1922年から1991年まで存在していた超大国『ソビエト連邦構成共和国』
その首都『モスクワ』の景色を観光できるワールドがVRChatで公開されています。
あの時のモスクワをVRで歩こう!『Moscow Trip 1952』
1952年のモスクワを再現したVRワールド『Moscow Trip 1952』
時代はちょうどスターリン政権の終わり頃。
『ソビエト連邦構成共和国』は今で言うロシアやウクライナなど、15の共和国が集まった連邦国家でした。世界の陸地面積の6分の1を占めていた巨大国家で一時期はアメリカと肩を並べる超大国で知られていました。
自宅にはソ連の指導者であるスターリンとレーニンの肖像画が飾られています。
スターリンは「貧民階級の味方」という聴衆への訴えによって人気を得ており、個人崇拝の風潮も強かったそうです。
国も文化も違いますが、何となく懐かしいおばあちゃん家っぽい哀愁が漂う集合団地の一室。
日本で言うとちょうど昭和の時代の懐かしさでしょうか。
団地の外には市民が集う憩いの公園があります。
公園内は自転車や車に乗って散策が出来るので、ぐるっと一周回って街並みを眺めるのも乙なもの。
公園には子どもたちが遊べる遊具が用意されており、実際にVR内で遊具に乗って遊ぶことが出来ます。
ちなみにソ連(ロシア)には所々に廃屋が放置されていることが多く、世界でも生粋の廃墟大国でもあるのだとか。
国の土地があまりにも広大で土地代が安く、建物を取り壊してリフォームするより、別の土地に新しく家を建てた方が安上がりな為、撤去されずに放置された建物がたくさんあるそうです。
こちらのワールドでもそういった土地事情を垣間見られる風景があるので、見かけたらチェックしてみてくださいね!
モスクワ川をクルーズ!城塞『クレムリン』が建ち並ぶ大迫力の観光へ
ワールド内にあるモスクワ川のほとりにはクルーズ体験が楽しめる乗船場が用意されています。
こちらの船の中に乗り込むと…
なんとモスクワの街並みを一望出来るクルーズ体験に参加出来ちゃいます!
クルーズではモスクワの名物、クレムリンと呼ばれる城塞が左右に建ち並び、大迫力の眺めです。
他にも大空を優雅に泳ぐ飛行船や、頭の上をビューンと飛んでいく軍用機、モスクワ川にかかる大きな橋など、見所たくさん。
船内では当時の楽曲を試聴できるオーディオプレイヤーが用意されているので、レトロな音楽を聴きながらクルーズ体験を楽しむのも良さそうです。
そのほか、ワールド内には当時のアート作品や芸術品がたくさん散りばめられているので、鑑賞しながらタイムスリップ観光を楽しんでみてはいかがでしょうか。