwバーチャルライフマガジンの記事の執筆もそういう理由で行っているというのが大きいですかね
自己アピール!いいですね!僕も(誰もが認める)見栄っ張りなんで凄くわかります!
いいワードが出てきたので「自己アピール」「見栄っ張り」についてすこし掘り下げてみますかね!
僕等は「どんな自分」を「何のために」アピールしたいんだろう?
トラカンさんはダンスとバーチャルライフマガジンの記事執筆をされているじゃないですか?
記事は表情の導入等のVRC初心者向けの記事が多いのは知っているのですが、ダンスはどのようなダンスなのでしょうか?
そうですね、決められた振り付けを練習するというよりは掛けられた音楽に対して即興で踊る感じですね、自分も初めて日が浅いので「ダンスにはこういうスタイルがあって、ステップがあって…」ということは全然わからないのですが、好きなように動くので「フリースタイル」ということになるのかな?
即興ということは、アドリブでその音楽にあった動きをその場で考えてその場で踊るわけですよね?
ぱっと見そう思えますけど、よいかみさんがおっしゃってた通りとりあえずやってみて、音楽にノッて動けば結構楽しいんですよね。無論、本格的なダンスを極めるとなると非常に難しいことになるわけですが、自分の場合はそういうすごい方々とは別枠というか、「ただシンプルに音楽に合わせて動く」ことをやっているだけなので、技術的な難しさというのはあまりないですね。
どちらかというと、「音楽にノッて楽しむ自分」をみんなの前で見せることへの抵抗を超えるほうが難しかったですと。
つまり・・・その抵抗っていうのは「技術面での恥ずかしさ」というより「自分を魅せること自体への恥ずかしさ」ですかね?
そうですね・・・現実だと自分を取り繕う、真面目な自分をみせてしまう癖がありまして…でもそれをVRC内でやってしまうと絶対に疲れるし楽しくないんですよね。
僕はせっかくなのでありのままの自分、取り繕わない自分を見てほしいんですよ。
だからこそのダンスなんですけど、やっぱり長年真面目な自分を取り繕ってただけあって、やっぱり「音楽にのってダンスをしてる自分」を見てもらう事に対する心理的な抵抗って言うのは大きかったです。最終的には超えられたのですが。
凄く自分の考え、心の動きを把握しているんですね!凄い!!!
僕も現実だと変に取り繕って失敗ばかりしているので、バーチャルではそれを止めれる・・・しかも意識して止めれるって凄いことだなと思います。
ということは「どんな自分をアピールしたいか」なんて問いは不適切で、「ありのままの自分を知ってほしい」ということなんですかね?
そうですね、ダンスだけではなくフレンドとの会話の中でも悩みとかそういう弱い面も出せるようになってきたので、「楽しい自分」とかではなく「ありのままの自分」を知ってほしいんだと思います。
そうなると、なんで「ありのままの自分」を知ってほしいんでしょうね?
僕とかはいろんな人とおしゃべりをしていろんな人のことを知りたいので、そういう話しやすい、親しみやすい自分をみんなに知ってほしいとかあるのですが・・・トラカンさんはどうして自分を知ってほしいのでしょうか?
そうですね、見栄っ張り…というところとも密接につながってくると思うんですが、誰かに承認されたい!という承認欲求が根源にあるのではないかなと。「このトラカンという人物ははダンスできる、記事書ける、いろいろできてすごいなあ」と思われたいんですね、多分。それが大元にあって、自分はこんな人間だ!自分を見てくれーー!!って思いが出てきてるんだと思います。
なんというか・・・ズバッと明確な回答が出てきますね・・・
しかも普通だったら言いにくいこと、認めにくいことだと思うのですがそれが答えとして出てきて、正直すごく驚いています・・・僕自身はそういうのが凄く苦手なのでとても感心しまくっています・・・見習わなくては・・・
ありがとうございますw
ホントにすごい・・・
先ほどから話していて、本当に自分では認めにくいことでもすんなりと認めていってくださっているのですが、普段からそうなのですか?
いえ、現実では全くw
自分を取り繕うというのはそこも含まれてまして、なかなかこういうことを人に話すのって難しいんですよね。
ダンスとか悩み相談とかも現実ではさっぱりですw
でもVR内ではなぜか自分を見せることに対する抵抗感が軽減されてる…のかな?
なぜか『表現する』事に対するハードルが一段下がってるような気がする…どうしてでしょうね?
おもしろい現象ですね・・・なんでなんでしょうか?
匿名性が理由ではないんですよね?それだったらTwitterとかでもいいわけですし・・・
ですね、個人的には適度な現実感の無さが関係しているのかなと。
現実感の薄さって大事だと思うんですよね、現実だといろいろ考えてしまってなかなか自分の殻が破れないところがありまして…
現実だと色々考える?
なんでなんでしょう?
よく聞く「一時的な付き合いなら大丈夫、長期的な付き合いだと考えるとダメ」というわけでもなさそうですし・・・
(よいかみさん達とは長いこと仲良くしていくと感じてらっしゃるようでしたから)
例えばディズニーランドに行くと現実感って薄れるじゃないですか!
お城があってビルがなくて、夢心地というか・・・そういう状態だと自分の殻を破れるんですよね・・・
つまりテーマパークとかウォータランドみたいな非日常感???
でも僕等にとってVRCって日常ですよね?
VRSNSで日常と非日常を分ける重要な要素として「アバター文化」があると思うんですけど、自分の姿がかわるっていう一つのエッセンスで大分非日常に傾くと思うんです。
自分の体って本来なら絶対ついて回るのですが、それを切り離せるだけで気持ち的に勢いがつくんですよね。
アバターになる非日常で日常を過ごす・・・ディズニーは日常の姿で非日常を楽しむ、似ているようで違うこれが自分を出しやすくしてくれて、VRでの表現ができている理由なのかなと思います。
ということVRって「もう一つの現実」や「現実と同じようにする」ことを重要視する意見もみられますが、実はVRSNSとして大事なのは「日常の非日常化」なんでしょうか?
ということは、僕等が過ごしやすいVRSNSであるには、非日常感の演出が大事になってくる?
そうですね、ただこれはワールドとかの大がかりな演出ではなくて、自分の使うアバターを現実ではありえないものにするとかだけでいいのかなと思います。
それだけ体って自分の心に影響があるってことですよね。
つまり、ダンスとかそういうのは他人に「見せたい」ための行為じゃなくてアバターなどによって自分に対して非日常を見せた「結果」なのでは?
あーーー、凄く腑に落ちますね、VRC上で自分を見せようという行為は非日常が与えてくれる「結果」だと!
なんか凄い結論にたどり着いた気がする・・・
僕はVRCではずっとチェロを本体にしてるんですが・・・たまにはギターにして非日常を感をだそうかね・・・
ん?まあ、いいんじゃないですか??ん???
お勧めしますよ・・・楽器アバター・・・トラカンさんダンスならDJが使うレコードになったら楽しいと思いますよ!
……
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本日はよろしくおねがいします!
実は、はじめましてなんですよねw